おかしな傘
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「ドラえもんのひみつ道具 (おあ-おこ)」の記事における「おかしな傘」の解説
おかしな傘(おかしなかさ)は、「おかしなおかしなかさ」(てんとう虫コミックス19巻に収録)に登場する。現在の技術で製造可能なものも含まれている。 なお「おかしな傘」の名称は前述のエピソード中に登場したこれらの傘の通称であり、作中で用いられた名称ではない。作中では以下の傘が登場する。 おいわいガサ 星条旗を模した派手な柄が描かれた傘。さすと「パンパカパーン」というファンファーレとともに、紙テープや紙吹雪が舞う。原作では「おいわい用のかさ」と呼ばれるのみで名称不明で、この名称はテレビアニメ第2作第2期「おかしなおかしなかさ」(2005年6月24日放送)にて登場する。 オルゴールがさ 赤ん坊を喜ばせるための傘。傘を開くと、ベビー用品のベッドメリーのような飾りがくるくると回り、軽やかなオルゴール音楽が流れる。 筋肉増強ガサ 腕力を鍛えるための傘。傘布部分全体が鉛の塊でできていて非常に重く、これを持つには大変な力を必要とする。原作では「なまりのかさ」と呼ばれるのみで名称不明で、この名称はテレビアニメ第2作第2期「おかしなおかしなかさ」にて登場する。なお、ドラえもんは軽々と持っていた。 こうもりがさ 実際にある傘の通称としての「コウモリがさ」と違って傘布部分が本物のコウモリになっており、開くと空を飛べる。コウモリは生きているらしく、どこかへ飛んでいってしまうこともある。 パラシュートがさ 高い所から安全に飛び降りるための傘。傘布部分がパラシュートになっている。 人さがしがさ ドラえもんのひみつ道具 (ひ)#人さがしがさを参照。 雨ふりがさ ドラえもんのひみつ道具 (さ)#さすとあめがふるかさを参照。 以下は、テレビアニメ第2作第2期「おかしなおかしなかさ」(2005年6月24日放送)で新たに登場した傘。以下の道具名の表記は公式サイト掲載のあらすじ、およびミニコーナー「ひみつ道具スペシャル」(2006年9月15日放送『ドラえもん緊急特番!! 史上最大のひみつ道具スペシャル』内)の文書版 から判断した。 あいあいガサ 差すと傘の下に美少女の立体映像が現れ、すてきな子と相合い傘をしているように見えるというもの。取っ手の部分にダイヤルがあり、3種類のモードで使用できる。「ノーマルモード」で出現する美少女の立体映像は1人だが、「モテモテモード」では使用者を挟んで2人出現し、「超モテモテモード」では使用者の周囲に6人出現する。 テレビアニメ第2作第1期でも同名の道具が登場するが、そちらについてはドラえもんのひみつ道具 (ああ-あと)#あいあいパラソルを参照。 マラソンガサ 取っ手の部分が人間の足を模しており、これを差すと使用者の体が勝手に走り出すが、疲れずに走ることができる。だが自分の意思で止まることができず、傘から手を離せば止まることができる。だが傘を開いたまま傘を手放した場合、それを拾った人はまた走り出してしまう。 (走って帰れる)カサ 正式な道具名は不明。妖怪のからかさ小僧を模した傘。差すと傘の周囲に日本の妖怪が数体出現し、使用者は驚いて思わず走り出してしまう。走って帰れる傘をせがんだジャイアンにドラえもんが出した。 台風ガサ(たいふうガサ) 1号から18号まで18種類の傘があり、差すと傘の下に台風が吹き荒れる。
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