青木遺跡とは? わかりやすく解説

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青木遺跡

名称: 青木遺跡
ふりがな あおきいせき
種別 史跡
種別2:
都道府県 鳥取県
市区町村 米子市青木永江
管理団体
指定年月日 1978.03.22(昭和53.03.22)
指定基準 史1
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: S52-12-039青木遺跡.txt: 日野川とその支流法勝寺川形成した沖積地挾まれて、長者原台地称される広大な台地がひろがる。
 台地はいくつもの支谷で刻まれ、西に向かってのびる丘陵北端やや広い台地営まれている。長期にわたる調査により、地上には繩文時代遡る土壙落し穴が、また、大規模な弥生時代中期から後期竪穴式住居跡掘立柱建物跡を含む集落跡土壙方形周溝墓等がみられたほか、古墳時代竪穴式住居跡掘立柱建物跡をはじめ、古墳等が検出された。また、奈良時代住居跡等をはじめ、平安時代から中世にかけての墓も継続的に広範囲営まれていたことが判明した。特に、青木台地北端当る丘陵の一支脈上には、弥生時代中期から古墳時代中期掘立柱建物跡を含む集落跡とともに有力な古墳集中して営まれている。全長33メートル前方後円墳である青木1号墳全長27メートル帆立貝前方後円墳である青木5号墳をはじめ、円墳15基があり、西方丘陵端には弥生時代方形周溝墓形成されている。台地上の竪穴式住居跡形態施設の面で変化富み掘立柱建物確認されており、青木台地の上調査され各種遺構がこの地区集中して遺存している。
 本古墳大規模なものではないが、米子平野代表的なものであり、調査され台地上の各期・各種遺構あいまって当地方の社会形成推移をよく示すものである
史跡名勝記念物のほかの用語一覧
史跡:  霊雲院庭園  青塚古墳  青木昆陽墓  青木遺跡  青海島鯨墓  青蓮院旧仮御所  青谷上寺地遺跡


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