『666』 (2003 - 2004)
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「hyde」の記事における「『666』 (2003 - 2004)」の解説
2003年より、アルバム制作主体の活動からライブ活動を主体とした<動>に活動方針を180度転換。活動方針を転換した理由について、当時HYDEは「前作が出てから半年以上ステージに立ってないなと思って。だったら考え方を変えてライブができる様なアルバムを作って、みんなに会いに行きたいなあって気持ちになった」と述べている。また、HYDE曰く「ここからがソロとしての本格的なスタート」という想いがあったという。 2003年4月27日から同年5月15日にかけて、ken(L'Arc〜en〜Ciel)が前年に結成したロックバンド、SONS OF ALL PUSSYSが主宰するライブツアー「BUBBLE FESTiVAL」に参加。同年6月4日にリリースされた4thシングル「HELLO」を含め、当時未発表だった楽曲をこのライブで披露している。同年11月6日には映画『スカイハイ 劇場版』の主題歌に起用された5thシングル「HORIZON」を、12月3日には2ndアルバム『666』をリリースした。アルバム制作において、ロックバンド、Oblivion DustのKAZ(現K.A.Z)が共同プロデューサー兼ギターアドバイザーとして参加している。HYDEはL'Arc〜en〜Cielの楽曲制作で時折ギターを弾くことはあったが、この作品で初めて本格的にギタリストとして楽曲制作を行っており、前作で見せた音楽性から一転し、ヘヴィなリフを多用したハードロック路線に舵を切っている。 ライブは、HYDE自身がボーカルとギターを務め、サポートとしてHIROKI(ex.media youth、ex.KILLERS)がベース、FURUTON(ex.SPACE COWBOY、ex.Oblivion Dust、ex.BUG)がドラムスとして参加し、スリーピースバンドスタイルで開催した。ライブを通してHYDEが全編ギターを担当することは初のことで、HYDEはライブの感想について「ギターを弾くので手一杯だった。多分凄い下手くそだったと思うんですけど最初って。でもなんか凄い懐かしい感じがしましたね、高校生みたいな」「ほんとに本当に高校生以下の演奏だったけどね、多分(笑)。俺以外の2人は上手なのかもしれないけどそれすらも分からないというか、自分のことで手一杯で。でも面白かったですね、今でもそういう気持ちで出来るんだなあって改めて思いますね」と述べている。 2003年8月1日には野外ロック・フェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2003」にシークレットゲストとして出演。また、翌2004年にはソロ名義で初のツアーとなる「2004 FIRST TOUR 666」を国内11都市(21公演)で開催した。同年3月14日に行われた同ツアーのZepp Sendai公演において、sakura(ZIGZO、ex.L'Arc〜en〜Ciel)がゲスト出演し、L'Arc〜en〜Cielの楽曲「I'm so happy」を披露している。
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