『機動戦士ガンダム サンダーボルト』におけるガンタンク
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漫画・アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場するガンタンクは、大きくアレンジがほどこされ、『機動戦士ガンダムF91』に登場するガンタンクR-44や、『機動戦士ガンダムUC』に登場するロトの戦車形態に近いシルエットとなっている(型式番号:RX-75)。 腕部が5本指のマニピュレーターになっており、前腕部甲に4連装ボップ・ミサイル(漫画版ではマシンガン)が取り付けられている。キャノン砲は肩口ではなく、腕部側に設置されている。無限軌道は前後に1基ずつとなっており、後部に6連装ミサイル・ポッドを装備するが、ア・バオア・クーなどの低重力下では、ミサイル・ポッドに替わって後部無限軌道に機体を下へ押し付けて走行するための姿勢制御スラスターが取り付けられる。車体前部は兵員輸送スペースとなっている。コックピットは頭部が複座になっており、前部に砲手、後部に車長が搭乗する。 アニメ版では一部デザインが変更され、キャノン砲はバックパックに移動、マニピュレーターにメリケンサック状のものを握っている。姿勢制御スラスターも設置されない。 劇中での活躍 ア・バオア・クー攻略戦で、「黒猫隊」の隊長クリード大尉を車長、ソニア中尉を砲手とする1機がガンダム・ヘッド部隊とともにア・バオア・クー内部へ進入、モニカ・ハンフリー大佐が派遣した特殊部隊のエスコートを務める。終戦後、黒猫隊は本機3機とともにペガサス級強襲揚陸艦「スパルタン」に配属される。塗装はベージュとブルー・グレーを基調とする。 漫画版の外伝「砂鼠ショーン」では、宇宙世紀0080年3月のアフリカで、強盗団「砂漠の鷹旅団」所属の2機が登場、砂漠を高速で移動する。傭兵のショーン・ミタデラのグフと交戦、ヒート・ロッドでまとめて撃破される。塗装はサンド・イエローと茶色を基調とする。
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