『ローマの休日』とは? わかりやすく解説

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『ローマの休日』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/27 11:25 UTC 版)

オードリー・ヘプバーン」の記事における「『ローマの休日』」の解説

1952年夏に撮影始まったアメリカ映画『ローマの休日』(公開1953年)で、ヘプバーンは初の主役射止めた。『ローマの休日』はイタリアローマ舞台とした作品で、ヘプバーン王族としての窮屈な暮らしから逃げ出しグレゴリー・ペック演じたアメリカ人新聞記者恋に落ちるヨーロッパ某国王女アン演じた。『ローマの休日』の製作者は、当初アン王女役にエリザベス・テイラージーン・シモンズ望んでいたが、どちらも出演できなかった。 製作当初は、主演としてグレゴリー・ペックの名前が作品タイトル前に表示されヘプバーンの名前はタイトルの後に共演として載る予定だった。しかしペック撮影始まってすぐに自分エージェント問い合わせ自分と対等にするように要求エージェントスタジオ最初渋ったが、ペックは「後で恥をかく。彼女は初めての主演アカデミー賞手にするぞ」と主張ヘプバーンの名前は作品タイトル表示される前にペックの名前と同じ主演として表示することになった各国ポスターなどの宣材でもペック同等扱いになった。 『ニューヨークタイムズ』では「このイギリス女優スリム妖精のようで、物思い沈んだ美しさ持ち反面堂々としていて、新しく見つけた単純な喜び愛情心から感動する無邪気さ兼ね備えている。恋の終わり勇敢に謝意表した笑顔見せるが、彼女の厳格な将来立ち向かって気の毒なくらい寂しそうな姿が目に残る」と評されている。ヘプバーン人気高まり1953年9月に『タイム』誌、12月には『LIFE』誌とアメリカメジャー誌の表紙飾った。『ローマの休日』のヘプバーン評論家からも大衆からも絶賛されアカデミー主演女優賞のほかに、英国アカデミー最優秀主演英国女優賞ゴールデングローブ主演女優賞ヘプバーンもたらした

※この「『ローマの休日』」の解説は、「オードリー・ヘプバーン」の解説の一部です。
「『ローマの休日』」を含む「オードリー・ヘプバーン」の記事については、「オードリー・ヘプバーン」の概要を参照ください。

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