『ティベリウム』シリーズ
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「コマンド&コンカー」の記事における「『ティベリウム』シリーズ」の解説
コマンド&コンカー(Command & Conquer、『命令と征服』)(初代) 1995年発売。世界連合軍のGDI軍と秘密組織NOD軍との全面戦争を描いたコマンド&コンカー初代作。Tiberian Dawn(ティベリウムの暁)とも言う。コマンド&コンカー:コバートオペレーション 初代C&Cの拡張パック。 初代C&C及びC&C: THE COVERT OPERATIONS(秘密作戦)はプレイステーションに移植された。 コマンド&コンカー:ソール・サバイバー(Sole Survivor、『唯一の生存者』) 1997年発売。 コマンド&コンカー2:タイベリアン・サン (Tiberian Sun、『ティベリウムの太陽』) 1999年8月発売。多額の予算を使って作成されたが、ユニットの特徴がはっきりせずよい評判は得られなかった。C&C2とも言う。背景は再びGDI軍とNOD軍との戦いである。 拡張パックに2000年2月に発売されたC&C2: Firestorm(火の嵐)がある。 コマンド&コンカー:レネゲード (Renegade、『反逆者』) 2002年2月発売。RTSだった今までの作品に対し、この作品はFPSという異色を放った作品。コマンド&コンカシリーズ初のフル3D作品でもある。シングルプレイではプレーヤーはGDI軍のベテラン・コマンドー、ニック・パーカー大尉を操り、NOD軍の基地に潜入し破壊活動を行う。 コマンド&コンカー3:タイベリウム・ウォーズ (Tiberium Wars、『ティベリウムの戦』) Westwood社がエレクトロニック・アーツ社に吸収される前に発売を計画していたコマンド&コンカーシリーズ。C&C3とも呼ばれる。エレクトリック・アーツが他の作品の製作に力を入れていたため、Westwoodのスタッフは不満を感じWestwoodを解散させた。またエレクトリック・アーツの商業的なスタイルは多くのWestwoodのスタッフを離職させることとなった。ティベリウム・ウォーズはエレクトリック・アーツLAと12名にも満たない前Westwoodのスタッフが参加する形で製作された。ストーリーはC&C: Tiberian Sun を引き次ぐ。日本未発売。 陣営はGDIとNOD以外に、人類の住む太陽系で幾世紀も眠り続けていた宇宙生命体の勢力、Scrinが参戦している。 2047年、GDIのフィラデルフィア宇宙ステーションがNODの地上から発射した核弾頭の攻撃を受けて戦争の火蓋が切られる。 グラフィックには前作のジェネラルズの描画エンジンをさらに強化したものが使われている。Windows版は2007年3月28日にリリースされた。その後Xbox 360版もリリースされた。コマンド&コンカー3:ケインズ・ラス (Kane's Wrath、『ケインの怒り』) 2008年3月に発売されたタイベリウム・ウォーズの拡張パック。新しくユニットやミッションが追加された。日本未発売。 コマンド&コンカー4:タイベリアン・トワイライト (Tiberian Twilight、『ティベリウムの夕暮れ』) 2010年3月16日発売。タイベリウムシリーズの最終作。
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