『シェリル 〜キス・イン・ザ・ギャラクシー〜』の登場人物
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小山鹿梨子の漫画『シェリル 〜キス・イン・ザ・ギャラクシー〜』は、シェリルを主人公とし、アルト、ランカをはじめとする美星学園のメンバー(ナナセ、クランを含む)、シェリルのマネージャーであるグレイス、ほかの作品とは異なりグレイスの指揮下になくギャラクシー船団元老院の指示で動くブレラといった面々がおもなキャラクターとして登場する。単行本第3巻に描き下ろされた最終話にはS.M.S隊員やキャサリン、三島、グラス大統領もわずかではあるが登場する。以下はおもなオリジナルキャラクター。 天城 リリス(あまぎ リリス) 幼少期のシェリルが通う「エラトー音楽学院」の生徒で、クラスでもトップの実力者。インプラントで聴力を強化している。シェリルの才能をいち早く見抜き、ライバル候補として叱咤激励する。歌舞伎役者15代目天城炎十郎の娘で、「歌舞伎に女は不要」という父の考え方からエラトーに預けられた。天城一門が敵視する早乙女一門の矢三郎に恋心を抱く。ギャラクシー船団内に突如出現したバジュラの攻撃からシェリルをかばって命を落とし、シェリルが歌い手として頂点を目指す原動力となる。 スルト ギャラクシー船団元老院の長。かつては辺境惑星に暮らす少女だったが、バジュラによって家族を奪われ、元老院に拉致されて人間としての尊厳を奪われる。胸にフォールドクォーツを埋め込まれているために高度な知識と超能力を有する。その力を利用してギャラクシーの頂点に上り詰め、ランカの歌によってバジュラを操り、人類と争わせて両者の根絶をもくろむ。しかし、単身で乗り込んできたシェリルの歌によってランカを奪還され、自我を取り戻したブレラの攻撃を受けて致命傷を負う。自分と同じ境遇だというシェリルとランカの心に触れて、自身の死と同時に強化型V型ウイルスを載せたギャラクシー6が地球にフォールドすることを伝え、バジュラの幼生たちに看取られながら最期を迎える。
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