『キスダム』制作開始から放送終了までとは? わかりやすく解説

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『キスダム』制作開始から放送終了まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 09:36 UTC 版)

キスダム -ENGAGE planet-」の記事における「『キスダム』制作開始から放送終了まで」の解説

その後2006年12月に『キスダム -ENGAGE planet-』とタイトル変更してアニメ雑誌などで再発表された。主要なスタッフ長岡康史選出し大枠部分作り上げていたが、体制に無理が生じ放送に間に合わなくなる恐れ出たため原作監督シリーズ構成兼ねていた長岡総監督シリーズ構成へ、監督佐藤英一、副監督神戸洋行それぞれ務める形となったことが、放送開始間近2007年3月頭に発表された。またこの際に、原作表記が「長岡康史サテライト」から「サテライト、ワールドビジネスエンタープライズ」へと変更されている。 佐藤長岡から「細かい設定気にせずに、視聴者楽しめる作りをして欲しい」との言葉受けて制作担当していくこととなるが、その際引き継ぎ呼べるものはなかったという。そこで、長岡残した絵コンテなどを再構築して制作進めていったが、これによって当初長岡目指していた作品とは若干違うものになった。このことについて、佐藤インタビューで「長岡さんが変身ヒーロー物をやりたいのは何となく感じたが、長岡さんしか作ることが出来ないものを僕は制作できない。そこで、決められ時間内でフィルムをまとめるにはどうするか、“僕の”変身ヒーローものをやることによってキスダムまとめようと思った」という趣旨発言をしている。また副監督神戸は、サブキャラクター小物デザイン担当した他、絵コンテ以降ビジュアル面を佐藤より任され演出総括行なっていた。なお長岡は、この変更伴って制作外れたわけではなくシナリオ調整音響立会いにも参加しており、佐藤とも意見を交わすなどして『キスダム』の制作には最後まで関与していたという。このように他作品における通常の総監督監督・副監督」という関係性ではなく、全く違う形で制作進行していった。 制作体制変更結果9月2クール放送終了した。しかし、第4話想定外総集編挿入されたり、オープニング映像完成第17話になるなどの点で、制作状況逼迫影響散見された。だが逆に制作スタッフからは「制作状況厳しく追い込まれているライブ感のある現場であったため、このような他に類を見ない魅力的な作品完成したのでは」という主旨発言もあり、さらに「自分やりたいことが出来現場」でもあったという。なお、大まかなシナリオ放送前にほぼ完成していたため、第1話から最終話までストーリーがぶれることなく伏線交えつつ話が進行した2007年7月よりDVD発売される予定だったが、諸般の事情により現在もDVDに関して発売延期のままである。しかし2011年に『キスダムR』のBD-BOX発売された。詳細は#映像ソフト参照

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