「第三夜」のメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 22:08 UTC 版)
Web連載時に「呪われた血族」のタイトルで発表され、文庫版で「第三夜」、漫画版で「解」と改題されたエピソードの登場人物たち。時系列では「最終夜」の終盤(劇中の「世界が壊れた日」)の出来事を描いている。いわゆるパラレルワールド(ただし、この表現は劇中で否定されている)のような世界を舞台に、従来とは異なるルールの「カラダ探し」が描かれる。「第三夜」では、選ばれた5人の男女が、メンバー1人あたり6つに分割されたメンバー自身のカラダの分身を全て探し出して集めることで終了するルールで、「赤い人」に課せられたルールも異なり、また殺されても生き返るものの、時間はループせず、7日間のうちに全員分のカラダを集めなければならない。 下記メンバーはリンク先を参照 柊 留美子 相島 美雪 杉本 健司 池崎 龍平(いけざき りゅうへい) 男性。武司や高広の舎弟。空手の有段者。己の性欲に正直で、そのことが原因となって留美子からは「死んでも構わない奴」として軽蔑されるまでに関係が拗れる。その一方で留美子と交わした「カラダ探しが終わったら性交させてもらう」という守る気のない空約束(漫画版ではキスの約束に変更されている)を果たすべく命懸けで奮闘し、最終的には留美子の心を射止める。 袴田 あゆみ(はかまだ あゆみ) 女性。「第二夜」で名前のみ登場していた、武司の妹。兄の武司を熱烈に慕っており、周囲からブラコン扱いされている。本来の世界ではカラダ探しの呪いによって命を落とすが、「第三夜」の世界では留美子らの友人として登場する。 小野山 美紗(おのやま みさ) 女性。しゃちほこばった大仰な言い回しを好む謎めいた少女。小野山 美紀が人間として転生した姿。本来の歴史では生まれてこなかったことになっている弟に当たる人物の娘で、美子と美紀にとっては姪に当たる。解放されてしまった美子を封じるためにメンバーを集め、カラダ探しのルールを作り直して臨む。カラダ探しを通じ、留美子と友情で結ばれていく。遥と容姿が似ている。
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