「第三の男」を飛び越え頂点へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/25 06:23 UTC 版)
「佐々木昭彦」の記事における「「第三の男」を飛び越え頂点へ」の解説
同年の高松宮杯決勝。佐々木は中野、井上を従え、九州軍団の先陣役を務めることになった。対するは山口健治、山口国男の山口兄弟に加え、片岡克巳、国松利全の岡山勢も加わったフラワーライン。残りあと2周の時点で佐々木は片岡と併走状態となったが、ジャンで片岡に一車譲って国松と併走する形となった。そしてその後ろも当然併走。インに中野-井上-藤巻昇、アウトに健治-国男-佐藤彰一。そして残りあと一周の地点で波乱が起こった。 健治が中野にプッシュをかけたところ中野が転倒。これに井上、藤巻も乗り上げてしまった。その後片岡が逃げの体勢に入ったが、バック付近で佐々木が国松をどかして片岡の番手を奪取。そして直線に入って佐々木は片岡を交わし優勝を果たした。「僕のような弱い者が勝ってしまって・・・」と佐々木は優勝インタビューで恐縮していたが、それでも滝澤に次いで43期生として2番目のGIタイトルホルダーとなった。そして翌年も滝澤がタイトルを取れば、佐々木がそれに続くという形となった。
※この「「第三の男」を飛び越え頂点へ」の解説は、「佐々木昭彦」の解説の一部です。
「「第三の男」を飛び越え頂点へ」を含む「佐々木昭彦」の記事については、「佐々木昭彦」の概要を参照ください。
- 「第三の男」を飛び越え頂点へのページへのリンク