《芳名帳》の正しい読み方
「芳名帳」の正しい読み方
「芳名帳」の正しい読み方は、「ほうめいちょう」である。「芳名帳」の意味解説
「芳名帳(ほうめいちょう)」は、葬儀や結婚式、個展、式典などの出席者が名前や住所を書く帳面のことである。一般に受け付けに置かれており、受け付けする際に参加する本人が自分で記帳する。また、参加者全員が記入するのが基本である。これは、「芳名帳」の役割が、出席者の把握にあるためである。名前や住所を記載してもらうことで出席者を正確に把握し、後日お礼を送るときや次回の招待客のリストアップなどに活用する。なお、葬儀やイベントへ参加する際、遺族や開催者と面識がない場合、後からどこの誰なのかわかるように記載する必要がある。なぜ「芳名帳」と読むのか・理由
「芳名帳」という語は、「芳名」を書く「記帳」に由来した言葉である。このうち名前の敬語表現である「芳名」は、「ほうめい」と読む。そこから、「芳名帳」は「ほうめいちょう」と読む。「芳名帳」の類語・用例・例文
「芳名帳」の類語には、「芳名録(ほうめいろく)」がある。ほぼ同じ意味で使われる。また、「芳名」自体がすでに敬語表現であるが、そこにさらに敬意を表す接頭辞「ご」を付けた「ご芳名帳」と表現されることもある。「ご芳名」という表現は二重敬語と言えるが、例外的に正しい使い方とされている。なお、「芳名帳」の語の由来となっている「芳名」の類語には「尊名」があるが、「尊名帳」と表現されることは一般的にない。「芳名帳」の英語用例・例文
「芳名帳」は英語では「visitors' book」あるいは「guest book」のように表現できる。《芳名帳》の正しい読み方
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