≪韓国語≫キンパ
別表記:김밥、kimpa、キンパ
その起源については韓国固有説と日本伝来説があり、小正月に食べていた海苔にご飯を巻いた「福裏(ボクサム)」が由来だとされるのが韓国固有説。しかし「ボクサム(福裏)」が具体的にどのような食べ物であったかは未だにはっきりとしておらず、のり巻きとの歴史的な関連性も確認できていないため、その結びつきは証明されていない。それに対し、日本の植民地だった時代に日本の食べ物であるのり巻きから由来したというのが日本伝来説である。現在のご飯の味付けはごま油や塩が主だが、解放後から70年代半ばまでは韓国のキンパもお酢で味付けをしていたとされている。
韓国語「キンパ」とは、「キンパ」の意味
日本の巻き寿司に似ている韓国料理で、ごま油や塩で味つけしたご飯に具材をのせ海苔で巻いた食べ物のことである。日本語では「韓国のり巻き」と言われることも多い。入れる具材として一般的なのものは、ごぼう、ニンジン、卵、ほうれん草、たくあんなどだが、しっかりとした決まりはなく多いと7種類から10種類程度入ることもある。各飲食店や家庭によって多種多様なキンパが楽しまれているが、基本的に温かいご飯の上に具材をのせて作るため、日本とは違い刺身などの生ものは使用されない。持ち歩きがしやすいため、日本でいうところの「おにぎり」のように韓国では遠足やピクニックの際の定番メニューとなっている。その起源については韓国固有説と日本伝来説があり、小正月に食べていた海苔にご飯を巻いた「福裏(ボクサム)」が由来だとされるのが韓国固有説。しかし「ボクサム(福裏)」が具体的にどのような食べ物であったかは未だにはっきりとしておらず、のり巻きとの歴史的な関連性も確認できていないため、その結びつきは証明されていない。それに対し、日本の植民地だった時代に日本の食べ物であるのり巻きから由来したというのが日本伝来説である。現在のご飯の味付けはごま油や塩が主だが、解放後から70年代半ばまでは韓国のキンパもお酢で味付けをしていたとされている。
韓国語「キンパ」のハングル表記
キンパはハングルで「김밥」と表す。김(キム)が海苔、밥(パプ)がご飯を意味し、組み合わせて「김밥(キムパプ)」、直訳すると「海苔ご飯」となる。日本ではカタカナ表記で「キンパ」と表されることが多いが、「キムパプ」、「キンパプ」などいくつかの方法で表されることがある。発音からくる表記の違いであり、意味としては全て同じく「김밥」を指している。韓国語「キンパ」の発音
海苔を表す「김(キム)」とご飯を表す「밥(パプ)」で「김밥(キムパプ)」。辞書などで表示されている発音はよく「キムバム」になっているが、二文字ともパッチム(一音で読むハングル文字の「子音+母音+子音」の組み合わせで最後にくる子音)の発音が入っている。「김」のパッチム「ㅁ(ミウム)」は唇が重なって出る「m」の音になり、「밥」のパッチム「ㅂ(ピウプ)」は「p」の音になる。パッチム「ㅁ」はあくまで「m」の音であり「ム(mu)」とは発音せず、パッチム「ㅂ」も「p」であり「プ(pu)」とは発音しない。それらを意識して「김밥」を読むと、カタカナで表す「キムパプ」とは少し異なる発音となる。 このページでは「実用日本語表現辞典」から≪韓国語≫キンパを検索した結果を表示しています。
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