ちょう‐おん〔テウ‐〕【調音】
調音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/10 07:58 UTC 版)
調音(ちょうおん、英: Articulation)は、言語音を発音するため、舌や唇などの調音器官を動かし声道の形を変えることによって、気流に影響を与え、さまざまな種類の音声(子音および母音)を作り出すことをいう。調音の仕組みを調音機構という。気流および発声の仕組みと並んで言語音の主要な構成要素の一つである。
- ^ プラム・ラデュサー(2003), p. 276.
- ^ Ladefoged & Maddieson (1996) p.323
- ^ プラム・ラデュサー(2003), p. 266,271.
- ^ a b Ladefoged & Maddieson (1996) p.329
- ^ "平面波のみの伝搬を仮定した 円筒管は音響管と呼ばれる。(竹本浩典 & 足立整治 2020, p. 188-195).
- ^ "比較的低い周波数における円筒管の内部では, 長軸に沿って伝搬する平面波が主であると見なすことができる。(竹本浩典 & 足立整治 2020, p. 188-195)
- ^ a b "十分短い間隔で輪切りにすれば,断面積の異なる複数の円筒管を接続した音響管と見なすことができる。これを縦続音響管モデルという。(竹本浩典 & 足立整治 2020, p. 188-195)
調音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 05:53 UTC 版)
両唇音 - 上唇←下唇 唇歯音 - 上歯←下唇 歯音 - 上歯裏←舌尖・舌端 歯茎音 - 歯茎←舌端 そり舌音 - 後部歯茎←舌尖 後部歯茎音 - 後部歯茎←舌端 硬口蓋音 - 硬口蓋←前舌面 軟口蓋音 - 軟口蓋←後舌面 口蓋垂音 - 口蓋垂←後舌面 咽頭音 - 咽頭←舌根 声門音 - 声帯 調音部位は子音を分類する際、発声の次、2番目に置かれる。 例)[p] - 無声・両唇・破裂音
※この「調音」の解説は、「調音部位」の解説の一部です。
「調音」を含む「調音部位」の記事については、「調音部位」の概要を参照ください。
「 調音」の例文・使い方・用例・文例
- 調音音声学.
- 人々はその当時、無調音楽を受け入れなかった
- 各キーのピッチがパフォーマーによって固定され、変化することができない鍵盤楽器の調音
- 管楽器を演奏するときなどに、舌を使って演奏することで調音する
- 調音の、または、調音に関する
- 調音素性
- 調音音声学
- 無調音楽に関連するまたはそれの
- 普通のオーボエより1オクターブ低く調音したオーボエ
- 半音階をなすように調音された木片と共鳴器をもつ打楽器
- 呼吸の聞き取れる発散を含んでいる調音の方法
- 言語音を形成するために、調音器官をくっつける発音の形勢
- 単語か形態素の発音が、(特に流暢な発話において)直後に別の単語が続くときに変化する調音プロセス
- 周辺運動神経の、または、言語筋肉組織の欠陥から生じている調音能力の欠陥
- 硬口蓋と全舌面の間で調音される音
- 声門で調音される音
- ある音の調音を行う時に働く,自由に動く音声器官
- ある音の調音を行う時に,調音体の作用を直接受ける部分
- 調音音声学という学問
- 三内という,韻学の三つの調音点
調音と同じ種類の言葉
- 調音のページへのリンク