調音を象徴的に表す字母的記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 04:31 UTC 版)
「発音記号」の記事における「調音を象徴的に表す字母的記号」の解説
服部のいう第二種の記号。既存のアルファベットに基づかず、音から形を決めるもの。アレクサンダー・メルヴィル・ベルの視話法の文字が代表的なもので、ヘンリー・スウィートはこれを改良したものを「revised Organic」と呼んで論文に利用した。しかし、スウィートによると、視話法は単純ではあるが記号どうしの識別が難しく、とくに似た音を似た記号で表すため、音が近い記号どうしは本質的に区別がしづらくなる欠点があった。また、服部によるとベルやスウィートの音声の分析には問題があるが、その説に従うことを前提としているという問題点もあった。
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