落款

デジタル大辞泉

らっ‐かん〔ラククワン〕【落款】

読み方：らっかん

［名］(スル)《落成の款識(かんし)の意》書画が完成したとき、作者が署名し、または押印すること。また、その署名や印。

歴史民俗用語辞典

落款

読み方：ラッカン（ｒａｋｋａｎ）

書画に姓名・雅号などを書き、また印を押すこと。

短編小説作品名辞典

落款

作者園村昌弘

収載図書銀幕に恋して
出版社海鳥社
刊行年月2007.3

ウィキペディア

落款

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/09 06:13 UTC 版)

落款（らっかん）とは、落成款識（らくせいかんし）の略語で、書画を作成した際に製作時や記名、識語（揮毫の場所、状況、動機など）、詩文などを書き付けたもの、またその行為を言う。その文を款記といい、その時捺す印章を落款印と言う。慣習上、署名として押捺された印影、または署名に代えて押捺した印影をさすことも多い。署名用の印そのものを落款と称することもある。

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落款

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「大橋翠石」の記事における「落款」の解説

翠石（すいせき） - 「作品画像」節に参考画像あり。 "点石翠石（てんせきすいせき）" - 画号「翠石」の「石」の字の第4画上部に点が付されていることから、そのように通称される。1910年（明治43年）夏まで使用。「作品画像」節に参考画像あり。 即現（そくげん） - 須磨時代の別号。観音菩薩像など崇敬の対象となる画題にしばしば用いている。 鉄拐山民（てっかいさんみん） - 須磨への移住以降に用いられた。西須磨にある鉄拐山に由来する。 石寿（せきじゅ） - 1942年（昭和17年）に喜寿の記念として号したという。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

落款

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 04:30 UTC 版)

名詞

落 款（らっかん）

1. 作者が書画に署名や押印をすること。
2. 作者が書画にする署名や印。

動詞

活用

サ行変格活用

落款-する

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「 落款」の例文・使い方・用例・文例

• 無落款の書
• 無落款の画