この項目では、記号 について説明しています。
プラスのその他の用法については「プラス 」をご覧ください。
マイナスのその他の用法については「マイナス 」をご覧ください。
+ −
プラス記号 (+ ) とマイナス記号 (− ) は、正負 や加法 および減法 の表記に使われる数学記号 である。これらの記号は多かれ少なかれ類似点のある他のいろいろな意味にも拡張されて使われてきた。プラス (plus ) とマイナス (minus ) は、それぞれ「より多い」と「より少ない」を意味するラテン語 の表現である。日本語においては、プラス記号については、加算記号として用いる場合には足す (たす)と読み、マイナス記号については、減算記号として用いる場合には引く (ひく)と読む。プラスとマイナスを合わせて「プラスマイナス 」「プラマイ」と呼ぶこともある。
歴史
これらの記号はいまやアルファベット やアラビア数字 と同程度に見慣れたものである。しかし、プラス記号とマイナス記号の起源は必ずしも明らかになっているわけではなく諸説ある[ 1] 。
一説には船乗りが樽の水の使用量を − の記号で表し、補充して満水になったときにそれを縦線で取り消したのが + の記号の始まりといわれている[ 1] 。船乗りではなく葡萄酒を売っていた商人が用いた記号という説もある[ 1] 。
エジプトヒエログリフ の加算記号は文章が書かれる方向(エジプト語 では右横書きと左横書き両方が用いられた )へ歩いている一組の脚に似ており、左右反転した記号が減算を表した。
ヒエログリフの加算記号と減算記号
ヒエログリフ
左横書きのとき
右横書きのとき
プラス、マイナス、ハイフンマイナス。
ハイフンマイナス 記号 (-) はISO/IEC 646 版のマイナス記号であり、ハイフン も兼ねている。ほとんどのフォントでマイナス記号より幅が短い。文字集合がISO/IEC 646やASCIIなどのマイナス記号を持たない文字集合の場合に真のマイナス記号の置き換えとして使うことができる。
脚注
関連項目
外部リンク
「−」の例文・使い方・用例・文例 Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。
・−のページの著作権
Weblio 辞書
情報提供元は
参加元一覧
にて確認できます。
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License . この記事は、ウィキペディアのプラス記号とマイナス記号 (改訂履歴) の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Weblio辞書 に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います: Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unported でライセンスされています。
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語ワードネット 1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved. WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved. 「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group , and are used in conformance with the Group's licence .