#KuToo運動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:21 UTC 版)
詳細は「#KuToo」を参照 2019年1月24日のツイート 私はいつか女性が仕事でヒールやパンプスを履かなきゃいけないという風習をなくしたいと思ってるの。専門の時ホテルに泊まり込みで1ヶ月バイトしたのだけどパンプスで足がもうダメで、専門もやめた。なんで足怪我しながら仕事しなきゃいけないんだろう、男の人はぺたんこぐつなのに。 — 石川 優実、Twitter が反響を呼ぶ。このツイートが拡散されるなかで、#MeTooに倣い靴と苦痛をかけた「#KuToo」のハッシュタグが登場した。2週間後、Change.org Japanのスタッフである遠藤まめたからの呼びかけに応じ、厚生労働省にパンプス強制を禁止する通達を各企業に出すことを求める署名活動を行った。 2019年6月5日の厚生労働委員会 で厚生労働大臣の「例えば労働安全衛生の観点からは、腰痛や転倒事故につながらないよう服装や靴に配慮することは重要であって、各事業場の実情や作業に応じた対応が講じられるべきであると考えております。」と、雇用者の安全配慮義務が靴の着用規定にも及ぶとした上で、「女性にハイヒールやパンプスの着用を指示する、義務づける、これは、社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲か、この辺なんだろうと思います、それぞれの業務の特性がありますから。」(ヒール靴の着用指示・義務づけは、社会通念に照らし業務上必要かつ相当な範囲であるかが是非の判断基準(”この辺”)になる)との答弁に対して、ハイヒール・パンプス着用義務付けは「社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲」であると答弁したとの誤報道が相次ぎ、石川も「署名を提出して、社会通念を考え直して欲しいということを伝えたつもり。ヒールを履くことがなぜマナーなのか、明確な答えはない」「健康被害があることが、分かっていないような発言です。」と大臣を批判した。石川は、誤報道がつくりだした”不当な政府”に挑戦する女性として、日本だけでなく海外でも知られるようになり、同年10月、BBCが2013年から毎年選出している「100人の女性」に日本人2人のうちの一人として選ばれた。 年末には「#KuToo」が新語・流行語大賞でトップテン入りし、石川が受賞した。
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