黒潮（くろしお）Kuroshio
日本海流（にほんかいりゅう）Japan Current
北太平洋の亜熱帯循環の西縁を構成する海流で、フィリッピン東岸で北赤道海流が分岐して北上し、台湾東岸を通って一旦東シナ海に入り、トカラ海峡から再び太平洋に出て、日本南岸に沿って流れ、房総沖を過ぎたあたりから東に転じ、黒潮続流となる。黒潮は世界屈指の大海流で、その流速は最大200ないし250cm/sに達し、流量は毎秒5,000万トンに達する。本州南岸での黒潮には二つの安定した流路をとり得て、まっすぐ沿岸沿いに進む場合と、遠州灘沖の大冷水塊を迂回して大蛇行して流れる場合がある。黒潮の名は黒潮水が透明度が高く、濃い藍色を呈することからきている。地理学等で日本海流と呼ぶことがあるが、海洋学では使用しない。
北太平洋の亜熱帯循環の西縁を構成する海流で、フィリッピン東岸で北赤道海流が分岐して北上し、台湾東岸を通って一旦東シナ海に入り、トカラ海峡から再び太平洋に出て、日本南岸に沿って流れ、房総沖を過ぎたあたりから東に転じ、黒潮続流となる。黒潮は世界屈指の大海流で、その流速は最大200ないし250cm/sに達し、流量は毎秒5,000万トンに達する。本州南岸での黒潮には二つの安定した流路をとり得て、まっすぐ沿岸沿いに進む場合と、遠州灘沖の大冷水塊を迂回して大蛇行して流れる場合がある。黒潮の名は黒潮水が透明度が高く、濃い藍色を呈することからきている。地理学等で日本海流と呼ぶことがあるが、海洋学では使用しない。
黒潮 (曖昧さ回避)
(KUROSHIO から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/09 10:21 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動黒潮（くろしお、こくちょう）
- 黒潮 - 日本近海の海流。
- 黒潮町 - 高知県の町。
- 日本の列車
- 黒潮号 - 省鉄の列車 (1933年–1937年)。
- 南風 (列車)#戦後の展開 - 国鉄の列車 (1961年–1965年)。
- 日本の船
- 黒潮 (小説)（こくちょう）- 徳冨蘆花の1902年の小説。
- 黒潮 (雑誌)（くろしお、こくちょう）- 太陽通信社発行の雑誌（1916年11月-1918年5月）
- 日本の映画
関連項目
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KUROSHIO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/08 09:37 UTC 版)
「Shell Ocean Discovery XPRIZE」の記事における「KUROSHIO」の解説
日本の大学・研究機関・企業が所有する技術を一体化したAUVとASVを使用。
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