K-U/UA31・36系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:20 UTC 版)
「日産ディーゼル・スペースランナーA」の記事における「K-U/UA31・36系」の解説
1980年に昭和54年排出ガス規制に伴い、U20/30系をマイナーチェンジしてK-U(A)31系に移行した。直結冷房搭載を考慮してエンジンの出力アップが行われ、U30系に搭載していたPE6H型を230psに出力アップして搭載している。 予燃焼室式エンジンを搭載したU35系は、PP6H型エンジンのまま昭和54年規制適合されK-U(A)36系となった。U-35系と同じくエアサスは設定されていない。1982年以降は昭和57年排出ガス規制に適合しN-U36系となった。 ホイールベースはU(A)20/30系から若干の変更が行われ、K尺(4.76m)、L尺(5.1m)、N尺(5.5m)の3種類が用意された。 車体は当初、富士重工はR13系ボディを架装していたが、1982年にモノコックボディとスケルトンボディの中間的な構造のR15系ボディの15型E(5E)または15型B(5B)に移行する。西工もモノコックボディの53MCを架装した例が殆どだが、1983年以降、スケルトンボディの58MCを架装した例がごく僅かだが存在する。 シンガポール向け輸出仕様としてU31RCNも存在する。車体は富士重工15型E(5E)で日本には存在しない12m級である。また、テールランプは西工スペースランナーの縦型を使用しており、1993年まで製造された。 K-U31L(富士R13/3E)日立電鉄 K-U31N(富士R13/3E)江ノ島電鉄 K-UA31L(富士R13/3B)日本国有鉄道(撮影当時) K-U31L(富士R15/5E)関東バス U31RCN(富士R15/5E)シンガポールシャトルバス K-U31K(西工53MC)荒尾市交通局 K-UA31K(西工53MC)サンデン交通
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