"OldtimerBahn"
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 16:34 UTC 版)
「ビーレフェルト・シュタットバーン」の記事における「"OldtimerBahn"」の解説
シュタットバーン化以前の主力車両であったデュワグ製の連接車(デュワグカー)のうち、1962年に2車体連接車(GT6)として製造された244は、利用客増加を受けて1975年に3車体連接車(GT8)・814に改造され、シュタットバーン化に伴う市内中心部の地下化・プラットホームの高床化を受けて1981年にオーストリアのインスブルック市電(ドイツ語版)へ譲渡された。その後は長期間に渡って同路線で使用されたが、超低床電車の導入に伴い余剰となり、2008年のUEFA欧州選手権における臨時列車を最後に営業運転から退いた。 同年7月14日、moBielは歴史的な車両としてこの3車体連接車を買い戻し、シュタットバーンでの走行に合わせた改良に着手した。直流750 Vの架線電圧に対応できるよう駆動装置や制動装置を変更した他、車内にはガイド用の音声案内装置が搭載され、優先信号機の操作や無線通信用の情報システム(IBISシステム)も設置された。"OldtimerBahn"と言う愛称が付けられたこの車両は、2011年8月21日から毎月第3日曜日にSieker - Senne間で定期的な保存運転を行っている。営業開始当初はインスブルック市電時代の濃い赤を基調とした塗装で運用されていたが、2020年現在はビーレフェルト市電時代の塗装に復元されている。 製造年車両番号軌間編成備考・参考1962 814 1,000mm 3車体連接車 全長全幅全高25,645mm 2,200mm 3,185mm 設計最高速度重量着席定員立席定員出力60km/h 27.3t 56人 91人 110kw×2基
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