"Oware"
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 09:17 UTC 版)
ウィキペディア英語版でw:en:Owareとして紹介されており、外部リンクのイギリスのゲームメーカーで"Owari"として紹介されているゲームと同じである。マンカラ系ゲームの中では戦略性が高いものの一つであり、チェスや囲碁と同様にエキスパートが存在する。ガーナでは一般的なルールである。 石撒きでストアには入れず、ストアは取った石の貯蔵所としての意味しか持たない。初期配置は全ての穴に4個ずつの配置である。 石撒きは反時計回りに行い、撒き終われば相手の手番になる。つまりシングルラップである。撒く石の数が12個以上なら、ラップ中に一周して撒く石を取った元の穴に戻るが、その場合はその元の穴には石を入れずに飛ばして次の穴から撒き続ける。 ラップが敵陣の穴で終わり、その穴の石の数が2または3個になれば(つまり元は1または2個入っていた)、その穴の石を全て取り自分のストアに入れる。さらに、その直前の穴の石の数が2または3個になっていたら、その穴の石も全て同様に取る。さらに、その直前の穴についても同様にという風に、2または3個以外の石の穴にぶつかるか、自陣の穴にぶつかるまで、取りを続ける。ただし、これで敵陣の全ての穴の石が取れてしまったら、このラップでの取りはなかったことになる。 相手の手番で石撒きができなくなるような手を指してはいけない。すなわち、もし相手の穴が全て空であれば、相手の穴のどれかには石が残るように石撒きをしなければならない。前述の、敵陣の全ての石が取れてしまったら取りはなかったことになる、というルールも、このルールからの要請である。そのような手が不可能な場合は、その時点でゲームが終わり、その時点で自陣の石を全て取りゲームが終わり、取った石の多い方の勝ちになる。 ゲームの目的は敵より多く石を取ることである。石は全部で48個あるので、どちらかが25個の石を取った時点で、そのプレイヤーの勝ちとなりゲームが終わる。双方が24個ずつ取れば、その時点で引き分けとなってゲームが終わる。
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