鞘橋とは? わかりやすく解説

鞘橋

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鞘橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 20:45 UTC 版)

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鞘橋
基本情報
日本
所在地 香川県仲多度郡琴平町
交差物件 金倉川
座標 北緯34度11分8.3秒 東経133度49分18秒 / 北緯34.185639度 東経133.82167度 / 34.185639; 133.82167
構造諸元
形式 桁橋
材料 木造
全長 23.6m[1]
4.5m[1]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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南側袂

鞘橋(さやばし)は、香川県仲多度郡琴平町を流れる金倉川に架かる。銅ぶき、両妻唐破風(りょうづまからはふう)、上屋根千鳥破風屋根付橋である。

概要

金刀比羅宮蔵の元禄屏風「金毘羅祭礼図」には、現在の一の橋が架かっている場所に鞘橋が描かれ、この橋では市がたち飲食物などの出店があったといわれている。また、十返舎一九の金毘羅道中膝栗毛の中には、「上の覆ふ屋形のにおさまれる御代ののようなそりはし」と書かれており、当時から珍しい形状の橋であったと考えられている。

現在では、金刀比羅宮大祭の御神輿の渡御、湖川神事、お田植え祭などの神事のときにのみ用いられ、通常は渡ることができない。

歴史

いつ頃架けられたかは不明であるが、記録の残るものは下記のとおり。

  • 寛永元年-改造
  • 明和8年-流失
  • 天明2年-再築
  • 慶応2年-流失
  • 明治2年-阿波麻植郡講中の寄進により再築
  • 明治37年-現在地に移築
  • 1998年(平成10年) - 国の登録有形文化財(建造物)として4月21日に登録される。[1]

諸元

参考文献

  • 橋(四国の道路を考える会)

脚注

  1. ^ a b c d e 鞘橋 : 登録有形文化財(建造物)主情報 - 国指定文化財等データベース(文化庁)

外部リンク


鞘橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 03:30 UTC 版)

高松城 (讃岐国)」の記事における「鞘橋」の解説

本丸と二の丸をつなぐで、“鞘橋”の名称は、橋上露天ではなく屋根側壁がある廊下橋構造をしており、それを刀の鞘に見立てたことによる築城当初には屋根側壁はなく、「らんかん橋」と呼ばれていたとされ、文政6年(1823年)に描かれ絵図讃岐国高松城石垣破損堀浚之覚』には屋根描かれていることから、江戸時代中頃屋根付きになった考えられている。1971年けられた現在の橋にも銅板葺の屋根つけられており、堀には海水引かれていることから、橋脚腐食対策のために石材造られている。 鞘橋 鞘橋 内部 二の丸

※この「鞘橋」の解説は、「高松城 (讃岐国)」の解説の一部です。
「鞘橋」を含む「高松城 (讃岐国)」の記事については、「高松城 (讃岐国)」の概要を参照ください。

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