中島平太郎 中島平太郎の概要

中島平太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 09:23 UTC 版)

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経歴

主な業績

  • プロ用コンデンサーマイクの開発(NHK技術研究所時代、今なお現役のソニーC-38Bの源流になるCU1-1を1954年に開発。その商品化はソニーに依頼)
  • 国産初の放送モニタースピーカー(BTS放送技術規格)の開発(NHK技術研究所時代、商品化は三菱電機に依頼。型式名:2S-305)
  • 世界初のデジタル録音機を製作
  • PCMプロセッサー(家庭用VTRを使ったデジタルオーディオ録音機)の開発を主導
  • CD-DAの開発・標準化を主導
  • DATの標準化を主導(開発には関与していない)
  • CD-Rの開発・標準化を主導

CD-DAはソニーとフィリップスの共同開発だが、中島はそのソニー側の責任者だった。規格制定の貢献度は両社50%ずつと公式に発表されているが、技術コンペを経てソニー側が主張した技術が多く採用されている。

デジタル録音可能メディアであるDATとCD-Rにおいて音楽著作権の在り方に関し、日本レコード協会としばしば対立した。




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