鐘とは? わかりやすく解説

かね【鐘/×鉦】

読み方:かね

(鐘)打ち鳴らすために金属作った器具また、その音。梵鐘(ぼんしょう)・半鐘教会などの釣鐘にもいう。「—をつく」「除夜の—を聞く

(鉦)

㋐下に伏せて置き、撞木(しゅもく)で打ち鳴らす金属性の仏具たたきがねふせがね

㋑台にかけて打ち鳴らす古代楽器。磬(けい)。

鉦鼓(しょうこ)のこと。

「鐘」に似た言葉

しょう【鐘】

読み方:しょう

常用漢字] [音]ショウ(漢) シュ(呉) [訓]かね

[一]ショウ

つりがね。「鐘声鐘楼暁鐘警鐘古鐘時鐘半鐘晩鐘梵鐘(ぼんしょう)」

打楽器の一。かね。「鐘鼓編鐘

時計また、時刻。「一点鐘自鳴鐘

[二]〈かね(がね)〉「大鐘早鐘

名のり]あつむ

難読黄鐘(おうしき)


しょう【鐘】

読み方:しょう

つるして打ち鳴らすかねの総称梵鐘(ぼんしょう)・半鐘など。

中国古代打楽器青銅製のつり鐘で、下底部が弧状に切れ上がっている。音階をなす一組のものを編鐘という。


ダニエル=ルシュール:鐘

英語表記/番号出版情報
ダニエル=ルシュール:鐘Les Carillons作曲年1930年  出版年1932年  初版出版地/出版社: Salabert 

作者奈良ミチ

収載図書パリの朝
出版社八重岳書房
刊行年月1987.6


作者三田誠広

収載図書愛の夢
出版社中央公論社
刊行年月1988.10


作者アイリス・マードック

収載図書集英社ギャラリー世界文学」 5 イギリス 4
出版社集英社
刊行年月1990.1


作者レイ・ラッセル

収載図書カッティング・エッジ
出版社新潮社
刊行年月1993.2
シリーズ名新潮文庫


作者井伏鱒二

収載図書井伏鱒二全集 第10巻 花の町・御神火
出版社筑摩書房
刊行年月1997.8


作者ハンス・クリスチャン・アンデルセン

収載図書アンデルセン童話集 2 新装版
出版社岩波書店
刊行年月2002.6

収載図書雪の女王アンデルセン童話 3
出版社福音館書店
刊行年月2003.11
シリーズ名福音館文庫

収載図書みにくいアヒルの子
出版社文元社
刊行年月2005.4
シリーズ名教養ワイドコレクション


作者アイザック・ローマン

収載図書ミニ・ミステリ100
出版社早川書房
刊行年月2005.5
シリーズ名ハヤカワ・ミステリ文庫


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 01:04 UTC 版)

(かね、: bell)は、を出す金属製の器具。日本語の「鐘」は狭義には叩いたり撞(つ)いたりして音を出すもので、内部に装着した舌(ぜつ)などを振動させて音を出すと区別する[3]。広義には内部にぶら下げた舌(ぜつ)という分銅を振動させて音を出す器具も含めて「鐘」という[3][4]


  1. ^ さいたま市/時の鐘とその周辺”. www.city.saitama.jp. 2022年12月29日閲覧。
  2. ^ 梵鐘・半鐘・天水鉢の小田部鋳造株式会社”. 梵鐘・半鐘・天水鉢の小田部鋳造株式会社. 2022年12月29日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 吉田晶子「鐘の鋳造技術 : ヨーロッパと日本の鋳型造型法の比較を中心に」『関西大学博物館紀要』第11号、関西大学、2005年3月31日https://hdl.handle.net/10112/33002019年7月21日閲覧 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n 杉浦昭典「鐘にまつわる話」『海事資料館年報』第5巻、神戸商船大学海事資料館、1977年、22-24頁、doi:10.24546/81005862ISSN 0289-80122022年10月27日閲覧 
  5. ^ 中世の梵鐘 物部姓鋳物師の系譜と鋳造”. www.rekihaku.city.yokohama.jp. 2022年9月12日閲覧。
  6. ^ 時報鐘 コトバンク
  7. ^ ゲオルギー・マナエフ (5月 10, 2021). “人間扱いされたロシアの鐘:投獄、処刑されることも”. Russia Beyond 日本語版. 2022年9月12日閲覧。
  8. ^ 方広寺鐘銘事件|徳川家康ー将軍家蔵書からみるその生涯ー|国立公文書館”. www.archives.go.jp. 2022年9月12日閲覧。
  9. ^ 国立国会図書館. “方広寺鐘銘事件が大坂の陣の一因となったと言われているが、この方広寺大仏殿の再建に豊臣方が費やした資金...”. レファレンス協同データベース. 2022年9月12日閲覧。
  10. ^ 時報鐘』 - コトバンク
  11. ^ a b 江戸時代の暮らしと時間”. THE SEIKO MUSEUM セイコーミュージアム. 2022年12月29日閲覧。
  12. ^ 浦井 祥子著 『江戸の時刻と時の鐘』掲載紙:日本経済新聞(2002.5.24)”. www.iwata-shoin.co.jp. 2022年12月29日閲覧。
  13. ^ a b c 江戸の時の鐘に関する研究 : 江戸の時刻と時の鐘. 日本女子大学. (2000-03-21). doi:10.11501/3168252. https://doi.org/10.11501/3168252. 
  14. ^ 江戸の時刻制度“不定時法”:お江戸の科学”. www.gakken.co.jp. 2022年12月29日閲覧。
  15. ^ Sandwich Kent England UK: Ancient Traditions still remaining Today”. www.open-sandwich.co.uk. 2023年5月30日閲覧。
  16. ^ アンジェラス. コトバンクより。
  17. ^ Sunan Abu Dawood英語版 4231
  18. ^ サヒーフ・ムスリム 2113 a
  19. ^ Are Bells Forbidden Music?” (英語). About Islam. 2022年10月1日閲覧。
  20. ^ The History of Fog Signals by Wayne Wheeler”. uslhs.org. 2022年10月1日閲覧。
  21. ^ Buse, Adolf (1858). "S. Paulin évêque de Nole et son siècle (350-450) (in French)." Translated by Dancoisne, L. Paris: H. Casterman. pp. 415–418.
  22. ^ a b c 吉田正彦「村の雄鶏が時をつくれば-キリスト教会の塔を飾るもの・続-」『文芸研究』第60巻、明治大学文芸研究会、1989年1月、75-90頁、ISSN 0389-5882 


「鐘」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 20:25 UTC 版)

キャサリン (ゲーム)」の記事における「鐘」の解説

金色の鐘(ハンドベル)。使用する周囲の石を全て普通の白い石に変えることができる。

※この「鐘」の解説は、「キャサリン (ゲーム)」の解説の一部です。
「鐘」を含む「キャサリン (ゲーム)」の記事については、「キャサリン (ゲーム)」の概要を参照ください。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/10/15 02:22 UTC 版)

CRローズテイルアルティメット」の記事における「鐘」の解説

画面上にある鐘が鐘の音とともに左右に震える。震えタイミング長さ期待度が変化

※この「鐘」の解説は、「CRローズテイルアルティメット」の解説の一部です。
「鐘」を含む「CRローズテイルアルティメット」の記事については、「CRローズテイルアルティメット」の概要を参照ください。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 15:57 UTC 版)

夢大陸アドベンチャー」の記事における「鐘」の解説

真っ赤なベルワープ地割れの手前に来ると警告音3回鳴らして知らせてくれる。

※この「鐘」の解説は、「夢大陸アドベンチャー」の解説の一部です。
「鐘」を含む「夢大陸アドベンチャー」の記事については、「夢大陸アドベンチャー」の概要を参照ください。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 15:29 UTC 版)

トリニティ教会 (ニューヨーク市)」の記事における「鐘」の解説

トリニティ教会の塔には現在23個の鐘が付けられており、そのうち最も重いものは2,700ポンド (1,200 kg) ある。 8個の鐘は当初の塔のために鋳られたものであり、イギリス転調鳴鐘法で鳴るように吊られているが、新しい塔ではこの方法で鳴らされてはいないようである。のちに3個の鐘が追加された。1946年揺動鳴鐘採用し電気モーター鳴らされるようになった2001年に調鳴鐘法の鐘12個を新しく追加する計画始まったが、この教会に大変近かった同時多発テロ事件の後は中断されていた。この計画はディル・フォークス教育信託資金2006年結実することになった。これらの鐘はアメリカ合衆国1つ教会設置されるものとして史上初の12の鐘となっている。この作業イギリスラフバラーにあるテイラーズ・エアー・アンド・スミスによって遂行されることになった。これらの鐘は2006年9月設置され、現在は鳴らすことができる。このとき鐘のつきかたとチューニングのために鐘を過剰にならしたことで、地域住民悩みの種となった住居や窓が鐘楼まで100フィート (30 m) 足らずの場所に住む住民もいたのである。鐘の鳴鐘止めてくれるよう請願始まりローワー・マンハッタン住居地域変化している性格反映していた。 個々の鐘の特性については、ダブガイド で見ることができる。

※この「鐘」の解説は、「トリニティ教会 (ニューヨーク市)」の解説の一部です。
「鐘」を含む「トリニティ教会 (ニューヨーク市)」の記事については、「トリニティ教会 (ニューヨーク市)」の概要を参照ください。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 14:58 UTC 版)

クライストチャーチ大聖堂 (ダブリン)」の記事における「鐘」の解説

クライストチャーチ少なくとも1つの鐘が1038年からあると考えられている。1440年には3つの大きな鐘が塔に吊り下げられていたが、1603年近く波止場起きた火薬爆発事故で塔は損害を受け、鐘にもひびが入ってしまった。またこの時の爆発で聖オドゥンズ教会の側にある塔も損害をうけた。 1670年には塔につるすためにガンメタルから6つ新しベル鋳造された。鐘の数は1738年には8つになり、1878年には12増えた最後に鐘が追加されたのは1999年で、そのとき7つベル加えられ19もの鐘の音響き渡ることになった(これは、この形で鳴らされるベルとしては個数世界記録である)。19ベルそれぞれ別の音階生み出しているわけではないものの、独特な組み合わせ選択備えており、12ベルによる響き3種(B、C#そしてF#のキーによる)や14個そして16個のベル響きも同様である。ベル増やされ時点では16個のベル響き(1位はバーミンガムのセント・マーティン教会)に次いで世界で2番であったベルを鳴らす役割の人たちは鳴鐘監督者 (Ringing Master) と塔監督者 (Master of the Tower) によって率いられている。

※この「鐘」の解説は、「クライストチャーチ大聖堂 (ダブリン)」の解説の一部です。
「鐘」を含む「クライストチャーチ大聖堂 (ダブリン)」の記事については、「クライストチャーチ大聖堂 (ダブリン)」の概要を参照ください。


鐘(かね)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 09:49 UTC 版)

霊幻道士」の記事における「鐘(かね)」の解説

儀式の他に、法術によって道士従属するキョンシー制御する際に用いられる鐘。

※この「鐘(かね)」の解説は、「霊幻道士」の解説の一部です。
「鐘(かね)」を含む「霊幻道士」の記事については、「霊幻道士」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「鐘」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

出典:『Wiktionary』 (2021/06/26 10:27 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. (かね)打楽器のひとつ。多く形式筒状片方ふさいだ青銅製の金属板で、打撃与え、音が長く響くようにしたもの

熟語


※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

「鐘」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



鐘と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鐘」の関連用語

1
100% |||||

2
100% |||||

3
100% |||||

4
100% |||||

5
100% |||||

6
100% |||||


8
92% |||||

9
92% |||||

10
92% |||||

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鐘のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2024 PianoTeachers' National Association of Japan
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鐘 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのキャサリン (ゲーム) (改訂履歴)、CRローズテイルアルティメット (改訂履歴)、夢大陸アドベンチャー (改訂履歴)、トリニティ教会 (ニューヨーク市) (改訂履歴)、クライストチャーチ大聖堂 (ダブリン) (改訂履歴)、霊幻道士 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS