歯とは? わかりやすく解説

し【歯〔齒〕】

読み方:し

[音](呉)(漢) [訓] よわい

学習漢字3年

[一]〈シ〉

は。「歯科歯牙(しが)・歯齦(しぎん)/義歯犬歯皓歯(こうし)・切歯乳歯抜歯門歯

年齢。よわい。「尚歯年歯

[二]〈は(ば)〉「歯茎歯車奥歯虫歯

名のり]かた・とし


し【歯】

読み方:し

は。

よわい。年齢。とし。


は【歯】

読み方:は

鳥類以外の脊椎動物口の中にあって、食物保持咀嚼(そしゃく)や攻撃・防御関与する硬い器官人間では言語発声にも関与し乳歯生え換わる永久歯が出る。顎骨(がっこつ)に上下2列に並んで生え歯髄象牙質覆い、さらに歯冠エナメル質に、歯根セメント質覆われる歯牙(しが)。「—が抜ける」「白い—を見せて笑う」

器具機械の縁に並ぶ細かい刻み目。「のこぎりの—」「(くし)の—が欠ける」

下駄足駄の台につけて土を踏む板。「下駄の—を入れる」

写真植字で、文字間または行間単位。一歯は一級と同じで、4分の1ミリ。→級【一】3

[下接語] (ば)後(あと)歯・銀杏(いちょう)歯・一本歯糸切り歯入れ歯・臼(うす)歯・上(うわ)歯・恵比須(えびす)歯・奥歯鬼歯金歯銀歯差し歯下歯・透(す)き歯・添い歯染め歯大黒(だいこく)歯・高歯知恵歯継ぎ歯出歯茄子(なすび)歯・抜け歯・鋸(のこぎり)歯・(ほお)歯・前歯虫歯無駄歯八重歯乱杙(らんぐい)歯(ぱ)反(そ)っ歯・出っ歯味噌(みそ)っ歯

歯の画像

よわい〔よはひ〕【齢/歯】

読み方:よわい

生まれてから重ねてきた年数年齢。「—を重ねる」

年配年ごろ

今少し物おぼし知る—にならせ給ひなば」〈源・澪標


は 【歯】

繩文時代には通過儀礼として成人になると歯を抜くことが行われていた。抜き方に男女の別があり、弥生時代中期まで続いた東南アジアニューギニア台湾東部などには二〇世紀まで抜歯習俗みられる世界的に新石器時代からこの風があったらしいと学説されている。歯に刻み目入れる風もあった。日本には女性成人すると歯を黒くする風習があるが、のちには男性もした。東南アジアではビンロウヤシ科常緑高木)をかむため自然に黒歯になっている族がいる。

作者夏樹静子

収載図書湖・毒・夢
出版社新潮社
刊行年月1988.5

収載図書湖・毒・夢
出版社新潮社
刊行年月1991.1
シリーズ名新潮文庫

収載図書湖・毒・夢
出版社双葉社
刊行年月2003.4
シリーズ名双葉文庫


作者佐野洋子

収載図書乙女ちゃん―愛と幻想小さな物語
出版社大和書房
刊行年月1988.5

収載図書乙女ちゃん―愛と幻想小さな物語
出版社講談社
刊行年月1999.2
シリーズ名講談社文庫


作者吉行淳之介

収載図書吉行淳之介全集 3
出版社新潮社
刊行年月1997.12

収載図書悩まし土地
出版社講談社
刊行年月1999.5
シリーズ名講談社文芸文庫


作者篠田節子

収載図書おぞけ
出版社祥伝社
刊行年月1999.12
シリーズ名ノン・ポシェット

収載図書怪奇・ホラーワールド
出版社リブリオ出版
刊行年月2001.4

収載図書モダン・ホラー
出版社リブリオ出版
刊行年月2001.4
シリーズ名怪奇・ホラーワールド 大きな活字読みやすい


作者柳美里

収載図書
出版社メディアファクトリー
刊行年月2000.2


作者シャーリー・ジャクスン

収載図書くじ
出版社早川書房
刊行年月2006.1
シリーズ名異色作家短篇集


作者光田千熙

収載図書百物語 黎明編第一話-第十五話
出版社文芸社
刊行年月2008.4


歯―女・女

作者松田解子

収載図書女性
出版社沢田出版
刊行年月2005.8
シリーズ名松田解子自選


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/07 08:30 UTC 版)

(は、: tooth)は、口腔内にある咀嚼するための一番目の器官


注釈

  1. ^ 下顎の歯の場合。上顎の歯の場合は下端。

出典

  1. ^ 須田 2007, p. 40.
  2. ^ 中塚 2004, p. 68.
  3. ^ 須田 2007, p. 42.
  4. ^ 中塚 2004, p. 72.
  5. ^ a b c 中塚 2004, p. 80.
  6. ^ 中塚 2004, p. 66.
  7. ^ a b 須田 2007, p. 46.
  8. ^ a b c d e f g h i j k l リッケン・C・シャイド、ガブリエラ・ワイス『ウォールフェルの歯科解剖学図鑑 最新第8版 ペーパーバック普及版』2015年、4頁。 
  9. ^ a b c d リッケン・C・シャイド、ガブリエラ・ワイス『ウォールフェルの歯科解剖学図鑑 最新第8版 ペーパーバック普及版』2015年、10頁。 
  10. ^ a b リッケン・C・シャイド、ガブリエラ・ワイス『ウォールフェルの歯科解剖学図鑑 最新第8版 ペーパーバック普及版』2015年、7-10頁。 
  11. ^ 赤井, pp.134-135
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 中塚 2004, p. 64.
  13. ^ 赤井 2000, p. 135.
  14. ^ 赤井 2000, p. 143.
  15. ^ 赤井 2000, pp. 138–140.
  16. ^ a b c 赤井 2000, p. 136.
  17. ^ a b 赤井 2000, p. 137.
  18. ^ 赤井 2000, pp. 136–137.
  19. ^ 赤井 2000, p. 140.
  20. ^ 赤井 2000, pp. 140–141.
  21. ^ 赤井 2000, p. 141.
  22. ^ a b 赤井 2000, p. 142.
  23. ^ 赤井 2000, pp. 142–143.
  24. ^ 赤井 2000, p. 146.
  25. ^ 赤井 2000, p. 133.
  26. ^ 中塚 2004, p. 63.
  27. ^ a b 赤井 2000, p. 134.
  28. ^ 叉状研歯のある縄文時代頭蓋骨
  29. ^ 【海外:南アフリカ】超クール!?前歯の抜歯がアフリカ南部で長きに渡って流行中!! 日刊テラフォー
  30. ^ ワーテルローの戦いからうまれた「入れ歯」 Dental Now!インプラントやホワイトニング等、歯の総合情報サイト
  31. ^ 入れ歯の歴史(若葉歯科医院・調布市仙川)


「歯」の続きの解説一覧

歯(は、英: tooth)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:02 UTC 版)

魚類用語」の記事における「歯(は、英: tooth)」の解説

魚類の歯は上下両顎(顎骨)、前鋤骨、舌、口蓋骨咽頭骨、中篩骨などにある。顎骨以外のものは餌を嚙み砕いたり、切り刻んだりするには小さすぎ、口に咥えた餌を逃さないためにあると考えられる摩耗するとすぐその付近から新たな歯が生え始める。

※この「歯(は、英: tooth)」の解説は、「魚類用語」の解説の一部です。
「歯(は、英: tooth)」を含む「魚類用語」の記事については、「魚類用語」の概要を参照ください。


歯(tooth)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 03:12 UTC 版)

歯車」の記事における「歯(tooth)」の解説

歯車突起部分

※この「歯(tooth)」の解説は、「歯車」の解説の一部です。
「歯(tooth)」を含む「歯車」の記事については、「歯車」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 02:30 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. 動物口腔内にある咀嚼するための硬い器官
  2. )歯と同様のギザギザを持つ部分

熟語


出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 09:05 UTC 版)

発音(?)

熟語



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