エナメル質とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 場所 > > エナメル質の意味・解説 

エナメル‐しつ【エナメル質】


エナメル質

歯の表面を覆う、一番硬い部分

エナメル質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 03:55 UTC 版)

エナメル質(エナメルしつ、enamel)または琺瑯質(ほうろうしつ)は、歯冠の最表層にある、生体で最も硬い硬組織[1][2][3] である。硬さを表すモース硬度は6 - 7を示す[2]


  1. ^ a b c d Ross et al. (2002), p. 441
  2. ^ a b c d 久米川、前田 (1990) p.10
  3. ^ 藤田尚男、藤田恒夫 (2001) p.94
  4. ^ 栁澤 (1996) pp.11-12
  5. ^ a b c d Johnson (1999)
  6. ^ a b Cate (1998), p. 1:日本語版p. 3,p. 273
  7. ^ a b c Cate (1998), p. 219
  8. ^ 後藤(2014)
  9. ^ a b 浮谷先生コラム 第14弾~ウキウキ散歩⁉~歯科用語放浪記~”. 柔道整復学科ブログ|柔道整復師・鍼灸師の日本医学柔整鍼灸専門学校 (2021年11月19日). 2024年3月24日閲覧。
  10. ^ a b c d Cate (1998), p. 224
  11. ^ a b 横瀬, p.8
  12. ^ Cate (1998), p. 221:日本語版p. 277
  13. ^ 北村ら (2001), p.50
  14. ^ Cate (1998), p. 230:日本語版p. 290
  15. ^ 北村ら (2001), pp.50-51
  16. ^ Cate (1998), p. 76; Ross et al. (2002), p. 441
  17. ^ a b Cate (1998), 日本語版p. 286
  18. ^ 藤田恒太郎ら (2000) p.18
  19. ^ 藤田恒太郎ら (2000) p.19
  20. ^ Oral Studio歯科辞書 セメント - エナメル境
  21. ^ a b 栁澤 (1996)p.19
  22. ^ 栁澤 (1996)p.11
  23. ^ 栁澤 (1996)p.14
  24. ^ 栁澤 (1996)p.12
  25. ^ 大塚ら (1996) p. 304
  26. ^ 覚道ら (2000) pp.240-241
  27. ^ 大塚ら (1996) pp. 304-305
  28. ^ a b Cate (1998), p. 218:日本語版p. 274
  29. ^ a b 北村ら (2001), p.58
  30. ^ 藤田尚男、藤田恒夫 (2001) p.84
  31. ^ Cate (1998), p. 198:日本語版pp. 253-254
  32. ^ a b 早川ら (2000) p. 87
  33. ^ a b 早川ら (2000) p. 85
  34. ^ 和久本 他 (2008) p.11
  35. ^ a b 岩久ら (2002) pp. 6-7
  36. ^ a b c d 北村ら (2001), p.48
  37. ^ a b c Ross et al. (2002), p. 443
  38. ^ 藤田尚男、藤田恒夫 (2001) p.88
  39. ^ Cate (1998), p. 197:日本語版p. 249
  40. ^ a b Ross et al. (2002), p. 445
  41. ^ Cate (1998), p. 208
  42. ^ Ross et al. (2002), p. 447
  43. ^ Ross et al., p. 448
  44. ^ Ross et al. (2002), p. 3
  45. ^ 花田 (2008)
  46. ^ American Dental Hygienists' Association (2007)
  47. ^ a b Summitt et al. (2001), p. 2
  48. ^ Ash and Nelson (2003), p. 54
  49. ^ a b c 新谷 (2011) p.95
  50. ^ 下岡ら (1996) p. 105
  51. ^ a b Ross et al. (2002), p. 453
  52. ^ a b Gandara and Truelove (1999)
  53. ^ a b 山口ら (2008)
  54. ^ 小平ら (2009)
  55. ^ 韓ら (2008)
  56. ^ a b 郡司ら (2010)
  57. ^ 荒川ら (2003) pp. 161-166
  58. ^ a b 成橋ら (2011)
  59. ^ a b c 和久本ら (2008) p.15
  60. ^ う蝕治療ガイドライン (2009) pp.16-22
  61. ^ 月星 (2009) pp.16-21
  62. ^ 庄司 (2011) p.68
  63. ^ モリタ ダイアグノデントペン 製品特徴
  64. ^ a b 高森ら (2011)
  65. ^ 青山ら (2009)
  66. ^ Summitt et al. (2001), p. 273
  67. ^ Summitt et al. (2001), p. 274
  68. ^ Summitt et al. (2001), p. 7
  69. ^ 川原ら (1986) p. 74
  70. ^ Summitt et al. (2001), p. 191.
  71. ^ a b c Summitt et al. (2001), p. 193
  72. ^ a b 和久本 他 (2008) p.141-142
  73. ^ Cate (1998), p. 235:日本語版p. 294
  74. ^ a b American Dental Association (2007)
  75. ^ Summitt et al. (2001), p. 402
  76. ^ American Dental Association (2007) notes the intrinsic change; Summitt et al. (2001), p. 403 list the two most common agents
  77. ^ 岩久ら (2002) p. 312
  78. ^ 岩谷ら (2009)
  79. ^ Summitt et al., p. 404
  80. ^ Summitt et al. (2001), p. 420
  81. ^ 中原 (2009), pp.46-59
  82. ^ 中原 (2009), pp.59-63
  83. ^ a b c 新谷 (2011) p.110
  84. ^ a b Harris (2002), p. 7: see section titled "X-Linked Inheritance"
  85. ^ 二階ら (1999) pp. 26-27
  86. ^ 米津 他(2010)
  87. ^ 佐々 (2004)
  88. ^ eMedicine: Kernicterus
  89. ^ eMedicine: Erythropoietic Porphyria
  90. ^ 藤井 (2001) p.80
  91. ^ 三宅 (1997) p.404
  92. ^ 木村ら (2001)
  93. ^ Frandson and Spurgeon (1992), p. 305
  94. ^ 藤田尚男、藤田恒夫 (2001) p.95
  95. ^ a b 藤田桂一 (2008)
  96. ^ a b Pinney (1991), p. 187
  97. ^ 林ら (2010)
  98. ^ Pinney (1991), p. 186
  99. ^ Martin (2007); Randall-Bowman (2004)



エナメル質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/18 05:26 UTC 版)

歯の発生」の記事における「エナメル質」の解説

エナメル質形成の項参照のこと。 エナメル質の形成は、crown stage行われる象牙質とエナメル質の形成の関係は「相互誘導」と称される象牙質形成は必ずエナメル質の形成前に行われる一般に、エナメル質形成分泌成熟二つ段階分けられる分泌期にはタンパク質部分的に石灰化されたエナメルとなり、成熟期には完全に石灰化される。 分泌期には、エナメル質はエナメルマトリックスに寄与するエナメルタンパクを産生する。エナメルマトリックスはその後アルカリホスファターゼによって石灰化される。この石灰化された外観がエナメル質の最初外観であり、通常胎生3~4月生じる。エナメル芽細胞象牙質の咬頭側にてエナメル質を産生しその後歯の中心から遠ざかる方向形成していく。 成熟期には、エナメル芽細胞はその機能をエナメル質の産生から、エナメル質形成必要な物質を外部から運び込むことに変える運ばれる物質大部分はエナメル質の石灰化用いられるタンパク質であり、アメロゲニンアメロブラスチンエナメリン、tuftelinが知られる

※この「エナメル質」の解説は、「歯の発生」の解説の一部です。
「エナメル質」を含む「歯の発生」の記事については、「歯の発生」の概要を参照ください。


エナメル質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 20:43 UTC 版)

ヒトの歯」の記事における「エナメル質」の解説

詳細は「エナメル質」を参照 エナメル質は、人体の中で最も硬い硬組織である。元々は口腔外皮から生じたもので、象牙質セメント質歯髄腔と共に歯を構成する4大組織1つである。 通常目に見えるところにあり、土台象牙質支えらている。エナメル質の95%はミネラルで、残り4%が水分、そして1%タンパク質構成されている。エナメル質の通常色は、淡黄色から灰色がかった白色まで多彩である。エナメル質の土台となる象牙質がない歯の端部では、たまに色が少し青みがかる。エナメル質は半透明なので、象牙質の色およびエナメル質の下にある修復歯科素材が歯の外観に強い影響与える。エナメル質は表面厚さが様々であり、噛み合わせの歯尖部 (Cusp (anatomy)) で最も厚くて最大2.5mm、そして臨床CEJ見なされる境目で最も薄い。エナメル質の摩耗速度は、通常要因年間8マイクロメートルである。 エナメル質の主なミネラルヒドロキシアパタイトで、これは結晶性リン酸カルシウムである。エナメル質にある大量ミネラルは、強度だけでなく脆性原因ともなっている。象牙質ミネラル化が少なく脆性少ない)はエナメル質と補い合っており、支持として必要である。象牙質や骨と違って、エナメル質はコラーゲン含まない。エナメル質の発達において着目すべきタンパク質はアメログレン、アメロゲニンエナメリン、ツフテリン等である。これらは、とりわけ枠組み支持役割を果たすことでエナメル質の発達促す考えられている。稀なケースで、エナメル質が形成できずに下層象牙質表面露出しっぱなしになることがある

※この「エナメル質」の解説は、「ヒトの歯」の解説の一部です。
「エナメル質」を含む「ヒトの歯」の記事については、「ヒトの歯」の概要を参照ください。


エナメル質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:00 UTC 版)

「歯」の記事における「エナメル質」の解説

歯冠表面を覆うきわめて硬い物質体の中で最も硬い組織)。約96%がヒドロキシアパタイト主成分とする無機質残りの4%が有機物である。

※この「エナメル質」の解説は、「歯」の解説の一部です。
「エナメル質」を含む「歯」の記事については、「歯」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「エナメル質」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「エナメル質」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



エナメル質と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エナメル質」の関連用語

エナメル質のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エナメル質のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
歯イタッ!でどっとこむ歯イタッ!でどっとこむ
Copyright (C) 2024 haitade.com All Rights Rserved,
歯イタッ!でどっとこむ教えて歯科用語
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエナメル質 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの歯の発生 (改訂履歴)、ヒトの歯 (改訂履歴)、歯 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS