サワラ
本州の北部から九州北部にわたって分布しています。しかし、目立つのは木曽、飛騨などの中部山岳地帯です。造林されることもありますが多くはありません。一方、日常生活の中では、よく生垣用に植えられていて(ヒバと呼ぶことが多い。)、かなり普通に目にするものです。また、庭木としてもいろいろな品種があり、われわれの目を楽しませてくれます。サワラの木材は、現在では都会に住む人々には縁が遠くなりましたが、かつて、一般に用いられた家庭の風呂桶に多く使われ、手桶あるいは飯びつなどを含め、日常の生活に欠くことの出来ないものでした。最近になって、木材を見直す気運がおこり、その一つのあらわれとして少しずつではありますが、サワラの製品もデパートなどで目立つようになり、ときには製造の実演が見られることもあり、刃物で容易にきれいに割れるのが見られるでしょう。 ■木材 |
佐和羅
佐和良
弱椿
弱檜
柏
椹
椹木
檜
檜葉
花柏
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