ゲート‐アレイ【gate array】
ゲートアレイ
ゲートアレイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 01:20 UTC 版)
ゲートアレイ(英: gate array)は、ASICの設計・製造手法の1つで、ULA (英: uncommitted logic array) とも呼ばれる。ウェハー上に標準のNANDゲートやNOR等の論理回路、単体のトランジスタ、抵抗器などの受動素子といった部品を決まった形で配置し、その上に配線層を加えることで各部品を配線し半導体回路を完成させる。デジタル半導体が主体であるが、限定されてはいない[1]。
- 1 ゲートアレイとは
- 2 ゲートアレイの概要
ゲートアレイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 13:42 UTC 版)
ゲートアレイは、メタル配線前のベーシック・セル配列の状態である「マスター・スライス」までが固定で提供され、ユーザーはこの上に重ねるメタル配線層を指定して製造される。修正は比較的簡単であり、短納期で設計も簡単であるが、ベーシック・セル以外の回路は得られず配線長も長くなる。マスター・スライスまでのマスクは汎用なので安くなる。チップサイズはいくつかの規定内から選ぶので、ムダが生じやすい。
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ゲートアレイ (英: gate array)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 14:32 UTC 版)
「ASIC」の記事における「ゲートアレイ (英: gate array)」の解説
基本となる論理回路(ゲート回路)を一面に敷き詰めた「下地」を予め製造しておき、個別品種向けの配線層のみ注文に応じて作りこんで製品とする。配線層の製造工程だけで済むため製造期間が短く、下地は大量に製造するためコスト的に有利。反面、標準ゲートの組み合わせで回路を構成するため集積度・性能は劣る。
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