ゲートと配線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 01:20 UTC 版)
ある応用回路をゲートアレイ上に配置するには、論理ゲート数や配線スペースやIOなどが十分でなければならない。このためゲートアレイはバリエーションを揃えたファミリとして提供されることが多く、論理ゲート数の多いものはダイサイズが大きく高価になる。必要な論理ゲート数やIO数は容易に数え上げられるが、ゲート数が同じでも配線の複雑さは回路によって大きく異なる。例えば、クロスバースイッチは同じゲート数のシストリックアレイに比べて多大な配線を必要とする。未使用の配線トラックは何の役にも立たないがコストを上昇させ、性能を低下させる。そのため、ゲートアレイ製造業者は論理ゲート数とIO数にちょうど見合った配線トラックを提供するよう心がけている。この見積もりにはレントの法則を使ったり、既存の設計での経験を活用する。
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