金鎚とは? わかりやすく解説

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金鎚

金鎚
金鎚
鍛金仕事では中心的な道具です。
造る工程にあった色々な形の金鎚が必要で、と柄をバラバラ購入した後、カガミの角を取ったり少し形を変えたりと、求める形に手直しをします。
そして丸毛彫りタガネで名を切ります
鍛金入った学生が、まず教わることがこの " 鍛金技法鍛金道具造る"ということです。


(金鎚 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/26 09:59 UTC 版)

(つち)とは、物を打ち付けたり、潰したりする工具の総称。英語からハンマー(hammer)とも。漢字では、打撃部分が製のハンマーを、打撃部分が金属製のハンマーをと書く。「かなづち」はもっぱら「鎚」の方を意味する[1]


  1. ^ 漢字の意味「鎚と槌」
  2. ^ a b CORPORATION, TOYOTA MOTOR. “特集|「日本のクルマづくりを支える職人たち」第4回 板金・溶接職人 吉野栄祐 |トヨタイムズ”. トヨタイムズ. 2021年8月3日閲覧。
  3. ^ ヴィトルト・リプチンスキ『ねじとねじ回し』春日井昌子訳、株式会社早川書房、2003年10月31日5版発行、17–19頁。Witold Rybczynski 『ONE GOOD TURN (A Natural History of the Screwdriver and the Screw)』
  4. ^ THOMAS DUTTON 『THE HAND TOOLS MANUAL』p133、2007年発行、TSTC Publishing ISBN 978-1-934302-36-1
  5. ^ ハンス・ビーダーマン『図説 世界シンボル事典』2015年、ISBN 978-4-89694-189-0
  6. ^ 用語集”. 技術支援センター. 茨城工業高等専門学校. 2009年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月22日閲覧。
  7. ^ デジタル大辞泉とんかち』 - コトバンク。2019年4月25日閲覧。
  8. ^ 語源由来辞典
  9. ^ a b c 『DIY工具選びと使い方』2008年11月1日発行。ナツメ社。『作業工具のツカイカタ』2002年8月25日13版発行。大河出版。『DIY道具の便利帳』2010年9月11日初版発行。大泉書店
  10. ^ ■法廷画家のお仕事 法廷雑学”. yoshitakaworks.com. 2020年12月8日閲覧。
  11. ^ 弁護士吉成安友のブログ2011-04-17 22:48:08
  12. ^ デジタル大辞泉横槌』 - コトバンク。2011年4月23日閲覧。


「槌」の続きの解説一覧

金鎚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 14:33 UTC 版)

」の記事における「金鎚」の解説

金鎚(かなづち)は、頭部若しくは全体金属製の鎚。代表的な用途釘打ちである。用途により多く種類があり個別に名前が付いている場合もある。頭部材質炭素工具鋼が多いがベリリウム合金・鉛・ステンレスなど各種存在する。 なお別称のとんかちの名は、この金鎚で釘打ちする際に出る音の擬音語由来している(釘の頭を打っている間はカチカチ部材に当たるようになるトントンに変わる)。 その構造材質等が原因で、水没しやすい工具一つであり、泳げない人間の事を本品擬える事がある。なお一般に本品を含むハンマー類は構造上、頭部質量集中する為、水没の際には、重い頭を下に、軽い柄を上にする事が多い。 玄翁玄能げんのうゲンノウ頭部片側は鑿を叩いたり、釘を打つための平面多く反対側が「木殺し面」と呼ばれ曲面になっており、木を叩き締めたり木殺しという)、木に傷を付ないよう釘を最後に打ち沈めるのに用いる。名称は金鎚で殺生石退治した玄翁和尚源翁心昭)に由来するといわれる八角ゲンノウは、断面八角になっていて側面打撃面として使うことができ、周囲に金鎚を振る空間ない場合には側面使って釘を打つ。柄は、粘りがあって硬いシラカシや、振動が手に響きにくいグミ材などを多く用いる。職人向けの高級品では別売り頭部と柄を選んで組み合わせられる(「挿げると言う)。 舞台装置大道具)方が使う物は「ナグリ」と呼ばれる事があり、手の届かないところに釘が打てるよう、また隙間広げたテコの原理持ち上げたりできるように工夫されている製品がある。 片手ハンマー鉄工ハンマー・ボールピンハンマー、ball peen hammer形態片側が平ら(平頭)で、反対側が球状(丸頭)になっている金属加工用である。ただし、平頭も100Rの曲面になっている片手ハンマーサイズ頭部重量拠るもので、ポンド単位で1/4、1/2、3/4、1……3ポンドハンマーと呼んでいたものメートル法よりポンド略して呼び番号として呼んでいる。呼び番号1(1ポンドハンマー)が標準的なサイズである。打撃により鉄鋼材を鍛えたり、リベットを打つ事にも使われる。丸頭は、鋼板曲面などを作ることができる。 両口ハンマーと片口ハンマー 鉄工所が主であるが土木・建築関係でも使用される片手ハンマーより大きくて重いハンマーのこと。大きいものは柄を長くして両手で扱う。両口片口があるが、機械工場では打撃安定する片口ハンマー多かったが、土木・建築関係でも使用されるようになって両口ハンマ多くなった。打撃時の安定性は、重量比(重心)の関係により片口ハンマーの方が安定している。主力は、10ポンド(4.5kg)である。サイズ呼び番号は、ポンド意味する大型ハンマースレッジハンマーsledgehammer大きな重い部品挿入した抜き出したりするのに使う。頭部両面とも平たいものが多く、2から20ポンドほどで、両手持って振る。アメリカ法執行機関では、容疑者拘引対象者ドア施錠して抵抗した場合強行突入の際に、破城槌代わりに使うこともある(専用品に比べて安価)。 テストハンマー 機械部品叩き反響でそれがきちんと固定されているかどうか調べ道具頭部一方尖っていて1/4から3/4ポンド。普通の金槌では届かないような部分部品叩け様に、柄が頭部比して長いのが特徴シュミットハンマー コンクリート圧縮強度測定するための機器。これを用いた強度測定シュミットハンマー法と呼ぶ。 犬くぎハンマー(スパイキハンマ(JIS E 1501鉄道レール犬釘を打つための頭の細長いハンマー。スパイキハンマと通常呼ばれている。現在は本線のほとんどでコンクリート枕木ボルト留めで、使用する場所はごく一部側線のみ。 先切り金鎚 片側が平らで、片側細くとがった形状の物。とがった側は釘締め代わりにしたり、小さな物を打つことができる。大きな先切り(ブロックハンマー)では、レンガブロック石材を割る事につかえる。 箱屋金鎚(はこやかなづち片側釘抜きとなっているタイプ。名前は、木箱組立て分解使用したことによるネイルハンマー 西洋スタイルの、片側釘抜きとなっている金鎚。頭部重心釘抜き側より打撃側にあるので釘打ち時に安定している。クローハンマーとも呼ばれる打撃面交換式ハンマー(コンビネーションハンマー) 両側異なった打撃面取付けることができる。ゴムプラスチックゴムなど用途によって自由に組み合わせられる銅ハンマー・鉛ハンマー 機械工工作物に傷を付けないように柔らかい金属の頭部出来ているハンマーたたいて火花が出ると危険な場所で使用される。鉛ハンマーは、柄を付けず使用する場合もある。以上の金鎚についての出典 スライディングハンマーsliding hammer対象を「叩く」「押し込む」のではなく、「引っ張り出す用途ハンマー筒状ウェイト一本の棒が差し込まれており、片方フック、もう片方ウェイト抜けないようにストッパーとなっている。フック引っ張り出したいものにかけ、ウェイトストッパー叩きつけることで引き出力を得るびしゃん 石材表面風合いを出す為に使われる、面が四角格子状スパイク付いているハンマーエマージェンシーハンマー 自動車中に閉じ込められた際、脱出のためにサイドウィンドウを割るためのハンマーフロントウィンドウ樹脂挟んだ合わせガラスなので割れない)。柄の部分シートベルトを切るカッター付いていることもある。 レスキュー隊車外から救出するために使うこともある。 ミートハンマー 肉叩き。肉の繊維叩きほぐし、やわらかくするためのペグハンマー テント設営ペグ地面打ち込む際に使うハンマー片側ペグ抜きとなっており、撤去する際にも使う。 衝撃吸収するため打撃面使われているハンマーも多い。

※この「金鎚」の解説は、「槌」の解説の一部です。
「金鎚」を含む「槌」の記事については、「槌」の概要を参照ください。

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金鎚

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和語の漢字表記

かなづち

  1. かなづち」を参照



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