げんのうとは? わかりやすく解説

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げんのう〔ゲンオウ〕【玄応】

読み方:げんのう

中国、唐初の僧。長安大慈恩寺入り玄奘(げんじょう)のもとで経典翻訳従事音韻学通じ、「一切経音義」(玄応音義25巻などを著した生没年未詳


げんのう【玄能】

読み方:げんのう

頭の両端とがった部分のない金槌(かなづち)。石を割ったり、のみをたたいたりするのに用い石工用と大工用がある。

[補説] 玄翁(げんのう)和尚殺生石砕いたという伝説由来する。「玄能」は当て字。「玄翁」とも書く。

玄能の画像

かなづち・げんのう

主に、木材に釘を打ちつけるために用い一般的な大工道具。  玄能は、部分が、一方は平らで、もう一方には丸みがある。釘は平らな方で打つが、丸みのある方は「木殺し」と呼ばれ、釘の最後のひと打ちこの面で行う。この丸みによって、木材に傷をつけることなく、釘を深く打ち込むことができる。  金槌は、でできた部分一方の端は、釘打ち用に平らな面で、もう一方の端は細くなっているものをいう。細い側では、釘を深く入れたり、鎹などの穴をあけるのに用いるが、この部分釘抜きとなっているものもある。

げんのう 【玄翁】

源翁とも。南北朝時代曹洞宗僧。諱は心昭越後の人。総持寺修行ののち諸寺を開き下野那須野栃木県)に妖狐化したという石があり(殺生石と呼ぶ)、人に災いしたのを、強打して割り、怪を鎮めたという。謡曲殺生石」は、これに取材。また大型鉄鎚玄能というのは「玄翁」の名からとったものともいわれる異説もあり。(一三二六~九六

げんのう

方言共通語使用例または説明
げんのう金槌玄翁、もともとは大型金槌指したようだが金槌区別なく使われていた、ノミを叩くのが玄翁との説もある


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