一切経音義 (玄応)とは? わかりやすく解説

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一切経音義 (玄応)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 04:32 UTC 版)

一切経音義』(いっさいきょうおんぎ)は、7世紀なかばに玄応(げんのう)が著した、仏典の難解な語や梵語などの解釈と読みを記した音義書。『一切経音義』という名の書には慧琳撰のものもあり、区別するために『玄応音義』と呼ばれることが多い。


  1. ^ 開元釈教録』巻八「以貞観之末、勅召参伝綜経正緯、咨為実録。因訳尋閲、捃拾蔵経、為之音義。注釈訓解、援引群籍、証拠卓明、煥然可領。」
  2. ^ 周法高(1948)の引くところによる
  3. ^ 大唐内典録』巻五「大唐衆経音義一部十五巻」(巻十では「衆経音二十五巻」とする)
  4. ^ 新唐書』芸文志三「玄応大唐衆経音義二十五巻」
  5. ^ 『開元釈教録』巻八・『貞元新定釈教目録』巻十二「一切経音義二十五巻」
  6. ^ 周法高(1948)「総計切韻的韻類一百左右(除去声調的分別不計), 和玄応相合的有九十類左右, 約佔百分之九十。」
  7. ^ 『一切経音義』汲古書院〈古辞書音義集成 7,8,9〉、1980,1981。
  8. ^ 『玄応撰一切経音義』国際仏教学大学院大学〈日本古写経善本叢刊 1〉、2006年。


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