現神(光)
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元々はネイ=ステリナの神々で、三神戦争の勝者として今の世界を支配している者達。絶対の正義とされているが、それは自らを信仰させて力を維持し古神を台頭させないための情報操作に過ぎない。亜人間族よりも人間族の信仰が大きかったことで、人間族の人心を得るために闇夜の眷属を不当に弾圧したりと、およそ正義とは言えない行動を取ることもある。 アークリオン (第一級神) 光の三太陽神の一柱で黄の太陽神。現神光陣営の主神。王族などの上流階級の人間に信仰されている。 アークパリス (第一級神) 光の三太陽神の一柱で赤の太陽神。アークリオンの息子。武力や魔法に秀で、厳格な正義を持つ戦いの神でもある。騎士に信仰されている。 パルシ・ネイ (第一級神) 光の三太陽神の一柱で青の太陽女神。アークリオンの娘。 アーファ・ネイ (第一級神) 大地の女神。アークリオンの妻。農耕者に信仰されている。 マーズテリア (第一級神) 強大な力を誇る軍神。マーズテリアの加護を受けたマーズテリア神殿は人間族の国家間の争いに介入できるほどの軍事力を持つ。勇猛な戦神でありながら三神戦争で倒した古神を妻に娶るなど情愛的な面を持ち、現神の中でも他勢力に寛容な神とされる。 三神戦争の折、神々が発狂するほどの真実を笑い飛ばし、叡智を司る魔神と取引を行いヴィーンゴールヴ宮殿を制圧した功績でその名を高めた。その魔神からは世界の主たると目されている。 バリハルト (第一級神) 嵐の神。屈強な肉体の上半身と獣の四肢に猛禽類の翼を持ち、積乱雲を従えている姿で伝えられている男神。冒険者や開拓者の守り神として信仰されている。苛烈な性格で古神の存在を断固として許していない。目的のために手段を選ばない性格から、厳格な正義で律するアークパリスとは反りが合わない。 かつて、神殺しセリカ・シルフィルが人間だった頃に信奉していた神で、シルフィルとは「風の息子」の意味をもつバリハルトより与えられた名。 ルリエン (第二級神) エルフの大女神。弓の名手で緑の杜七柱の求心的存在。現神の中では穏やかで古神に対しても直接敵対しない限りは放置している。 暗黒神として覚醒したヴァスタールとの戦いに敗れ、奪われた下半身と樹木の根を融合させた。エルフが森と関係が深いのはこの為である。 イーリュン (第二級神) 癒しの女神。シスターや僧侶といった人間に信仰されている。決して傷つけず、また傷つき疲弊した者には献身的な癒しを捧げることを教義としており、その愛は無限と言われる。 加護を受けたアイテムは回復するものが多い。 リィ・バルナシア (第二級神) 風の女神。バリハルトの妹。 テール・ユン (第二級神) 水神。浮島と称される神々が大陸を渡る船そのもので、温厚であるが気難しいとされる。船乗りたちに信仰されるほか、水棲生物の祖であり海中に住む者にとっては生みの親であり守護者である。 ナーサティア (第二級神) 知識の神。木精霊の始祖であり多くの妖精を産んだとしても知られる。その博識さからディル=リフィーナ以前からイアス=ステリナの存在を知覚していた。学者や書物関係者に信仰されている。 ガーベル (第二級神) 鍛冶の神。四本の豪腕を持ち、天に浮かぶ雲を突き抜ける巨体を持つ男神。先史文明に興味を持ち魔導技術を確立し、技術の盛んな都市国家からも信仰されるようになる。 ルク・クヴァルナ (第二級神) クヴァルナ大平原を守護・支配している古神を母に持つ戦いの神。 セーナル (第三級神) 交易の神であり、古くは罪を犯したエルフの神。策謀に長け、限りなく黒に近い行為も行う一面を持ち商人に信仰されている。大陸に広がる交易路を支配している。 デルシナス (第三級神) ラウルバーシュ大陸西方にあるペルシス帝国を司る地方神。西方では国教とされる都市国家も多く、勢力は強い。 パライア (第三級神) 緑の杜七柱の一柱であり精霊界を司る男神。 シウ 山岳の神。岩と大地を生み出した神とされる。ドワーフを中心に信仰されている。 ヴァシーナ 氷結の女神。元々は土着女神だったがアークリオンに招かれ「歪みの主根」の守護女神となる。しかし彼女には神々によって与えられた真実の役目が伝わっておらず、当時のアークリオン神殿の司祭達に捏造された神の意に反する偽りの役目を果たし続けていた。数百年の時を越えその真実の役目が伝わった後は、自分の使徒達を連れかつて守護していた霜天の盆地へと帰っていった。 ヴィリナ 裁きの女神でバリハルトの妻。厳格かつ苛烈な性格で、不義を働いた夫を神の墓場へ落とすなど詩歌が残っている。 エウリアーサ 音楽の女神。吟遊詩人といった音楽関係者に信仰されている。 カル・シレーラ 海の皇帝。 ストラ 火の神。寒冷地方では古くから信仰されている生活の神。 マリシュア 恋の女神。神殿を持たずその偶像も時代や地域によって左右されるため神としての力は低いが、広く人間族に信仰されている。 リューシオン 青の月の処女神。古神であるイオの妹神。青き月の光は浄化の力を持っており、闇に属する者や不死者などは活動を制限される。ディジュネール地方にあるリブフィール山脈が聖地とされており、山頂には青き月の光の力を持つ月晶石がある。 姉神であるイオとは長きに渡り離れており、再会と同時に最期を看取ることになる。 レイティン 雨の神。
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現神(闇)
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光の現神と敵対する、影的な存在の現神。光の勢力からは全て悪とされているが、単に光に対する影というだけであり実際のところは単純な悪とは言えない存在。光の勢力から謂れも無く一方的に爪弾きにされた者達(闇夜の眷属)にとっての拠り所。 ヴァスタール (第一級神) 暗黒の太陽神。元々は緑の杜七柱の一柱であり、暗黒神に覚醒した際にルリエンの下半身を奪った。 アーライナ (第二級神) 混沌の女神。元々は闇の大地母神であるがアーファ・ネイに大地を奪われ、さらにヴィリナにより秩序を奪われたが、逆に混沌・無秩序を司るようになる。不浄、汚染といった能力から、大地母神ならではの再生や癒しの能力も持ち合わせ、多方面に力を発揮する。 呪術的な才能に優れ、「合成」を用い魔獣を生み出す。 グ・レドー (第二級神) 旋律の破壊神。破壊や勇気を司る。屈強な戦士を彷彿させる巨人の姿で伝えられ、神々の中でも随一の腕力を誇っていた。 ルディルフィ (第二級神) 死の源を司る死霊の賢者。光陣営の全ての神々と敵対している。不死創造の力を有しており、その場に存在するだけで周囲に不死体を召喚する。 ジェルグナ 腐食の王。その場に存在するだけで、周囲の環境を腐らせるという能力を持つ。闇勢力の中でも独自の勢力を持っている。不死者を使役するなど、禁呪とされる力を発揮する。
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現神(中立)
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中立として、古神だろうと現神(闇)だろうと態度を変えず接する神々。どんな勢力に属する者でも恩恵を得られる。 ティフティータ (第二級神) 誘惑の女神。女性が生きていく上での希望・勇気・嫉妬・欲望といった感情を司り、娼婦や睡魔などに信仰される。 フール・トラーマ (第二級神) 盗賊の神。元は日陰を司る神だった。とある大罪の為にアークリオンに居場所を奪われて以降、神器を盗むことで憂さを晴らしている。 ルシュヌ (第二級神) 幻魔の長。秘印術六大元素を操る調合師の意味を持ち、魔術師に信仰される。 エリュア 時空を操る女神。中立の現神として君臨するが、実は三神戦争期に突如姿を消した「機工女神の主」ではないかと言われている。現神の居た世界の住人でありながら失われた機工女神の力を持つ存在でもあり、神殺しセリカはそんな存在で思い付くのはハイシェラだけなため、実は彼女こそがエリュアなのではないかと疑っている。 ベルーラ 赤の月女神。赤い月の夜には感情が昂ぶり易く、性魔術等が最も効力を発揮する。 ナフカス 鏡の月を司る賢王。ラウルバーシュ大陸ではほとんど観測されることのない鏡の月を管理する。 ラジェル 夜の神。
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