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いぬがみ 0 【犬神】

(つ)物の一種一般にの霊とされ、人に憑いてさまざまな(たた)りをなすとされる中国・四国九州多くいわれる

いぬがみ 【犬神】

長唄の一。本名題「恋罠奇掛合(こいのわなてくだのかけあい)」。二世杵屋(きねや)次郎作曲二世桜田治助作詞1812年森田座初演。奪われた名玉を、栗生頼賢の妾に化けた娘犬神使い長崎勘解由(かげゆ)から取り返すという筋。


歴史民俗用語辞典

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犬神

読み方:イヌガミinugami

人につき害を与えとされる小動物霊、またはその俗信



歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

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犬神

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/23 20:18 UTC 版)

佐脇嵩之『百怪図巻』より「犬神」
鳥山石燕画図百鬼夜行』より「犬神」。左下の童子姿の者は、犬神の弟子または白痴の子供の妖怪などといわれる「白児」(しらちご)[1][2]

犬神(いぬがみ)は、狐憑き、狐持ちなどとともに、西日本に最も広く分布する憑き物(つきもの)。近年まで、大分県東部、島根県四国の北東部から高知県一帯においてなお根強く見られ、の生息していない四国を犬神の本場であると考える説もある。また、犬神信仰の形跡は、島根県西部から山口県九州全域、さらに薩南諸島より遠く沖縄県にかけてまで存在している。宮崎県熊本県球磨郡屋久島ではなまって「インガメ[3][4]種子島では「イリガミ」とも呼ばれる[3]




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  1. ^ 湯本豪一編著 『続・妖怪図巻』 国書刊行会、2006年、161頁。ISBN 978-4-336-04778-6
  2. ^ 粕三平編著 『お化け図会』 芳賀書店、1973年、190頁。
  3. ^ a b 日野巌・日野綏彦 「日本妖怪変化語彙」『動物妖怪譚』下、村上健司校訂、中央公論新社中公文庫〉、2006年、234頁。ISBN 978-4-12-204792-1
  4. ^ a b c 民俗学研究所編著 『綜合日本民俗語彙』第1巻、柳田國男監修、平凡社、1955年、108-130頁。
  5. ^ a b c d e 石塚尊俊 『日本の憑きもの 俗信は今も生きている』 未來社、1977年、56-59頁。
  6. ^ 少年社・中村友紀夫・武田えり子編 『妖怪の本 異界の闇に蠢く百鬼夜行の伝説』 学習研究社〈New sight mook〉、1999年、38-39頁。ISBN 978-4-05-602048-9
  7. ^ a b c 京極夏彦多田克己編著 『妖怪画本 狂歌百物語』 国書刊行会、2008年、296-298頁。ISBN 978-4-3360-5055-7
  8. ^ a b c 吉田禎吾 『日本の憑きもの 社会人類学的考察』 中央公論新社〈中公新書〉、1978年、32-34頁。ISBN 978-4-12-100299-0
  9. ^ 民俗学研究所編著 『綜合日本民俗語彙』第2巻、柳田國男監修、平凡社、1955年、764頁。
  10. ^ 喜田貞吉 『憑物』192頁 尚この場合犬神、蛇神、猿神の起源として語られる鵺は、「頭がサル、体が犬、尾が蛇」の妖怪であり、通常の描写とは若干異なる
  11. ^ 木村小舟他 『大語園』第1巻、巌谷小波編、名著普及会、1978年、446-447頁。


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