Gantz
GANTZ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/11 16:35 UTC 版)
『GANTZ』(ガンツ)は、奥浩哉による日本の漫画。漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2000年31号から2013年29号まで連載された[1]。2021年11月時点で累計発行部数は2400万部を突破している[2]。
注釈
- ^ 具体的に影響を与えたSF作品として、作者は同時期に読んでハマっていたというロバート・シェクリイによる小説『不死販売株式会社』の名を挙げている[6]。
- ^ 長い連載の割にあっさり終わったため、インターネット上で読者に酷評されたことは作者も認識しており、後に連載する『いぬやしき』第1巻で、登場人物の獅子神が「お前GANTZ信者じゃん。人殺しばっかのクソマンガ読んでっからさ」「ネットでクソマンガ認定されてるぜ。恥ずかしーからポスターとか」と発言する場面がある。これは架空の作品名を使うこともできたが、できるだけ現実にあるものを出していきたいという作者の意向であえてGANTZの名前を出したとのこと[12]。
- ^ この時、頭が左右に別れて切れていたため、右目と左目から氷川に向けて目の前で放たれた光線が同じ方向に真っ直ぐ放たれなかったため、余計に状況が悪化したが、氷川は若干汗を流して動揺しながらも簡単に避けた。
出典
- ^ ミッションの時間帯はいずれも夜だが住宅街、神社、ビル街、幕張、六本木ヒルズ前、池袋駅、道頓堀、トレヴィの泉と夜でも人通りが多い区域に変わっていく。
- ^ ねぎ星人~あばれんぼう星人・おこりんぼう星人まではガンツチームが奇襲した形となっており、チビ星人~オニ星人は事前にガンツチームを待ち構えていたような描写がされている。吸血鬼に至ってはミッション外に積極的にガンツメンバーを襲っている。
- ^ ガンツメンバーと星人は不可視になっているだけで、現実世界に存在するため物理的に接触が可能。むしろ一般人からは見えないため危険である。
- ^ ルールはあくまでミッションを通して独自に把握したもので事前の説明は一切ない。ガンツメンバーもしくは星人の全滅が前提のため、戦況に応じて改変されていた模様。
- ^ 玄野は以前に西のホームページ「黒い球の部屋」でカタストロフィの文字を見ている[13]。
- ^ 最終ページ右端には風・タケシ・メアリーも浜辺に駆けつけている様子が描かれている。
- ^ 「黒い球の部屋」のトップページでは、「昔のテレビ番組に出ていたロボットの名前を誰かが昔この球につけたらしい」と書かれていた。
- ^ 他のガンツを指して、単純に「玉」と呼ばれることもある。
- ^ 移民のため、最終的に地球へ侵略行為をしてくる巨大かつ最強の異星種族。
- ^ a b 『GANTZ/MANUAL』158頁によると、必要な栄養素はネギだけで賄える体質だからだとのこと。
- ^ 笑い顔、怒り顔、攻撃モードの顔(ギョロ目になって、口を大きく開く)。
- ^ 和泉との対決の際、擬態の解除時は擬態中よりも強い打撃を放っていたことから。
- ^ 件のコマをよく見ると、足の指で刃をつまんでいる。
- ^ 風のような格闘の熟練者なら、ガンツスーツによる体術でも殲滅が可能。
- ^ 檻は一定数の地球人が捕獲された後、母船に向けて飛び立つ。
- ^ 警備員の一人は吉川のガンツソードによって死亡するが、もう一人はそうした描写が無く、死亡したのかその場から離脱したのか不明。
- ^ この部位は体術でも破壊できる。
- ^ この施設は元々彼らの家畜を屠殺する設備を流用していたものと見られる。
- ^ この時点で衣類が溶解し、地球人はまる裸にされる。
- ^ 100点メニューから得られる強力な武器は100点未達成のメンバーには所持する権利が無い。だが本来の所有者が死亡したり、戦闘不能になった場合は所持・使用が可能。
- ^ 他人のスーツを着用しても効果は無く、後に自分のスーツが転送されてくることなど無いため、転送時には所持が必須である。
- ^ 西や和泉は必ず持ち帰り、常に私服や学生服の下に着用し、ミッション外での襲撃に備えている。長くミッションに参加していると星人(吸血鬼など)に顔を覚えられてしまうため、ベテランメンバーにはこうした危機管理が必要となってくる。
- ^ 気配までは消すことが出来ないらしく、ガンツの部屋のような静かな密室では察知される描写がある。
- ^ アニメ版ではタイムラグはGANTZによって設定されており、物語終盤において何の意図かタイムラグが解除され、玄野がXガンを発砲した際、瞬時に対象物が破壊されている。
- ^ ただし、この場合は命中率が下がる。
- ^ 実際に玄野はかっぺ星人戦、桜井はラストミッション戦で衝撃に耐えられず放り出されている
- ^ ガンツメンバーは生体情報をリアルタイムで発信し、その情報をもとに転送(再構成)されているため、転送の度に若返るなどの現象は起きない。
- ^ a b “「GANTZ」連載13年でついに完結、戦いの結末を目撃せよ”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ). (2013年6月20日) 2019年1月20日閲覧。
- ^ “奥浩哉による漫画『GANTZ』がハリウッド映画化か”. Hypebeast.JP (2021年11月5日). 2023年5月14日閲覧。
- ^ “GANTZ:O|ガンツ:オー”. 東宝WEB SITE. 東宝. 2016年10月15日閲覧。
- ^ “「GANTZ:L」開幕、百名ヒロキ「ガンツスーツ着用時のプリケツに注目」”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ). (2018年1月26日) 2018年4月10日閲覧。
- ^ “GANTZ:E 2”. 集英社. 2021年4月19日閲覧。
- ^ hiroya_okuのツイート(1430375732467802113)
- ^ 『季刊コミッカーズ』2003年春号、美術出版社
- ^ 『オトナファミ』2011年3月号、KADOKAWA
- ^ 奥浩哉『GANTZなSF映画論』集英社〈集英社新書〉、2012年5月10日、38頁。ISBN 978-4087206418。
- ^ “「すこしふしぎ」なジュブナイルを目指して作品を作っている 「GANTZ:O」原作者・奥浩哉さんにインタビュー”. GIGAZINE (株式会社OSA). (2016年10月6日) 2017年3月11日閲覧。
- ^ 奥浩哉『GANTZなSF映画論』 集英社〈集英社新書〉 2012年5月10日 ISBN 978-4-08-720641-8 Kindle版 行No.184 / 1803
- ^ 淵上龍一 (2014年5月22日). “奥浩哉「いぬやしき」×久慈進之介「PACT」特集、異なる作風のSF作家対談”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ): p. 2 2017年3月13日閲覧。
- ^ 10巻 108話
- ^ 奥浩哉『GANTZなSF映画論』集英社〈集英社新書〉、2012年5月10日、74頁。ISBN 978-4087206418。
- ^ 『GANTZ/MANUAL』奥浩哉ロングインタビュー 243頁
- ^ a b 『GANTZ/MANUAL』星人ふぁいる6 ゆびわ星人 180頁-181頁
- ^ 映画「GANTZ:O」 奥浩哉 × 志磨遼平(ドレスコーズ) SPECIAL対談【SPACE SHOWER NEWS】(YouTube)
- ^ a b 原文より抜粋。
- ^ 那須本康 (2015年11月17日). “「GANTZ」劇場版CGアニメで復活!スピンオフの連載もスタート”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ) 2005年12月13日閲覧。
- ^ “江戸版GANTZ連載開始でファン大歓喜 / その名も「GANTZ:E」ヤンジャンでツキイチ連載”. ガジェット通信 (2020年1月9日). 2020年1月9日閲覧。
- ^ “ヤンジャン新連載、まさかの『GANTZ』時代劇で話題 題名が最後判明で驚いた読者続出”. ORICON NEWS (2020年1月9日). 2020年1月9日閲覧。
- ^ “GANTZ”. バンダイチャンネル. 株式会社バンダイナムコライツマーケティング. 2019年1月20日閲覧。
- ^ “インデックス、『GANTZ/XAOS』『真・女神転生 DEVIL COLLECTION』など計5タイトルのサービスを終了”. Social Game Info (株式会社ビジプル). (2014年3月11日) 2019年1月20日閲覧。
- ^ “ドル箱キングダム”. 日刊スポーツ大阪本社版 (大阪市: 日刊スポーツ新聞西日本). (2017年4月6日)
- ^ “ぱちんこ GANTZ:3 LAST BATTLE機種情報”. 777パチガブ (2022年8月1日). 2023年1月27日閲覧。
- ^ a b “「GANTZ」新作3DCGアニメは大阪編描く「GANTZ:O」、10月に公開”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年4月19日) 2016年8月4日閲覧。
- ^ “河北麻友子、英語で声優初挑戦「感情入れやすかった」 『GANTZ:O』ヒロイン役”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2016年9月30日) 2016年9月30日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』2017年3月下旬号、キネマ旬報社 p. 42
- ^ “GANTZ:初の舞台化 浅川梨奈がヒロイン岸本恵に”. まんたんウェブ (株式会社MANTAN). (2017年11月17日) 2017年11月17日閲覧。
- ^ @young_jump、2018年1月26日のツイート、2019年1月20日閲覧。
- ^ “累計2100万部の大ヒット漫画「GANTZ」初舞台化決定!豪華キャストでおくる迫力のステージ”. POLYGON MAGIC,INC.. ポリゴンマジック株式会社 (2017年11月17日). 2018年4月17日閲覧。
GANTZ
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