学校内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 02:14 UTC 版)
江端 由良(えばた ゆら) 本編の主人公。普通科1年4組、出席番号2番。 眼鏡っ娘。一生懸命だけどその努力は報われない。勉強・運動共に赤点ライン。長年通うも昇級できない合気道教室を辞めようと思うも、「辞めます」の一言が言い出せなく10年になるなど優柔不断の面があり、別の意味で「ほっとけないタイプ」。人の名前と顔が一致しないなど人付き合いは苦手。そのこともあって小・中学校を通じてイジメの対象となっていたが、本人は飛鳥に指摘されるまで全く気がついていなかった。ボタン一つ押すことすら恐怖を感じるほど深刻な機械オンチ。数少ない長所は「体が丈夫」で、父いわく「山の天辺から転がり落ちても笑ってるコ」。 父の名前は為作。母と共に農業を営んでいる。由良を含め3人家族にしては里芋、みかん、栗、米、トマトなど手広くやっている模様。 風間 飛鳥(かざま あすか) 由良のクラスメイト。出席番号7番の学級委員。 由良の幼なじみで片道30分の隣に住んでいる。他のクラスメイトと違って勉強、スポーツともそつなくこなせる美少女。 ほとんど家では勉強せず教科書ももって帰らないのだが、気まぐれに本気をだすと県内でもトップクラスとなる。読書家で海外ミステリー好き。美容院代を削ってもハードカバーの最新巻を買っている。また幼い頃東京に住んでいたことがあるわりに、自然に詳しい。 性格は「一生懸命にやっている人の顔を見ると笑っちゃう」、「スポーツの爽やかなかけ声が苦手」などの天邪鬼な面がある。朝は低血圧でほとんど意識が無い。うさぎが大好き。 引っ越した先の小学校で由良をイジメから救ったが、それは由良のためではなく自分の沽券の問題からだという。 江端家とは付き合いが良く、特に由良の母が持病の腰痛でダウンすると一家の助っ人になる。ただし報酬として収穫物をいただくことも忘れない。 母子5人暮らし。父とは幼い頃に死別し、母がスナックで働いて生計を立ててきた(現在は姉も加わる)。「光世」というバツイチの姉とその娘、また「沙樹」という中学生の妹がいる。由良いわく全員美人。 杜葉菜子(もり はなこ) 由良のクラスメイト。出席番号21番。 バレー部所属。ポジションはリベロの補欠の控えの控え。お調子者でその態度を主に部長の岡田に咎められる。全問選択問題のテストにおいて消しゴムをサイコロに見立てたやりかたで100点を取るなどの強運の持主。エースアタッカー藤堂に夢中で、隠し撮りの写真を手帳に忍ばせるなどその行為はストーカー。好きな物は「いちご牛乳」。 佐久間千里(さくま ちさと) 由良のクラスメイト。出席番号9番。 神秘(オカルト)研究会代表だが千里以外は皆幽霊部員状態。そのオカルト趣味が原因で過去に彼女もいじめられていたらしいが、本人は全く気にしてないようである。またお手製の護符の販売をして小遣い稼ぎをしている模様。 手芸が得意でお手製のぬいぐるみを常に持っている。わりと計算高い。悩みは体重。 山田初音(やまだ はつね) 由良のクラスメイト。出席番号27番の学級委員。 美術部所属。体育の真島先生に密かに恋をしている。結構人使いは荒い。 藤堂美月(とうどう みつき) 学園のスポーツ特待生。体育科2年で和歌山出身の寮生。 バレー部のエースアタッカー。身長180cm、ヅカスターの顔つき、そして優しい性格で人気がある一方、「ガラスのハート」と呼ばれるほど繊細な性格。フリルの寝間着を愛用するなど可愛い物に目がない。飛鳥に対しては密かに「シャルロッテ」と呼んで愛でている。 岡田晶(おかだ あきら) 熊本出身の寮生で、藤堂と同室に住んでいる。 バレー部部長でセッター。藤堂のフリル好きを隠すためなら自らを犠牲にすることも厭わない頼れる主将。 松下・菅井 陸上部2年の寮生。 渡来珠子(わたらい たまこ) 古典の教師で由良のクラス担任で担任は由良のクラスが初めて。生徒たちをファーストネームで呼んだり、セーラー服を借りて着用したりしてフレンドリーだが、東京から来て日が浅いらしく、田舎での学園生活にうまく馴染めない様子。愛車はオースティン・ミニ。心配事は体重。 織部 麗(おりべ うらら) 学校の理事の1人で、よく学校に訪れる。理事長の娘で学校と同じ名を持つ。セレブな容姿を持ちながら、「焼きそばパンが美味しい」と言うなど思考や趣味は庶民寄り。祭りの夜店で買ったひよこや金魚を学園に寄付し(押しつけ)たり、カブトムシを飼うためクヌギの木を急遽植えたり公私混同が激しい。またギャグのセンスが飛鳥と同系のようでその点では息が合う。 真島(ましま) 体育教師で女子サッカー部顧問。 たとえ普通科の授業であっても手抜きはしない熱血教師。なにかと体を動かすことに反発する普通科生徒の扱いに苦悩している模様。
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学校内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 04:49 UTC 版)
私立学校では特に区別はないが、公立学校においては条例等に徴収の定めがあり地方自治体の収入となる公費と、学校ごとの取り決めに照らして徴収され学内で経理処理される私費に区分されている。次のうち、授業料・入学金については公費となる。条例・規則に定めのある空調使用料も公費である。これら以外の私費については保護者への説明や明確な法的根拠無しに徴収されている場合もある。また、学内のみで処理されているため、しばしば横領等の経理事故が起きることがある。 授業料授業を受けるために必要な費用。毎年掛かるもの。 入学金(入学料)その学校に入学するために必要な費用で、支払いは初年度のみである。併設型中高一貫校では中学入学時だけでなく高校進学時にも入学金がいる場合があるが、中等教育学校の場合は不要である。入学初年度に納入する授業料や入学金などをまとめて「初年度納入金(初年度納付金)」と呼称する。 教科書代教科書の購入にかかる費用。小学校、中学校、中等教育学校の前期課程並びに盲学校、聾学校及び養護学校の小学部及び中学部については、義務教育諸学校の教科用図書の無償に関する法律(無償法)により無料となっている。 給食費給食に掛かる代金。近年、滞納が増えており、給食の質への影響がある例も出ている。 (副)教材費参考書、工作セットなどの教材の代金。 寮費学生寮に入るための費用。 寄付金私立学校で募集するもので、多くの場合は支払い義務はないものであるが、支払う場合が多いとされる。近年問題となった名門校での過大な寄付金要請には非難の声もある。 学債学校が一時的に資金を借りる、債権の一種。寄付金とは違って満期後に返還されるが、受け取らずにそのまま寄付される場合もある。 空調使用料冷房使用に必要な費用。一部の府県の公立学校において、教室への冷房実施とあわせて導入されている。 PTA会費PTAの活動に必要な費用。 修学旅行費修学旅行の参加費として積み立てるもの。 学年費・学級費その他、公費支出が困難な経費にあてる費用。 その他とくに日本の私立大学では、実習にかかる費用として実験実習費、施設整備のための積立金として施設費、各種の研究会費や同窓会費などを、学生から毎年徴収する事が多く、学生や親にとっては経済的負担になっている。
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