井茂圭洞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/24 10:03 UTC 版)
| 井茂 圭洞 （いしげ けいどう） | |
|---|---|
 文化功労者顕彰に際して 公表された肖像写真 | |
| 本名 | 井茂 雅吉 （いしげ まさきち） |
| 誕生日 | (1936-09-16) 1936年9月16日（87歳） |
| 出生地 |  兵庫県 |
| 国籍 | 日本 |
| 民族 | 大和民族 |
| 流派 | 一東書道会 |
| 芸術分野 | 書 |
| 出身校 | 京都学芸大学 学芸学部卒業 |
| 代表作 | 『若山牧水の歌』 （1961年） |
| 受賞 | 日展特選 （1977年・1979年） 日展会員賞（1993年） 日展内閣総理大臣賞 （2001年） 日本芸術院賞（2001年） |
| 会員選出組織 | 日本芸術院 |
| 活動期間 | 1950年代 - |
| 影響を受けた 芸術家 | 深山龍洞 |
| テンプレートを表示 | |
井茂 圭洞（いしげ けいどう、1936年9月16日 - ）は、日本の教育者、書家。一東書道会会長、京都教育大学名誉教授、日本芸術院会員、文化功労者。本名は井茂 雅吉（いしげ まさきち）。
高等学校の教員を経て、京都教育大学教育学部教授、公益社団法人日展副理事長などを歴任した。
来歴
生い立ち
1936年生まれ、兵庫県出身。本名は雅吉。1954年より深山龍洞に師事。京都学芸大学（現・京都教育大学）卒。大学卒業後は、高等学校の教員として書道を教えていた。
書家として
61年「若山牧水の歌」が日展初入選。1991年京都教育大学教授。97年日展評議員。「清流」で2001年日展内閣総理大臣賞、2001年芸術院賞。2012年日本芸術院会員[1]。2018年文化功労者[2]。2023年文化勲章受章[3]。
著作
- 『日本書学大系 研究篇 第5巻 かなの書』榎倉香邨,桑田三舟,高木聖鶴,日比野光鳳共著 同朋舎出版 1989
- 『二玄社かな字典』編 1991
- 『かな古典の学び方 11 和泉式部続集切 伝藤原行成』編 二玄社 1993
- 『読売書法講座 9 漢字かな混用』近藤摂南共編 読売新聞社 1995
脚注
- ^ 日本人名大辞典
- ^ “平成30年度 文化功労者”. 文部科学省 (2018年11月3日). 2018年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月27日閲覧。
- ^ “文化勲章に川淵三郎氏ら7人決まる、文化功労者は北大路欣也さんら20人に”. 朝日新聞. (2023年10月21日). https://www.asahi.com/articles/ASRBN53JHRBKUCVL04T.html 2023年10月21日閲覧。
日本芸術院賞受賞者 | |||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| |||||||||||||||||
| |||||||||||||||||
| |||||||||||||||||
| 太字は恩賜賞受賞者。名跡は受賞時のもの。表記揺れによる混乱を避けるため漢字は便宜上すべて新字体に統一した。 | |||||||||||||||||
- 井茂圭洞のページへのリンク
