福田恆存とは? わかりやすく解説

ふくだ‐つねあり【福田恆存】


福田恆存

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 13:42 UTC 版)

福田 恆存(ふくだ つねあり、1912年大正元年〉8月25日 - 1994年平成6年〉11月20日)は、日本評論家翻訳家劇作家演出家日本芸術院会員。現代演劇協会理事長、日本文化会議常任理事[1]などを務めた。名前については「こうそん」と音読みされることも多い。


  1. ^ a b c d e f 福田恆存 ~〈戦後〉に異議あり 保守の論客~” (PDF). グレート・ワークスの世界 ―近現代日本の思想と学問―. 神奈川県立図書館. 2014年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月28日閲覧。
  2. ^ 福田恒存”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus. コトバンク. 2012年6月23日閲覧。
  3. ^ 三谷太一郎「「文明化」・「西洋化」・「近代化」をめぐって: 福沢諭吉と丸山眞男─日本近代の先導者と批判者─」『日本學士院紀要』第72巻Special_Issue、2018年、226頁、doi:10.2183/tja.72.Special_Issue_209 
  4. ^ 『吉本隆明全集9 1964-1968』晶文社、2015年6月、283-296頁。 
  5. ^ 『『平衡感覚ー福田恆存を悼んで』、柄谷行人、新潮新潮社、1995年2月、250-253頁。 
  6. ^ ハンドブック近代日本政治思想史 幕末から昭和まで”. www.minervashobo.co.jp. ミネルヴァ書房. 2023年9月12日閲覧。
  7. ^ 演劇入門 -福田恆存 著|文庫|中央公論新社”. www.chuko.co.jp. 2023年8月13日閲覧。
  8. ^ 竹内洋『メディアと知識人 - 清水幾太郎の覇権と忘却』中央公論新社、2012年、308頁。ISBN 978-4120044052 
  9. ^ 孟子 盡心上”. 中國哲學書電子化計劃. 2012年6月21日閲覧。 “人之有德慧術知者,恒存乎疢疾”
  10. ^ 川久保2017 6-10頁
  11. ^ 川久保2017 11-13頁
  12. ^ 川久保2017 14-24頁
  13. ^ 川久保2017 24-34頁
  14. ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)283頁
  15. ^ 設立50年目の2013年秋に一旦解散した。
  16. ^ 同会の出版部編集委員として活動。会誌『あるびよん』の編集委員を務める。『あるびよん』創刊号、新月社、1949年
  17. ^ http://www.shiro1000.jp/tau-history/tama-zoukei/tama-zoukei.html
  18. ^ 『福田恆存全集 第三卷』「覚書三」
  19. ^ a b c 竹内 2011, p. 289.
  20. ^ 竹内 2011, p. 288.
  21. ^ 竹内 2011, p. 290.
  22. ^ 諸君!』1997年11月号、呉智英坪内祐三「福田恒存から断筆・筒井康隆まで戦後論壇この50人・50冊」
  23. ^ 小林よしのり『ゴーマニズム宣言PREMIUM 修身論』マガジンハウス、2010年、203-206頁。 
  24. ^ 『福田恆存全集 第五卷』文藝春秋、1987年。 
  25. ^ 川久保剛「福田恆存 ミネルヴァ日本評伝選」、ミネルヴァ書房、2012年、pp.18-23。
  26. ^ 宮野江里加「「雲の会」論——文学立体化運動の再考」『身体表象』第3巻、身体表象文化学会、2020年3月、2023年8月13日閲覧 
  27. ^ 井上優「岩田豊雄の中のシェイクスピア--1955年 福田恆存演出『ハムレット』成立の一背景」『西洋比較演劇研究』第19巻第1号、西洋比較演劇研究会、2020年、23-37頁、doi:10.7141/ctr.19.23ISSN 1347-2720NAID 130007825948 
  28. ^ 現代演劇協会年表 – 現代演劇協会 デジタルアーカイヴ”. onceuponatimedarts.com. 2023年8月13日閲覧。
  29. ^ 演劇入門』玉川大学出版部、1981年6月15日http://www.tamagawa-up.jp/book/b28620.html 後年にオンデマンド版で再刊
  30. ^ 演劇入門 -福田恆存 著|文庫|中央公論新社”. www.chuko.co.jp. 2023年8月13日閲覧。
  31. ^ 『演劇入門 増補版』(中公文庫)は、1980年代に発表された『演劇入門』に、評論を追加。なお版元・中央公論新社は、2000年代読売新聞社を軸とするメディア・コングロマリットの一社となった。
  32. ^ 昭和37年から昭和55年にかけ、九州で四度行った講演と問答集
  33. ^ 『ノーベル賞文学全集20 ジョージ・バーナード・ショー ほか』に受賞演説と収録(主婦の友社、1972年)
  34. ^ 新潮社の編集者で、退社後は演劇関係で福田を支えた
  35. ^ 「第9章 アメリカから帰った福田恆存は、「文化人」の「平和論」を果敢に攻撃した」を収録。著者は文藝春秋「諸君」などでの担当編集者
  36. ^ 著者自身により、Amazon Kindleで再刊。2012年11月


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福田恆存

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三島由紀夫」の記事における「福田恆存」の解説

英文学者劇作家演出家。「雲の会同人で「鉢の木会」でも交遊し、「文学座」や同じ保守派論客として親しかった福田が「文学座」から分裂し芥川比呂志岸田今日子引き連れて劇団雲」を結成した際には、発表前夜になってから三島参加呼びかけたため、彼だけが参加できなかった。それ以後演劇活動は共にしなかったが、三島は「劇団雲」の機関紙寄稿して対談も行うなど、関係断絶には至らなかった。

※この「福田恆存」の解説は、「三島由紀夫」の解説の一部です。
「福田恆存」を含む「三島由紀夫」の記事については、「三島由紀夫」の概要を参照ください。

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