芹沢光治良とは? わかりやすく解説

せりざわ‐こうじろう〔せりざはクワウヂラウ〕【芹沢光治良】

読み方:せりざわこうじろう

18971993小説家静岡生まれヒューマニズム明る文体そなえた作風知られた。作「巴里に死す」「人間の運命」など。


芹沢光治良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 13:50 UTC 版)

芹沢 光治良(せりざわ こうじろう、1896年明治29年)5月4日 - 1993年平成5年)3月23日)は日本の小説家静岡県沼津市名誉市民(1980年‐ )[3][4]。1965年‐1974年に日本ペンクラブ会長を務めた。日本芸術院会員。


注釈

  1. ^ 新潮社より1冊ずつ書き下ろし刊行。第1巻「父と子」の初版は1962年7月。
  2. ^ 1964年の実績が対象だが、発表・授賞式は1965年。
  3. ^ 日外アソシエーツ『人物レファレンス事典 音楽篇』(2013年3月)によると生年月日は1935年7月23日だが、中野区立中央図書館編『第14回 中野区ゆかりの著作者紹介展示 芹沢光治良』[1](PDF)の年譜では1933年7月生まれ。訃報の「享年81歳」と計算が合うのは後者。
  4. ^ 中山みきがモデル。
  5. ^ 中山正善(2代目真柱)がモデル。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i 第14回 中野区ゆかりの著作者紹介展示 芹沢光治良(2017年11月25日‐2018年1月25日)”. 東京都中野区立中央図書館. 2021年7月15日閲覧。(PDF)
  2. ^ 読売新聞・1967年11月3日・1面「秋の叙勲」、5面「叙勲された人々 勲二等 勲三等」。
  3. ^ a b 『海と風と愛 芹澤文学の世界 ‐芹澤光治良生誕百年記念事業‐』(沼津市立図書館編集・発行、1997年10月)巻末略年譜よりp.119。
  4. ^ 名誉市民(詳細)”. 沼津市. 2022年8月30日閲覧。
  5. ^ Kojiro Serizawa - Nomination Archive(ノーベル賞委員会、英語)2022年9月20日閲覧。
  6. ^ 『芹沢光治良先生追悼文集』1995
  7. ^ 野沢朝子著『導かれるままに』2015年12月15日刊 21頁
  8. ^ 『海と風と愛 芹澤文学の世界 ‐芹澤光治良生誕百年記念事業‐』(沼津市立図書館編集・発行、1997年10月)巻末略年譜より、p.117。
  9. ^ 『海と風と愛 芹澤文学の世界 ‐芹澤光治良生誕百年記念事業‐』(沼津市立図書館編集・発行、1997年10月)巻末略年譜より、p.118。
  10. ^ 『改造』懸賞創作当選作一覧”. 「文学賞の世界」(管理人 pelebo@nifty.com). 2021年7月17日閲覧。
  11. ^ a b c 芹沢光治良「あとがき」『芹沢光治良自選作品集 Ⅰ』宝文館、1957年4月(「巴里に死す」「再びパリを訪ねて』」収録巻)、p.214。
  12. ^ 芹沢光治良「あとがき」『芹沢光治良自選作品集 Ⅰ』宝文館、1957年4月(「巴里に死す」「再びパリを訪ねて』」収録巻)、pp.215 - 217。
  13. ^ 『朝日新聞』1969年4月9日(東京本社発行)朝刊、14頁。
  14. ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)178頁
  15. ^ 松本滋「ある不思議な事:芹沢光治良氏の死をめぐって」『東京大学宗教学年報.別冊』第12巻、東京大学文学部宗教学研究室、1995年3月31日、4-5頁、doi:10.15083/00030298 
  16. ^ 芹沢光治良「序文」、石井稔(編著)『異色の提督 百武源吾』異色の提督百武源吾刊行会、1979年、pp.1-3
  17. ^ 朝日新聞(東京本社版)2015年7月19日・第34面「芹沢文子さん(作家の故芹沢光治良さんの三女、元東京音楽大学教授・声楽)17日死去 81歳」。
  18. ^ 元東京音楽大学教授の芹沢文子さん死去[リンク切れ] アーカイブ 2015年7月21日 - ウェイバックマシン
  19. ^ 代表理事 岡玲子様 逝去のお知らせ”. (一財)芹沢光治良記念文化財団公式サイト. 2021年7月17日閲覧。2021年6月6日逝去。


「芹沢光治良」の続きの解説一覧

芹沢光治良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 18:37 UTC 版)

摂理 (神学)」の記事における「芹沢光治良」の解説

神と魂の救済について深く探求した文豪 芹沢光治良は、自然科学的な法則含めた神の配慮満ちた道徳的な意思を「摂理」として捉えたキリスト教でいう「摂理」とは「一般的には宇宙および歴史一定の法則あるいは計画に従って支配する考えられる神的原理のこと」といえるが、芹沢の「摂理」の概念はこれを含むものだった芹沢は、「文学はもの言わぬ神の意思言葉与えることだ」ととらえ、『神シリーズ』と呼ばれる神を題材にした作品数多く世に残した芹沢「神」観には、キリスト教でいう「摂理」の概念多分に影響している。

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