主な魚津弁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/01 07:13 UTC 版)
※他の地域と重なるものも含む あい、あいよ、あいや 「なんて」、「あらら」、「あんな」 例:「あいおっとろっしゃ」=「なんて恐ろしいんだ」 同じく、こい「こんな」、そい「そんな」も使用する。 例:「あいおっとこっしゃ」=「なんて恐ろしいんだ」 あぃっちゃ 「あいつ」、「やおつ」、「やおちゃ」 あこ 「あそこ」 例:「あこから(あっから)来た」=「あそこから来た」 あしゃあしゃ 「落ち着きがない様子」(この地域では「きときと」の類似語であり、ともに悪い意味で使用することが多い) あせぐらしい 「落ち着きがない」、「せわしない」 あっつい 「あつい」(熱い、暑い、厚い) あとなぜ(あとなで) 「(字の練習帳などで既に薄く書かれた部分の)跡をなぞること」、「書かれた(描かれた)通りになぞること」 あら 「あれは」 例:あら何け=「あれは何なの?」 「こら」や「そら」を用いることは少なく、「これちゃ」や「それちゃ」を用いるのが自然である。 あるいたらく 「歩き回る」、「あっちへ行ったりこっちへ来たりする」 あんにゃ 「お前」、「あんた」 いかっしゃい、いかさい、いかっせ 行きなさい いかった 「良かった」 いな 「貴様」 いつかって 「だって」、「まさか」 例:「いつかってそいことなかろ」=「だってまさかそんなことないだろ」 うぉづ 「魚津」 うぞい 「(物などが)ぼろい」、「(服などが)ださい、古い、もう着れない様」 糸魚川、氷見、岐阜、北海道などでは「おぞい」を用いる地域がある。 うっそ 「嘘」 ◯◯ど(れど) ◯◯けれど(るけれど) 例:「すれど」=「するけれど」、「すらんねど」=「しらないけれど」 うろ 裏側の土地や空間、表とは反対の場所、普段は行かないような狭い裏側の場所 おあとこ 「おいらのところ」、「私の家」 おいよ、おいね 「そうなんだよ」、「うん」、「おう」、「そうそう」 ニュアンス的には「おう、そうなんだよ」という意味合いである。また、「おいね」も用いる。 ○○おうた 「会った」→「おうた」、「買った」→「こうた」 おかしい、おっかしい 「面白い」(変という意味はない) おく 「よす」、「やめておく」 例:もう遅いしおかれ(おいとかれ)=もう遅いしやめときな(やめておきなさい) おちらし 「麦焦がし」(大麦の粉に水を加えた食べ物) おつかかる 「よりかかる」 東日本や北日本の多くでは「おっかかる」が用いられる。 おっちる 落ちる おっちゃる、ほっちゃる 「放る」(放っておく) 放置する意味が強く、捨てる意味ではあまり用いない。 おっとろしない(おっとろしい、おっとしい) 「怖い」、「恐ろしい」、「おっかない」 例:「おっとろしなや(おっとろっしゃ)」=「なんて怖いのだろう」(「おっかなや」とも言う) おもしい 「変」、「変わった」(面白いという意味はない) おら、わたい 「私」、「俺」、「自分」 おらだ(おらだん) 「私達」、「俺達」、「我等」 富山県内の魚津以西では「おらっだ」や「おらっちゃ」を用いる地域もある。 おらち、おらとこ 「私の家」、「私のところ」 おる 「いる」 西日本方言の影響を受けている。 「おらん」(いない)も用いる。 おわわ 「ひいばあちゃん」、「曽祖母」、「おばば」 市内では「ば」行と「わ」行がしばしば入れ替わる。 おんなじ 「同じ」 か、かー、きゃ、きゃー 「これ」 が(鼻濁音) 「の」、「もの」 例:どいことなが?=「どういうことなの?」、そうなが=「そうなの」、誰のが?=「誰のもの?」 又次の様な言葉も用いることがある。 「あるがか」→「あらか」、 「するのか」→「すらか」、「するがいけど」→「すらいけど」、「するんだろ」→「すらいろ」 かー 「鍬」 かー、かかー、かあちゃん 母さん かいこと(かえこと) 「交換」 かいど 「家の外」 ◯◯かす 「す」 例:ひやかす=冷やす、ずらかす=ずらす 「脅かす」(おどかす、おどろかす)は標準語と同じ かたい子 「かわいい子」(小さい子に使う意で) かたがる 「傾く」 かちゃかちゃ (物などが散乱して)ぐじゃぐじゃ かつける 「ぶつける」 カットバン 「絆創膏」 絆創膏とカットバンを併用している。バンドエイドやキズバンと言う人もいる。 かねこおり 「つらら」 がばがば(だばだば) 「だぶだぶ」、「ぶかぶか」 からすがい 「こむらがえし」 かろ 「でしょ」、「だろ」 例:いかろ=いいでしょ、寒かろぉ=寒いでしょう がんぴ 模造紙 ※アイヌ語の「カンピ」(紙)より来た説。雁皮紙が省略された説。 きかん、きっかん 「(人が)悪い」 例:きっかんもんが盗んだ=「悪い人が盗んだ」 きゃー悪い 「気分が悪い」、「疲れる」、「体調がすぐれない」 気の毒な そのまま「お気の毒に」という意味もあるが、「ありがとう」という意味もある。 例:「こんなにでかいとお土産、気の毒な」(こんなにたくさんのお土産、ありがとうね) きんの 「昨日」 くじる 「ひっかく」 くったたる 「突き刺さる」 くどい 「(何度も)しつこい」、「(食べ物などが)飽きてくる」 け(○○けぇ、○○けね、○○かいね) 「○○なの?」、「○○なんだぁ」、「○○じゃないか」 栃木弁のように「~け?」(~だろうか?)のようにも使用する(質問をするとき使う。けの「ぇ」を上がり調子で読む) (例:そうけぇ?→本当にそうなの?)。 「け」は富山の影響であり、「けね」は新潟の影響である。 げっと 「最下位」、「びり」 他にも「けつ」、「げっとくそ」、「げったくそ」、「げっぽ」(越後方言)、「げべ」(加賀弁)などを用いる。 けなるい 「うらやましい」 ◯◯けね 「◯◯しようか」、「◯◯じゃないか」、「◯◯ですよね」 例:「山が綺麗やなけね」(山は綺麗じゃないか)、「なったにけね」(なったじゃない)、「そろそろ行くけね」(そろそろ行こうか) けやす 「消す」 こいちゃ、こいっちゃ 「こいつ」(同じく「そいつ」や「あいつ」として「そいっちゃ」、「あいっちゃ」も使用する。) こちょわしい(こちょわす)、こちょがしい(こちょがす)、こちょばしい 「くすぐったい」(こちょこちょをする) 「こちょわしい」は主に魚津市東部以東の富山県、「こちょがしい」は主に魚津市西部以西の富山県で用いる。 富山県西部は「こちょがしい」、新潟県の一部や石川県の一部は「こちょばしい」、長野県松本地方は「こそばゆい」を用いる。 ごっそさん(ごっつぉさん) 「ごちそうさま」 こっちゃ(するこっちゃ) ◯◯こっちゃ 「◯◯るといいよ」 例:「するこっちゃ」=「するといよ」 ごぼる 「(雪や泥などに)ずっぽりとはまってしまうこと」 こわい 「(食べ物などが)かたい」 こわくさい 「生意気」 こわす 「(お金を)くずす」、「両替する」 こんだ 「今度は」 さ、さー、しゃ、しゃー 「それ」「そう」 例:「さー何よ」=「それは何?」、「しゃいろ」=「そうなんだろ」、「しゃー何?」=「それは何?」、「しゃいろ」=「そうだろ」 ざい、ざいご 「地元」「土地」 例:「ざいのもん」=「地元の人」 し 「ひ」の音が「し」になることがある。「ひっつく」→「しっつく」 江戸言葉との類似性がみられ、更に北日本のズーズー弁の影響で「し」が「す」となり、「しっつく」→「すっつく」となる。 しさん 「方(「~の人」という意味で)」 舌ベロ、舌ベラ 「舌」、「べろ」 してかかって してしまって シマダイ 「イシダイ(魚)」 じゃー 「よー」 (例:すらんじゃー=しらんわー(しらないよーの意)。「ちゃー」と「じゃー」の区別は、どちらも否定的な使用の時に「ちゃー」は「別にいい」という感覚で、「じゃー」は「そんなことしなくてもいい」と少し強めに止めるニュアンスである。肯定的な意味で「じゃー」を使用するときは「◯◯だけどそれでもいいの?」というニュアンスや、「なんとこういうことなんだ」と強調するときにも使用する) しゃーん 「そう」 例:しゃーんなら=「そうなら」、しゃんか=「そうなのか」 しゃーんけ(「しゃ」=「さ」で用いる場合、また、「け」=「けね」=「かいね」で用いる場合がある。富山弁の「そいがぁけぇ」と同義語である) しゃわ 「世の中」 ○○じゃわ 「○○だか」、「○○とか」、「◯◯やら」 例:「したじゃわしとらんじゃわ言っとる」=「しただかしてないだか言っている」 しょーからい(しょっからい、しおからい) 「しょっぱい」 市内では「からい」だけでは唐辛子などが「辛い」意味となる。 しょむない(しょんない) 「味が薄い」、「味がしない」 知らんだ(すらんだ)、知らなんだ、知ららんだ 「知らなかった」 しられ、すられ 「しなさい」 例:こられ=きなさい、おかれ=おきなさい、またれ=まちなさい 「味気ない」、「味が薄い」 しられんぞ(しられんがいぞ) 「しないで(したらだめだぞ)」 す 「し」の音が「す」になることがある。「しらんけど」→「すらんねど」 「爺」→「ずず」 ずこ 頭 すっつく ひっつく、張り付く ずる 「ずり動く」 ぜ 「○○だねえ」、「○○だよ」など 例:「いいぜぇ」=「いいねぇ」、「そうなんやぜ」=「そうなんだよ」 石川県では「じ」を用いるため、富山県で「いいぜぇ」となるものが石川では「いいじぃ」となる。 せえん 「千円」 せっしゃい 「しなさい」 例:こっしゃい=「来なさい」、いらっしゃい=「いらっしゃい(標準語と同じ意味)」 せっしゃる 「なさる」 例:こっしゃる=「こられる」、死(す)なっしゃる=「亡くなられる」、いらっしゃる=「いらっしゃる(標準語と同じ意味)」 せど 「家の裏」 せん(富山を始め、多くの地域で使用) 「しない」 ぜん 「お金」 せんなん(せんにゃならん) 「しなければならない」 せんにゃ 「しなければ」 例:せんにゃならん=「しなければならない」、はよせんにゃ=「早くしなければ」 ぞ 「よ」(例:しられんぞ=したらだめだよ) そい 「そんな」、「そういう」 例:そいことちゃないちゃ=そんなことはないよ そこたらじゅう 「そこらじゅう」 越後方言との類似性がみられる。 そしたら 「そうしたら」、「それじゃあ」 そんで 「それで」、「そして」 ◯◯た、◯◯した 「◯◯しときな」、「◯◯とこう」、「◯◯よう」 例:「よしたよした」=「やめとけやめとけ」 たちる、たてる(たちって、たてって) 「立つ(立って)」 例:ねんねがたてってあいぶ=赤ちゃんが立って歩く だっか 「誰か」能登弁や加賀弁との類似性がみられる。 たってく 「(薄っぺらいものが)飛んでいく」 例:紙が風でたってってしまう=紙が風で飛んでいってしまう だらぼこ、だらぶつ、だらぼち だら(バカ)よりも愛嬌ある表現。 谷(たん、だん) 谷(たに、だに) 例:金山谷=かなんだん、布施谷=ふせんたん、釜谷=かまんたん、穴の谷=あなんたん ◯◯ちゃ(接続語) 「◯◯は」 例:魚津ちゃどこながぁ=魚津はどこなんだい? ◯◯ちゃ(語尾) 「◯◯よ(だよ)」、「◯◯わ(だわ)」 仙台弁、山口弁、北九州弁などとの類似性がみられる。 例:いっちゃ=いいって、空は蒼いちゃ=空は蒼いわ ちゃべ 「おしゃべり」、「余計な事」 ◯◯つが(◯◯やつが) 「◯◯だってばあ」(「◯◯だっつーの」) ちゃっと、ちゃっちゃと 「早く」 ちょっぴし、ちょびっと、ちっと 「少し」、「ちょっと」 つべつべ すべすべ、つるつる つんつんかく 「正座する」。メディアによって「おちんちんかく」と解釈されたが、全くの間違いである。イントネーションは「つん↓ つん↑」である。 つんからつんから、つんからばんから、つんからかんから 「次から次と」 つんだってく 「ついていく」 ○○ってかっとって 「○○っていうのに」、「○○にも関わらず」 例:しとってかっとって=しているというのに でかいと 沢山、いっぱい できもん 「おでき、湿疹」 ◯◯て 「◯◯くて」 例:「ひんどてなも」=「しんどくて本当に」 てけない 「喉が渇く」(喉が渇いてだるい) とっしょり 「年寄り」 ◯◯とる(◯◯しとる、◯◯しておる) 「◯◯ている(◯◯している)」 な 「が」「よ」 例:「浜のもんな魚採る」=「海辺の人が魚を採る」 :「あるかもすれんな」=「あるかもしれないよ(あるかもしれないわ)」 ない 「○○で仕方ない」、「○○でしょうがない」 例:邪魔ない=邪魔で仕方がない、おっとろしない=怖くて仕方ない ○○なけんならん、○○なけんにゃならん 「○○なければならない」 「それでなけんならん」=「それでなければならない」 ◯◯なち 「◯◯の家」 例:「ここなち」=「ここの家」、「そこなち」=「そこの家」、「あこなち」=「あそこの家」 なも 「本当」「全く(もう)」 例:「えらてなも」=「辛いよ本当に」 なん、なも 「いや」、「いいえ」、「違う」 例:「なーんおかれ」=「いややめときなさい」、「なもなもそいがじゃないが」=「いやいやそういうのじゃないの」 にーん 「いー」(歯を剥き出す様) にか、ねか 「ないか」 例:「あるにか」=「あるじゃないか」 ~にかかる 「~にかける」 例:「○○しにかかる」=「○○しかける」、「落ちにかかる」=「落ちかける」 にまる、ねまる (椅子ではなく床などに)「座る」 (椅子に座る場合は、「腰掛ける」を用いるが、最近では「座る」が主流である) ~にゃ 「~なければ」、「~と」 例:「せんにゃならん」=「しなければならない」 ぬじる 「(手などについたものを、他のものに擦りつけるように)塗りつける」 呉東では「ぬじる」、氷見などでは「のじる」、石川では「にじる」と言う。 ◯◯ねど 「◯◯だけれど」 例:「すらんねど」=「知らないけれど」 のう 「(◯◯だ)なあ」 ば 「お前」、「あんた」 はいる (テレビなどが)始まる、映る はえぼぼ 「蝿」 ばか 「馬鹿」の意だが、イントネーションが異なる(アホと同じイントネーションであるが、アホは市内では使用しない。) はぐる 「(蓋などを)開ける」、「めくる」 ※例えば、プレゼントの箱を貰ったとすると、中身が見える状態にすること自体は「開ける」であるが、箱を開ける行為に対して「はぐる」を用いる。 ばめく 「わめく」 はよなと、はいなと 「はやく」 はろ 「ほらね」 はんがしい 「腹が立つ」「はがやしい」 ぱやぱや 「落ち着きがなく忙しなく、混乱している」 部落 純粋に「集落」、「町内会」の意味で使われる。北陸地方では江戸時代の被差別部落が風化しているので、差別的な意味合いが全く無い。「○○○部落の人や」などと普通に言われるので県外の人間は注意が必要である。 例:「あの人は○○○部落の人ながやと。」(あの人は○○○集落の人なんだってさ) べと 「泥」 舌ベロ(舌ベラ) 舌、ベロ ぼっぽ 「おんぶ」 ほっぽる 「放っておく」、「捨てる」 ○○まいか 「しようよ」「しないかい」 例:○○にせんまいか=○○にしようじゃないか やらんまいか=やろうじゃないか 市内では「しよまいか」や「しよまい」は使用しない。「せんまい”け”」になる場合もある。県西部や糸魚川では「しよまいけ」を用いる場合がる。 岐阜では「しよう」=「しよまい」、「せんまい」=「やめておこう」という意味になる。愛知県尾張地方では「しよみゃぁ」となる。 またいする 「しまう」 まっつり 「祭り」 富山県東部や北海道でも用いることがある。 まま 「ご飯」、「食事」 まめ 「元気」 まんまん (手を合わせて仏壇などを)参ること。 例:まんまんする=参る みよい 「(人物が)美しい」 キテレツ大百科に登場する「みよちゃん」はこれに由来する。 めったくさい、めたこ 「みっともない」、「ぶっさいく」、「ブス」 もんに 「○○だもん」 例:したもんに=したんだもん、知らんだもんに=知らなかったんだもん やこい 「やわらかい」 越後方言との類似性がみられる。 やっとかっと(やっとこっと) 「やっとの思いで」 やわしい 「散らかっている」、「(部屋などが)汚い」、「(場所・人などが)荒れている」 魚津以東の新川地区や糸魚川でも「やわしい」を用いるが、魚津以西では「わやく」や「ばやく」を用いることが多い。 長岡弁との類似性がみられる。 融雪パイプ 消雪パイプ 富山県内は、新潟寄りほど「消雪パイプ」、石川寄りほど「融雪装置」と言う人もいる。 雪囲い 「雪吊り」 全国的に言われている雪囲いの意味では用いられない。 雪すかし 「雪かき」 よぼる 「呼ぶ」 例:よぼってこい = 呼んできなさい 例:しられんちゃ=したらだめだって ◯◯られ(◯◯れ) 「○○して」「◯◯しなさい」 例:すられ(しられ)=して、こられ=来て、待たれ=待って ○○られん 「○○たらだめ」 例:こられんちゃ=「きたらだめだって」、されん=「したらだめ」) れ 「しろ」→「すれ」 ろ 「でしょ」、「だろ」 例:えらかったろ=しんどかったでしょ、あったろ=あったでしょ、あろぉ=あるでしょ、したろ=したでしょ ちゃよ、わよ、つが 「○○だって」、「○○ってばぁ」、「○○っつーの」 例:すらんちゃよ=知らないってばぁ、ないわよ=無いっつーの、できんつが=できないっつーの ○○ん 「○○ない」 知らん=知らない、やらん=やらない、おらん=いない んま 「馬」 その他 「◯◯サマ、◯◯サ、◯◯ドン」などは屋号で、地区内の階級別(古くからの土地や身分によるの階級)に用いられる(現在は身分は関係なく、当時の名残として高齢者が使用するのみである)。「ドン」は元からの古い家、「サ」は後から入ってきた家に付けられることが多い。 例:◯◯どんのうち=◯◯さんの家
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