西日本方言とは? わかりやすく解説

西日本方言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/23 04:34 UTC 版)

西日本方言(にしにほんほうげん)または西部方言(せいぶほうげん)とは、九州を除く西日本で話される日本語の方言の総称である。国語学者東条操の定義では新潟県佐渡島富山県から中国四国までで、愛知県岐阜県も学者によっては含める。東日本方言九州方言とともに日本語の本土方言を形成する。[1]九州方言を西日本方言に含める学者もいる(奥村三雄など)。


  1. ^ a b c 『岩波講座 日本語11方言』57頁-73頁。
  2. ^ 奥村三雄(1958年)「方言の区画」柴田武、加藤正信、徳川宗賢編『日本の言語学 第6巻 方言』大修館書店、1978年
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 大橋勝男「本土方言下の東西方言」
  4. ^ a b c 真田信治ほか『県別方言感情表現辞典』東京堂出版、2015年
  5. ^ a b c d e f g 篠崎晃一『誤解されやすい方言小辞典』三省堂、2017年
  6. ^ 井上史雄・木部暢子編『はじめて学ぶ方言学』ミネルヴァ書房、2016年
  7. ^ 佐藤(1986)、159頁。
  8. ^ 平山輝男ほか『日本のことばシリーズ15新潟県のことば』明治書院、2005年、26頁。
  9. ^ 平山輝男ほか『日本のことばシリーズ22静岡県のことば』明治書院、2002年。
  10. ^ a b c d 平山輝男「全日本の発音とアクセント」


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西日本方言

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詳細は「西日本方言」を参照 北陸方言佐渡弁新潟県佐渡市西端越方言新潟県糸魚川市青海町富山弁/越中弁(富山県呉東方言富山県東部魚津弁富山県魚津市付近) 呉西方言富山県西部五箇山方言五箇山能登弁石川県能登国加賀弁石川県加賀国金沢弁石川県金沢市付近白峰弁石川県白山市白峰小松弁石川県小松市付近福井弁福井県嶺北奥越方言福井県大野市勝山市近畿方言嶺南方言福井県嶺南若狭弁福井県若狭高浜弁福井県高浜町敦賀弁福井県敦賀市近江弁/江州弁/滋賀弁滋賀県湖北弁滋賀県長浜市米原市三重弁三重県伊勢弁三重県伊勢国志摩弁三重県志摩国伊賀弁三重県伊賀国京言葉/京都弁京都府南部広義京言葉京都市狭義町方言葉市中心部町人言葉中京言葉花街言葉など、職業別地区別に細分される御所言葉(かつて宮中使われ言葉明治以降一部門跡継承された) 南山城方言京都府南山城大阪弁大阪府広義摂津弁(旧摂津国大阪府北部兵庫県南東部にまたがる)大阪弁大阪市狭義船場言葉大阪市船場商家言葉泉州弁大阪府和泉国河内弁大阪府河内国奈良弁/大和弁(奈良県奥吉野方言奈良県吉野郡南部紀州弁/和歌山弁(旧紀伊国和歌山県三重県東紀州にまたがる) 丹波方言(旧丹波国京都府中部兵庫県東部にまたがる)舞鶴弁京都府舞鶴市播州弁兵庫県播磨国神戸弁兵庫県神戸市淡路弁兵庫県淡路島関西共通語大阪弁中心に共通語関西諸方言が混合した新方言中国方言東山陰方言丹後弁京都府丹後国西部但馬弁兵庫県但馬国因州弁/鳥取弁鳥取県因幡国倉吉弁鳥取県伯耆国東部東山陽方言岡山弁岡山県美作弁/作州弁、備前弁、備中備後弁広島県備後国福山弁広島県福山市付近西中国方言広島弁/安芸弁広島県安芸国山口弁/長州弁山口県石見弁島根県石見国雲伯方言米子弁/西伯耆弁鳥取県伯耆国西部出雲弁島根県出雲国隠岐弁島根県隠岐国四国方言北四国方言阿波弁/徳島弁徳島県讃岐弁香川県東讃弁西讃弁小豆島弁 伊予弁愛媛県大部分松山弁今治弁、大洲弁、八幡浜三瓶弁(西宇和弁とも)など。 南四国方言土佐弁高知県大部分四国西南方言宇和島弁宇和島市中心とする愛媛県南西部幡多弁高知県幡多郡

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西日本方言

出典:『Wiktionary』 (2012/06/27 10:50 UTC 版)

名詞

西日本方言にしにほんほうげん

  1. 西日本話される日本語方言総称西部方言(せいぶほうげん)とも。

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