嶺南
嶺南(釜山・大邱・慶尚道)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:08 UTC 版)
「第18代総選挙 (大韓民国)」の記事における「嶺南(釜山・大邱・慶尚道)」の解説
嶺南地方(釜山・大邱、慶尚北道・慶尚南道)はハンナラ党の前身である民主自由党・新韓国党から続く保守系政党の伝統的な支持基盤で、2000年は65議席中64議席、2004年は68議席中60議席と圧倒的な強さを誇り、ハンナラ党の地域区選出議員の半分を超えていた。しかし今回は、党公認を得ることが出来なかった朴槿恵元代表支持グループが新党の親朴連帯や無所属で出馬、大邱や慶北で多数が当選したため、前回よりも20名近くも減らす46名に留まった。一方、全羅道を強固な地盤とする民主党は、前回ウリ党で当選した現職2名が釜山市沙下区(乙選挙区)と慶尚南道金海市(乙選挙区)で再選を果たし、嶺南地域における民主党の足場を確保したが、これ以外の候補は軒並み劣勢を強いられた。民労党は、前回慶尚南道昌原市で当選した前大統領候補の権永吉が議席を守った他に、前回比例区で当選し、泗川市の選挙区に鞍替えした農民運動出身の議員である姜基甲が、ハンナラ党の実力者李方鎬事務総長を、接戦の末に破って二度目の当選を果たした。
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