ロノウェ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/13 15:28 UTC 版)

ロノウェ(Ronove)は、悪魔学における悪魔の一人。ロネウェ(Roneve)[1]、ロンウェー(Ronwe)[2]とも呼ばれる。
概説
『ゴエティア』によると、19の軍団を指揮する序列27番の侯爵にして大伯爵。
怪物の姿で現れるとのみ解説される。修辞学を教え、また言語に関する知識を与える。優れた使い魔や敵味方からの友情を授けるとも言う。
コラン・ド・プランシーの『地獄の辞典』の挿絵においては、杖を持ち、尾を生やした手の長い鬼のような姿で描かれている。
脚注
参考文献
- コラン・ド・プランシー著、床鍋剛彦訳『地獄の辞典』講談社、1990年 ISBN 4062012979
- Arthur Edward Waite, The Book of Ceremonial Magic(1913), The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- S.L. MacGregor Mathers and Aleister Crowley, The Lesser Key of Solomon(1904),p29 The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Johann Weyer, Pseudomonarchia Daemonum, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(ラテン語および英文)
- Goetia, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(英文)
ロノウェ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:07 UTC 版)
「呪法解禁!! ハイド&クローサー」の記事における「ロノウェ」の解説
窓辺の男の腹心の部下の一人で、生き物の死にゆく様を見て興奮し歓喜する女性。生まれ育った教団で「人」ではなく「呪具」として扱われた悲惨な過去を持つ。呪術人形は自分自身。呪術は触れるものすべて蝋に変えることができる「蝋人形の館(ハウスオブワックス)」で、自分自身も蝋になることができる。最終的には神藤に化学物質を投げ込まれ、体が蝋から石鹸になってしまい、敗れる。その後、ルサンチマンとの戦いでアスモダイと共に一時的に春瓶達に協力した。その後の動向は不明。
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