ガンダムビルドダイバーズ
(ビルドダイバーズ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 02:33 UTC 版)
『ガンダムビルドダイバーズ』(英: Gundam Build Divers、略:GBD)は、2018年4月3日から9月25日までテレビ東京系列ほかにて放送された日本のテレビアニメ。「ガンダムシリーズ」に登場する兵器のプラモデル「ガンプラ」を用いた「ガンプラバトル」を題材としており、過去に放送された『ガンダムビルドファイターズ (GBF)』や『ガンダムビルドファイターズトライ (GBF-T)』、2019年10月から2020年8月までネット配信された続編『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』と合わせて「ガンダムビルドシリーズ」と総称される[1][2]。
- ^ 本作には、脚本家のひとりとして参加している。
- ^ 劇中の描写から、第14回大会は第2話と第3話の間に行われた模様。
- ^ 名称は続編第9話のヒナタとマツムラの会話から。
- ^ 登録表記は「KO-1」。
- ^ 最終的に対戦相手がサイコガンダムを選び、土俵が重さに堪えきれず崩壊したため運よく回避した。
- ^ 「le chat noir」は「黒猫団」の意。
- ^ 第6話でコーイチが見ていた雑誌の表紙に記載されている。
- ^ ただし、強化型ブレイクデカールの影響でGBNのメインプログラム内のシステムデータを消去してしまうことを知らないなど、性能を把握しきっていない描写がある。
- ^ GBNではハロは別項のとおりゲストアカウント用のアバターなので、事件の犯人を特定できなかった原因のひとつになっている。
- ^ エンディングクレジットより。
- ^ 11話の字幕放送では乗機のジンクスが被弾して撤退する場面、第24話では変則フラッグ戦を見て悔しがる場面、最終話ではAEUイナクトを駆ってレイドボスとの戦いに参加する場面。
- ^ 第23話でキョウヤが頭を下げたとき、名前を述べている。
- ^ 最終話ではガンチョッパーになっている。
- ^ EP15でのモモカのイメージやEP16でモモカとサラが見ていたGBN用のペットの横に書かれている。
- ^ EP19でナデシコアスロンの種目「ガンスタグラム」でローズが撮影した写真で登場。
- ^ EP19でナデシコアスロンの種目「トントン相撲」で自立させづらいローズのノイエ・ジールに対抗すべくモモカが選んだ機体で登場。
- ^ 例として、ガンダムダブルオーダイバーエースの場合は「G:6 U:6 N:8 P:6 L:5 A:4」と表記され、N(ニンブル)が特に高いことが分かる[27]。
- ^ 作成中の第7話では、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの名が挙げられている[22]。
- ^ ただしこれら2つの武装は最初からダブルオースカイ専用に開発したものではなく、第3話の時点でダブルオーダイバーの試作新兵器として実戦投入済みの物である(ログインシーンにてダブルオーダイバーの背面にマウントされているのが確認出来る)。
- ^ プラモデルの解説には記載されていないが、第21話の対ガンダムGP-羅刹戦で頭部の左右からバルカン砲を発射する場面がある。
- ^ 第7話では、発射する際にモモカは「お腹ビーム」と呼称している。
- ^ プロローグのみネット配信日。
- ^ 時系列では第2話と第3話の間にあたる。
- ^ 配給元:バンダイチャンネル。
- ^ クレジットは「謎ダイバー」。続編の『Re:RISE』では「ゼン」とクレジットされている。
ビルドダイバーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 07:44 UTC 版)
「ガンダムビルドダイバーズ」の記事における「ビルドダイバーズ」の解説
主人公のリクをリーダーとする新興フォース。リクを含めた3名はGBN初心者だが、上級者であるコーイチとアヤメの2名が加入したことで急成長を遂げ、ランキング上位のダイバーたちから注目されるフォースとなる。 リク(ミカミ・リク) 声 - 小林裕介 本作の主人公。臨海都市に住む14歳の中学生。使用ガンプラはガンダムダブルオーダイバー→ガンダムダブルオーダイバーエース→ガンダムダブルオースカイ。親友のユッキーからは「リッくん」の愛称で呼ばれる。通常のヘアスタイルにジャージ風姿で左胸を大きく覆った皮鎧を纏ったアーチャー風のアバターを使用する。何事もそつなくこなせる器用さゆえに心の底から熱中できるものがなかったが、キョウヤのバトルを観戦したことがきっかけでGBNの楽しさに目覚め、14歳の誕生日を迎えると同時に、両親からの「プレイ時間は1日2時間まで」「学業をおろそかにしない」という条件付きでダイバー活動を始める。 その人柄とセンスは早くから上位のダイバーたちに注目され、彼らが主宰するフォースに勧誘されるが、それを断ってビルドダイバーズを結成する。幾多の経験を経て上位ダイバーとも互角以上に渡り合あう実力を得る。 ユッキー(ヒダカ・ユキオ) 声 - 藤原夏海 リクの同級生でともにGBNを始める眼鏡の少年。使用ガンプラはジムIIIビームマスター→ジェガンブラストマスター。丈の長い上着と裾の広いボトムズを穿きキャスケット風の帽子をかぶったアバターを使用。大人を凌駕するほど豊富なガンダムシリーズへの愛情と知識に加え、ビルダーとしても高い技術力をもつ。 物語開始以前からのリクの友人であり、ガンダムバトルのチケットをプレゼントしたことでリクをこの道に導いた。近接戦闘主体のフォースメンバー中にあって唯一の遠距離支援型戦闘を主体とするバトルスタイルをとる。急成長するリクの姿を見て一時は劣等感を抱くようになるが、ミラーミッションで同じ境遇にあるドージと共闘したことをきっかけに乗り越える。 モモ(ヤシロ・モモカ) 声 - 稗田寧々 リクの同級生で女子サッカー部員。使用ガンプラはカプル(レンタル品)→モモカプル。積極的な性格だが、「可愛いものこそ正義」という女の子らしい感性もあわせもつ。当初、レンタルアバターのピンクのハロで参加、その後ノースリーブのブラウスとミニスカートという軽装備をアバターとする。ハロだった時に猫耳を着けてもらったのを気に入ったことで自身のアバターには猫耳と尻尾が付いている。また、アバター時は後ろ髪が追加されている。 当初はリクの運動能力に着目してサッカー部に勧誘しようとするが、その過程でGBNの存在を知り、やがてキョウヤのバトルに魅了されたことでサッカーを続けつつ本格的にプレイを始める。ガンダム作品やガンプラに関する知識は疎いものの、運動神経のよさから操縦技術は高い。 サラ 声 - 照井春佳 初めてGBNをプレイしていたリクとユキオが出会う少女。ビルダーしか知り得ないはずのガンプラへの想いを読み取る、厳重に秘匿されているシバの拠点を感じ取るなど、不思議な感性をもつ。ガンプラは所有しておらず、リクたちとミッションに参加しても傍観することがほとんどだが、個人ランクはフォース結成に必要なDランクに達している。 正体はGBN内の余剰データから生まれた電子生命体、通称「ELダイバー」。リクたちとの交流によって成長するにつれて無自覚のうちにシステムを圧迫していき、ブレイクデカール事件時の「光の翼」で因子がGBN内に拡散されたことによってシステムへの障害が進み、新たなバグ発生の原因となる。そして、事態を把握した運営側に知られたことにより、GBN全域に素性を公開される。その後、第2次勇士連合戦及びレイドボスバトルを経て自身の存在を皆に認められ、ビルドデカールによって肉体を得ることに成功。2年後はほかのELダイバーの保護活動に従事している。 コーイチ(ナナセ・コウイチ) 声 - 田丸篤志 物語開始の4年前に全日本ガンプラ選手権3位、世界大会総合8位の実績をもつ実力派ビルダー「ケイワン」として活動していた青年。使用ガンプラはガルバルディリベイク。耳の長いエルフのようなアバターを使用する。同じビルダー気質であるシャフリからも製作技術を高く評価されている。かつては仲間たちとGPDに興じていたが、仲間たちの興味がGBNに移ってからは取り残され、失意のうちにガンプラバトルを引退した。現在は落ち込む姿を見かねた妹・ナナミの計らいで、「THE GUNDAM BASE」の展示用模型の製作を請け負っている。 ガンプラへの未練を引きずりつつも、過去の経緯からリクたちからのフォース加入の依頼を拒否し続けるが、食い下がるリクたちの熱意に秘めていた情熱を揺り動かされ、「自分のガンプラは自分で作る」ことを条件として加入を受諾する。当初はGBNのプレイ経験がほとんどなく、メンバーで唯一フォース結成に必要な個人ランクに達していなかったが、短期間でランクを上げ無事に加入する。同時に「THE GUNDAM BASE」の正式な店員となり、技術面と作戦面の両方でリクたちを支える。 元チームメイトのシバが自分と異なり新しい環境になじめずにいた結果、ブレイクデカールの拡散に手を染めていたことを知った際には説得しようとするが拒絶される。しかし、サラを助ける起死回生の案を思いつき再度シバと接触し、ビルドデカールとモビルドールの製作に着手する。 2年後の『RE:RISE』では新設されたELダイバー保護施設「ELバースセンター」の職員となり、シバとともにビルドデカールとモビルドールの製作をおこなっている。 アヤメ(フジサワ・アヤ) 声 - 沼倉愛美 くノ一姿の女性ダイバー。使用ガンプラはRX-零丸。他人との接触を好まないクールな性格だが、ガンプラへの情熱は熱く、可愛いもの好きな一面もある。現実世界ではリクよりも年上の学生で、GBN内とは違っておとなしい印象。ビルダーとしての技術力は高く、SDガンダムにリアル体型への変形機構を組み込んだり、リクのダブルオースカイの製作にも貢献する。 新人時代はSDガンダム愛好者による有力フォース「le chat noir」に所属していたが、連敗による行き詰まりからメンバー間に不和が生まれ、さらにフォースの象徴であるオリジナルガンプラ「絆ガンダム」が傭兵メンバーであったシバに奪われ、それを返還する条件としてシバの手先となる。 リクたちを監視するために素性を隠して「ビルドダイバーズ」に加入するが、リクたちの人柄に触れたことで次第に心境が変化していく。有志連合によるマスダイバー包囲作戦中に、リクたちに素性を明かして対峙するが、リクとサラに説得されて妨害をあきらめる。作戦終了後は罪悪感からリクたちとの接触を絶っていたが、密かにブレイクデカールの購入ルートや販売リストをリークして協力する。その後、リクがシバから絆ガンダムを取り戻したことでかつての仲間との不和も解消され、その恩義に報いるべく現実世界でリクたちと対面。そこで改めて正式に「ビルドダイバーズ」のメンバーとして迎えられる。 ナミ(ナナセ・ナナミ) 声 - 伊藤かな恵 コーイチの妹。模型店「THE GUNDAM BASE」の女性店員。旧知であるリクたちに面倒見よく接するが、ガンプラの知識には疎い。コスプレ趣味があり、初対面のモモカにさまざまなガンダムキャラクターの衣装を着せようとする。「THE GUNDAM BASE」屋上の個人菜園でトマトを栽培している。 ナデシコアスロンの優勝特典を目当てに初めてGBNアカウントを取得し、地球連邦軍の女性軍服をモチーフとしたアバターで活動する。レース後はガンプラの楽しさに目覚め、正式に「ビルドダイバーズ」に加入する。 2年後の『RE:RISE』では現実世界で活動するELダイバーの付き添いをしている。
※この「ビルドダイバーズ」の解説は、「ガンダムビルドダイバーズ」の解説の一部です。
「ビルドダイバーズ」を含む「ガンダムビルドダイバーズ」の記事については、「ガンダムビルドダイバーズ」の概要を参照ください。
- ビルドダイバーズのページへのリンク