パッシブ方式とは? わかりやすく解説

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パッシブ方式

読み方ぱっしぶほうしき

AFオートフォーカス)の測距方式のひとつで、被写体から反射してくる光を受光して、測距に使うもの。AF一眼レフ測距方式はパッシブ方式で、しかも位相差検出方式である。コンパクトカメラではパッシブ方式のほかにアクティブ方式もある。なお、デジタルカメラ撮像AFをしているのは、当然パッシブ方式になり、しかもコントラスト検出方式になる。

パッシブ方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 00:31 UTC 版)

暗視装置」の記事における「パッシブ方式」の解説

.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}} PVS-2(第1世代JGVS-V3第2世代アメリカ軍のPVS-14(第3世代)を試着した陸上自衛隊幹部候補生 1960年代には、光電子増倍管進歩に伴い自然に存在する可視光利用して像を生成することができるようになった。星や月の光増幅して視界を得ることから微光暗視装置(英語: Starlight scope)と通称されており、ベトナム戦争から実戦投入始まった第0世代(=アクティブ近赤外線式)と違って赤外線投光機不要であるので、被発見性が著しく低減され一方構造物洞窟の中など完全な暗闇では使用できず、気象左右されるという欠点がある。 性能特性に応じて下記のように世代区分される。 第1世代 ダイノード型光電子増倍管による可視光増幅方式採用しており、分光感度特性S-20型、光増幅率は1,000程度であるため、月の光程度明るさが必要となる。有効視認距離はおおむね100メートル前後であった。AN/PVS-2 NSPU/1PN34 第2世代 マイクロチャンネルプレートMCP)型光電子増倍管による可視光増幅方式採用しており、分光感度特性はS-25型、光増幅率は20,000程度まで向上しており、有効視認距離は星の光で1,500メートル月の光で2,700メートルとされている。ただし、高速移動目標対す結像能力問題があり、戦車などの照準用としては不適であった。AN/PVS-4 AN/PVS-5 ※PVS-5Dは第3世代相当 微光暗視眼鏡 JGVS-V3 75式照準用微光暗視装置II型 (B) 第3世代 第2世代と同様、MCP光電子増倍管による可視光増幅方式採用している。ただし、S-25型光電子増倍管にかえてヒ化ガリウムGaAs素子採用することによって、検知可能な帯域近赤外領域まで拡大しているほか、イオンバリア・フィルムにより被覆することで、より感度を向上させ、ノイズ削減している。光増幅率は30,000-50,000倍に向上し、有効視認距離も25%増加したとされている。また、通常の可視光増幅方式加えパッシブ遠赤外線方式併用する機種出現している。 なお、高性能であることから、第3世代暗視装置多く生産国による輸出入規制適用されており、使用者官公庁限られる。AN/AVS-6 ANVIS 個人暗視眼鏡 JAVN-V6 AN/PVS-7 AN/PVS-14片眼個人用暗視装置 JGVS-V8 AN/PVS-15 GPNVG-18 ※四眼式 AN/PSQ-20 パッシブ遠赤外線方式(サーマルイメージ)併用。 PN16K / PN21K

※この「パッシブ方式」の解説は、「暗視装置」の解説の一部です。
「パッシブ方式」を含む「暗視装置」の記事については、「暗視装置」の概要を参照ください。


パッシブ方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 10:15 UTC 版)

オートフォーカス」の記事における「パッシブ方式」の解説

アクティブ方式のように赤外線などを用いずレンズ通過した光を利用して測距を行う方式。主に一眼レフカメラ使われる位相差検出方式や、コンパクトデジタルカメラ使われるコントラスト検出方式フィルムコンパクトカメラ用いられていたパッシブ外光方式などがある。これらの複数方式併用した製品もある(ハイブリッド方式)。 アクティブ方式が苦手とする遠距離へのピント合わせられるが、暗い場所や、コントラストが低いものにピント合わせるのを苦手とする。暗い場所でのピント合わせ補助するために、照明補助光)を内蔵しているカメラが多い。

※この「パッシブ方式」の解説は、「オートフォーカス」の解説の一部です。
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パッシブ方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 05:30 UTC 版)

電波ホーミング誘導」の記事における「パッシブ方式」の解説

パッシブ・レーダー・ホーミング(英語: Passive Radar Homing, PRH)は、目標自体発する電波捉えその方向へミサイル誘導する方式である。主として対レーダーミサイル使用されている。 初期のものは、事前偵察によって得た情報元に目標となるレーダー周波数合わせてその周波数だけを拾うシーカーに付け替えて出撃していた。これは、敵の対空ミサイル偵察情報と違うミサイル電波も違うものだった場合に、空中シーカー交換できず攻撃できないなどの問題があった。 1979年開発されAGM-88 HARMは、ミサイル多種にわたる敵のレーダー波のパターン記憶させている。母機飛行中逆探知した敵のレーダー波から敵レーダー種類特定してミサイル伝えると、飛行中にミサイルシーカーがそのレーダー波だけを拾うように変更できる。 これによってパッシブ・レーダー・ホーミング誘導装置運用柔軟性増したが、事前に目標レーダー発するレーダー波の種類データベース化してミサイル記憶させておく必要がある。そのため、近年SEADには事前電子偵察不可欠である。 代表的機種としては、アメリカAGM-88 HARMのほか、イギリスALARMロシアKh-31Pがある。RIM-116 RAM対レーダーミサイルではないが、目標となる対艦ミサイル発するレーダー波を捉えるために中間誘導にパッシブ・レーダー・ホーミングを取り入れている。また亜種として、空中レーダーサイトであるAWACSAEWを狙う対AWACSミサイルKS-172英語版)など)もパッシブ・レーダー・ホーミング誘導装置搭載したミサイル一種である。

※この「パッシブ方式」の解説は、「電波ホーミング誘導」の解説の一部です。
「パッシブ方式」を含む「電波ホーミング誘導」の記事については、「電波ホーミング誘導」の概要を参照ください。

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