データベース化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 10:08 UTC 版)
古文書を調査した結果は武者金吉『増訂大日本地震史料』全3巻(1941 - 43年)・『日本地震史料』(1951年)や宇佐美龍夫『日本被害地震総覧』などとしてまとめられているが、史料の吟味方法や推論過程の詳細が不明なため原史料を遡って更なる調査や推論には使えないと言う指摘や研究用データベースの不在が指摘されていた。これらの問題を解決するため2000年代から「歴史地震史料集電子データベース」の作成が進められている。 史料の信憑性 日本の歴史地震の史料全文をまとめた「歴史地震史料集電子データベース」(古代中世地震噴火史料データ)では信憑性を、5段階で評価している。5段階評価等級A:基本史料(同時代史料) 等級B:参考史料(主として近世までに成立した史料) 等級C:主として明治以降に書かれた文献 等級D:史料としては使えず削除すべきもの 等級E:保留史料(信頼性がまだ確認できていない史料)
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