チューブ‐トップとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > チューブ‐トップの意味・解説 

チューブ‐トップ【tube top】

読み方:ちゅーぶとっぷ

主にニットでできた筒状の上衣。アンダーウエア的なもので、組み合わせによってタウン用・リゾート用などになるもの。


チューブトップ

ストラップのない筒状デザイン特徴で、ベアトップとも呼ばれる

最近ではウエストからヒップにかけて覆うことで腹巻きとしても、胸上から着てチューブトップにもなるというツーウェータイプや、ストラップ着脱ができてキャミソールとしても着られるなど汎用性のあるものが提案されている。

以前は肌を見せることに抵抗があってなかなか一般化しなかったが、今年深く開いたVネックホールターネックインナーとして活躍の場面はさまざま。キャミソールと同じ感覚ニーズがある。


ノースリーブ

(チューブ‐トップ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/17 16:51 UTC 版)

ノースリーブの白のドレス
白のチューブトップ

ノースリーブ和製英語no-sleeve[1])とは、が無くワキが見える衣服の総称であり英語ではスリーブレス: sleeveless)と呼ばれる[2]。女性用の礼服としてノースリーブのドレスが用いられることが多く、夕方以降に行われる洋式のパーティーなどで女性が着用するイブニングドレスローブ・デコルテなどがノースリーブであり、ドレスとあわせ肘上まである長い手袋オペラグローブ)を着用する[3]。一方、昼のパーティーでは洋式といえどもの露出は歓迎されない。時間による受け取られ方の違いは、ノースリーブの持つ性的アピールにある。なお、結婚式ではノースリーブのドレスは非礼にはならない[4][5]。21世紀初頭には市場に出回っているウェディングドレスの約75%がノースリーブとストラップレスとなっている[6][7]。また、男性については時間に関わり無くノースリーブは正装とは見なされない。

特徴

上半身を覆うシャツ下着に存在する型で、もともと袖のあるデザインのものから袖だけを取り去ったものが一般的にノースリーブと呼ばれる。袖は英語でSleeveなので、表記はスリーヴがより発音に近い。

気温の上がるに好まれ、カジュアルな装いとして人気がある。また、革のジャンパーなど生地の厚いものもノースリーブにして夏に着用する場合もある。ただし、夏用の衣類は丈を短くすることで涼しく着用できるようにデザインされているものがほとんどであり、ジャケットなどのアウターウェアの下に重ね着できるような秋・冬用の衣類は丈が長いことが多い。女性向けの衣類のデザインに用いられることが多く、男性向の衣類としてデザインされることはあまりない。

露出した肩のラインを上品に演出し、気品と清楚さをアピールできる特徴がある。

普通は袖が無いものだが、分割された状態の袖が付属しているものも存在する。その場合の着用者は肩を露出した状態となり、それを着用している女性もいる。なお、この場合の袖はオプション扱いである。

かつてはトップスがノースリーブの場合、ボトムスジーンズなどでまとめるパンツスタイルで着こなすのが主流であった。また、上半身がノースリーブ服によって露出度が増したのに反比例して脚の露出度は減らす傾向があったが、最近の渋谷系ファッションでは上半身、下半身とも露出を大きくする装いも増えている。

状況

陸上競技をはじめとするスポーツ競技において着用されることが多い。スポーツ競技で多用される理由は、体温を逃がすことにある。また、腕を大きく動かす際に袖が邪魔にならないという利点もある。室内で行われる体操競技などにおいては前者の理由、冬に行われることの多いマラソンなどでの着用は主に後者の理由によるものであると思われる。一方、女子バレーボールフィギュアスケートあるいは女性ピアニストバイオリニストなどにおいては、後述する別の理由から着用していると考えられる。

スポーツ以外の日常的な服装としては、以前は日本では7・8月に限定される真夏の服装であった。しかし、1990年代後半からは3月から11月までの春から秋の長期間に渡って着用されている。ただし、ファッション性を重視する若い女性は、通年で着用することも多い。一方、男性が同様の理由でノースリーブを着用することはまれである。また、着用した場合は好意的に受け止められることは少ない。この点は、ノースリーブが他の服とは大きく異なる点である。

脚注

  1. ^ no-sleeve”. weblio和製英語辞書. 2013年6月16日閲覧。
  2. ^ "ノースリーブ". デジタル大辞泉. コトバンクより2021年4月9日閲覧
  3. ^ 夜の結婚式お呼ばれゲスト向け!ドレスコード&おすすめの服装”. みんなのウェディングニュース. 株式会社くふうウェディング (2024年7月10日). 2020年6月3日閲覧。
  4. ^ 結婚式でノースリーブの服装はマナー違反なの?”. 結婚スタイルマガジン. 株式会社俄. 2021年4月9日閲覧。
  5. ^ 結婚式にノースリーブは失礼?袖なしドレス・ワンピースのマナー”. GoGo Wedding (2022年8月29日). 2021年4月9日閲覧。
  6. ^ As strapless weddings gowns dominate market, one bride just says no”. Tampa Bay Times (Jul 21, 2012). 2021年5月7日閲覧。
  7. ^ Say Yes to a Different Dress”. Slate Magazine (May 17, 2012). 2021年5月7日閲覧。

関連項目


チューブトップ

出典:『Wiktionary』 (2021/07/16 10:26 UTC 版)

語源

名詞

チューブ トップ

  1. 筒状で袖の無い女性用上衣

発音(?)

ちゅ↗ーぶと↘っぷ

関連語

翻訳


「チューブトップ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「チューブ‐トップ」の関連用語

チューブ‐トップのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



チューブ‐トップのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
アパレルウェブアパレルウェブ
(C)Copyright 2024. APPAREL-WEB INC., All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのノースリーブ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのチューブトップ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS