ジンの家族とは? わかりやすく解説

ジンの家族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 03:59 UTC 版)

ZETMAN」の記事における「ジンの家族」の解説

神崎 人(かんざき じん) / ジン 声 - 浪川大輔朴璐美子供時代本作主人公左手の甲に円(リング)状のコブを持つ不思議な少年で、非常に高い身体能力を持つ。しかしその正体神崎博士研究によって生み出され生命体 ZET10歳頃までをじィちゃん(神崎悟郎)と共にホームレスとして過ごしその後おばさん川上明美)に引き取られる自身秘密知って光鎧らのもとへ向かって以降は、ゴーストタウン建てた家で再びホームレス混じって暮らしていた。身体能力活かし小さい頃から用心棒のようなことをして金を稼いでいる。幼少期に「じィちゃんと暮らす家を建てるために金を貯める」という動機人助けをしていたせいか、人助けをする度に一万円謝礼要求する癖がある(実際に一万円貰ったのは明美助けた時だけ)。 心や感情持たず生み出され神崎教育によってそれを徐々に芽生えさせていたため、青年成長した現在でも未だ精神的な不安定さを持つ。それ故に口は悪いが、心は非常に純粋で、私利私欲のための行動を取ることなど全くと言っていいほどない。戦闘に於いては常に冷静な判断下し、高い戦闘力的確に相手仕留める自身の死への恐怖持ち合わせていないが、誰かが命の危機晒される自分犠牲にしてでも助けようとする。また、おばさん暮らしていた頃に交代食事当番務めていたためか料理が得意で、炊き出しでその腕を披露している(家に置いていた本も料理本ばかりだった)。 2章15歳頃)にて火事現場でプレイヤーとの戦いにて光鎧にZETであると気付かれ拉致される。そこで自身出生の秘密知り最初非協力的だったが、ZET覚醒して人類を守ることが結果的に大切な人を守ることだと考えZETに成る決意をする。その後ZETに完全に覚醒すべく光鎧などに協力するが、花子同棲始めてからはZET捨てて人として生きるという考え傾きZET覚醒消極的になるクリスマス花子ZETの姿を見られたことで自暴自棄になるも、灰谷への怒りからその野望を潰すためにアマギタワーへと向かう。しかし覚醒が不完全故に苦戦したり、人間たち助けようとして危機陥る姿を見たコウガに「今の君では誰も救えない」と諭され、エボル組織作られ覚醒打ち込まれるコウガ意志聞いたことで自身決意固め遂に完全体へと進化一時自我失って暴走するも、小葉佐山呼び掛けによって正気取り戻したその後結果的に花子を自らの手殺したことで生き甲斐失ってしまい、コウガの手殺されることを望むほどに絶望する。しかしZET生命力故に死にきれず、また、豹変したコウガ民衆嗾け明美殺そうしたためコウガ戦い挑み激闘の末に彼を正気戻した数日後自身アマギの罪を暴露して命を断とうとしたコウガ拉致。「親友」としてコウガを救うために彼の記憶消し、悪の汚名被ってでもエボルと戦う道を選んだ。アマギタワーのテロから5年後エボル管理され日本にてZETとして戦うジンの姿が描かれ第一幕完結する3章時点で「たぶん17歳と言っており、全編通し背丈等からもコウガ同年代であるが、これは逃亡後に神崎によって成長コントロールされたためであり実際に誕生から20年以上経っている。愛情理解していないので恋愛にも疎く花子好意寄せられても気付かなかった。しかし潜在的に小葉意識している様子がある。 アニメ版ではコウガ小葉幼少期からの知り合い最終的に人間を救うためにプレイヤー全て殺す」「正義のために苦渋の決断必要だ」というコウガ対し、「誰も見殺しにしない」という考え方違いから決別し掃除人マスター協力しながら、人間を襲うプレイヤーと戦う道を選ぶ。 神崎 悟郎(かんざき ごろう) 声 - 千田光男 ジンと共に生活するホームレス老人ジンからはじィちゃん、ホームレス仲間からはゴローさんと呼ばれている。その実N・E・T / Z・E・Tプロジェクト深く関わっていた科学者であり、ZET生みの親ZET(=ジン)を「私の子供」と呼び人間として生かすことを望みプレイヤーによる研究所崩壊時にZET連れて行方くらましていた。その後老人容姿整形したうえでホームレスとなり、ジン自分の孫として育てていた。 目醒めたプレイヤー襲われ左腕根元から切断されたことが致命傷となり、プレイヤーからジン救った後に絶命。しかし、その肉体直ちアマギによって回収され、首から切断頭部機械繋ぎZET多くを知るデータベースとして活用すべく、脳のみを生かし続け措置施された。声帯がないため、言葉発することはないが、意思モニターに文字表示される一度、光鎧らを欺きジンを完全な人にすることに成功するその後ジン自らに問いかけさせることでZET覚醒方法聞き出そうとするも、ジン機械外してそれを拒否するその後灰谷らに研究所襲撃され時にカメレオン男に首を持ち去られてしまう。 アニメ版ではジン外出中に既に致命傷を負わされており、ジン帰宅して間も無く息を引き取った川上 明美(かわかみ あけみ) 声 - 早水リサ ジン育ての親ジンからはおばさん呼ばれるが、おばさんと言われると怒る。元ヒモ梶村襲われていたところをジン助けられ知り合い神崎死後ジン引き取って15歳頃まで育てる。ジン引き取って間も無く梶村襲撃を受け、顔に消えない大きな傷を付けられてしまう。初登場時サクラ源氏名でセクシーパブ・ピンクピーチちゃんで働いていたが、ジン養子にしてからは風俗仕事はやめてクレープ屋台営んでいる。明美にも実子がいるが、別れた夫に引き取られている。 2章終盤黒服Aに頭を撃ち抜かれ、更にプロトタイプに喰われかけた姿を見せられたことがジンZET細胞爆発させるその後黒服A撃たれて完全に死亡したかに見えたが、実はそれは全てジン覚醒促すために光鎧らが用意した偽者で、本人は無事であったジンとは「両親見つかった」と説明され引き離されたが、光鎧らの計らいによって息子親権取り戻し、現在は息子暮らしている(アニメでは光鎧らに協力する条件としてジン提示した)。この時、ジン用心棒で貯めた大金を「傷跡を消すための足ししてほしい」として置いていくが、その傷跡ジンと繋がりだとして治療せずに未だ残している。一度ペンダント返すためにジンと再会しており、去り際にはジンから「おかあさん」と呼ばれた。 アマギタワーでのテロの際、テレビに映る花子必死にジンの名を呼んだことで、ジン事件に関わっているかもしれないという不安に苛まれ自身もアマギタワーに向かう。その最中花子暴走巻き込まれZET変身したジン助けられた。コウガZET殺そうとした際にはそのZETジンであると察しコウガ暴徒化した民衆止めようしたためコウガに「悪」とみなされ民衆嗾けられるも再びジン助けられるその後も清造にジン脅迫する人質取られるが、灰谷ジン救われた。 アニメ版ではジン助けられ時にコウガ小葉とも顔見知りになっており、ジンと別れた後も小葉とは交流続いている。原作違って顔の傷は梶村ではなく切り裂き魔からジン守ろうとした際に付けられた。エピローグでは小葉と共に炊き出しボランティアをしており、ジンZETとして戦っていることを知っている素振り見せる。

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