洪蘭淑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/12 22:44 UTC 版)
洪 蘭淑(ホン・ナンスク、1966年 - )は世界基督教統一神霊協会(以降「統一教会/統一協会」と表記する)の教祖(創始者)である文鮮明の後継者候補であった長男、文孝進と結婚したが、1997年に離婚[注釈 1]した韓国女性。自ら「神の家庭」と主張している文鮮明一族の内幕を暴露した内部告発手記、“IN THE SHADOW OF THE MOONS—My Life in the Reverend sun myung Moon’s family”(邦題:『わが父文鮮明の正体』)が内外に波紋を呼んだ。
- ^ 文孝進は2008年3月17日に死亡した。
- ^ 統一教会/統一協会では草創期から現在まで、教祖、文鮮明が信者の男女を夫婦として組み合わせる、いわゆる合同結婚式を行っている。36家庭とは1960年の最初の3組と翌1961年の33組のカップルを合わせて呼ぶものであり、それらの多くが統一教会/統一協会の幹部を形成している。
- ^ 文鮮明が夫婦となる男女を組み合わせること。文鮮明は人の性格、運命、血統的因縁などを見抜く力を持っているとされ、結婚相手を指名する。
- ^ この時、15歳だった洪蘭淑はニューヨーク州が定める結婚の法定年齢に1歳満たなかったので、法的には結婚できなかったが、蘭淑自身はそれを知らなかった。
- ^ 通称「イーストガーデン」。18エーカーの敷地を持ち、統一教会/統一協会の世界本部である。また、“East garden”(東の園)という通称は『旧約聖書』において神が人類始祖のアダムとイブを住まわせたされている「エデンの園」を意味する名前である。
- ^ 当時のレートで約108万円。
固有名詞の分類
- 洪蘭淑のページへのリンク