ボランティアとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 社会 > 社会一般 > > ボランティアの意味・解説 

volunteer

別表記:ボランティア

「volunteer」とは、志願者・ボランティア・志願兵のことを意味する英語表現である。

「volunteer」とは・「volunteer」の意味

「volunteer」は、志願者、ボランティア、篤志奉仕家という意味で用いられる名詞・形容詞・動詞である。名詞としては、義勇兵やボランティア、篤志奉仕家という意味として使われ形容詞としては有志の、義勇の、植物自生のという意味で使われる動詞としては、自発的に申し出る自発的に引き受ける、志願する、などの意味使われている。

「volunteer」の複数形

「volunteer」の複数形は「volunteers」である。

「volunteer」の発音・読み方

「volunteer」の発音カタカナ語では「ボランティア」と表記されるが、発音記号イギリス英語は「vɑləntíər」、アメリカ英語は「vɑːləntɪr」という表記となる。イギリス英語発音記号カタカナ表記にすると「ヴァラァンティア」となり、アメリカ英語発音記号カタカナ表記にすると「ヴォラァンティア」という発音になる。「ヴァ」や「ヴォ」は前歯下唇軽く噛み「v」の発音にすると、ネイティブに近い発音になる。

「volunteer」の活用変化一覧

現在形:volunteer
過去形:volunteered
過去分詞:volunteered
現在分詞volunteering

「volunteer」の語源・由来

「volunteer」の語源は、自由意志という意味を持つラテン語の「voluntas」である。ラテン語の「voluntas」が、自由意志のという意味のラテン語の「voluntarius」に変化し自由意志のという意味の古期フランス語の「volontaire」に変化した後、「volunteer」になった

「volunteer」を含む英熟語・英語表現

「volunteering work」とは


volunteering work」とは、奉仕事業奉仕活動という意味の英語表現である。「work仕事)」という単語含まれる表現であるが、基本的に賃金発生しない自発的な活動のことを指す。「volunteering work」の具体的な例としては、募金活動ソーシャルメディア管理散歩による動物との物理的な作業交友関係の提供、犬小屋ケージ掃除動物への餌やりなどがあげられるそのほかコミュニティ病院環境への奉仕活動などもある。

「as a volunteer」とは


as a volunteer」とは、ボランティアとしてという意味の英語表現である。金銭的利益を得ることなく時間労力、および才能ニーズ大義、または使命貢献することを指す。
・He acts as a volunteer in helping us with our shop work and administration.(彼は私たちの店の仕事管理をボランティアとして手伝ってくれている

「volunteers to」とは


「volunteers to」とは、ボランティアをする、奉仕活動をするという意味の英語表現である。「to」の後に続くフレーズで、どのようなボランティア活動を行うのかがわかる。
・She volunteers to visit elderly.(彼女は高齢者訪問するボランティアをしている)
・He volunteers to feed the homeless every weekend.(彼は毎週末、ホームレス食事提供するボランティアをしている)

「volunteer」の使い方・例文

・The children care center is relying on volunteers to run the office and answer the phones.(児童養護施設は、オフィス運営電話応対をボランティアに頼っている)
・Since it would be a highly difficult mission, the General asked for volunteers.(それは非常に困難な任務であるため、将軍志願兵求めた
The organization emphasized that all the people taking part in the survey were volunteers.(その組織は、調査参加したすべての人がボランティアであることを強調した
・Charities such as Red Cross are always trying to recruit volunteers to help in their work.(赤十字などの慈善団体は、仕事手伝ってくれるボランティアを常に募集している)
During the emergency most of staff volunteered to work through the night.(緊急事態の間、ほとんどのスタッフ夜通し働くことを志願した
You can accuse me of warlike, but I still would volunteer to fight in a war.(あなたは私を好戦的だと非難することができますが、それでも私は戦争で戦うことを志願する
・She would not volunteer any information about her ex-husband whereabouts.(彼女は、元夫居場所に関する情報自発的に提供することはなかった)
As a volunteer on the animal rescue project, I am really fulfilling new life.(動物救出プロジェクトのボランティアとして、私は本当に充実した新生活送っている)
It's a volunteer helper with no paid professionals.(賃金発生しないボランティアのプロヘルパーである)
The church was built by volunteers.(教会はボランティアによって建てられた)
・My uncle volunteered for military service.(私の叔父兵役志願した

ボランティア【volunteer】

読み方:ぼらんてぃあ

志願者の意》自主的に社会事業などに参加し無償奉仕活動をする人。「—で日本語教える」「—精神

「ボランティア」に似た言葉

ボランティア

Volunteer

【概要】 本来の仕事以外の活動自発的にやる人。必要経費受け取ることはあっても、人件費はただ。人それぞれ無理のない範囲で、自分できることをやればいい。  

【詳しく】 エイズのボランティアの仕事は、感染者患者支援電話相談教育活動イベント開催ロビイ活動資金活動など行政エイズ対策比べる柔軟性があるのが特徴で、お互い意見交換しながら補いあい、協力しあう。逆に欠点人材の確保トレーニング継続性、そして慢性的な資金不足である。分類切り口によって、NPO(Non-profit organization非営利団体)、NGO(Non-governmental organization非政府団体)、CBO(Community-based organization:地域活動団体)などがある。事務局メンバー給与得ている場合もある。

《参照》


ボランティア

社会良くするため、時間技術自発的に無報酬提供する人のことです。


ボランティア

作者神吉拓郎

収載図書明日という日
出版社文芸春秋
刊行年月1986.10

収載図書明日という日
出版社文芸春秋
刊行年月1989.11
シリーズ名文春文庫


ボランティア

作者ジェイムズ・ラスダン

収載図書シャンドライの恋
出版社角川書店
刊行年月2000.1
シリーズ名角川文庫


ボランティア

作者小川有里

収載図書究極のじじ、ばば童話 悟りおじいさんぎらぎらおばあさん
出版社日新報道
刊行年月2000.11


ボランティア

作者山本文緒

収載図書ファースト・プライオリティー
出版社幻冬舎
刊行年月2002.9

収載図書ファースト・プライオリティー
出版社角川書店
刊行年月2005.6
シリーズ名角川文庫


ボランティア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 22:16 UTC 版)

ボランティア: volunteer)は、自らの意志により志願すること。特に日本語としてのボランティアは一般的に、公共性の高い社会への奉仕チャリティー)に際して用いられることが多い。ただし「仕へ奉る」活動という字義や、また戦前の「勤労奉仕」のように過去には強制性を伴う活動で用いられた名称である歴史的背景があることから、自発性のみを意味するボランティアとは似ていても異なる点は注意を要する[1]。従って、学校や企業が生徒や社員を動員して行う「ボランティア」は正確に言えば「社会奉仕活動」である。なお文部省の定めるボランティア活動の基本理念は、公共性、自発性、先駆性である[2]


注釈

  1. ^ ボランティアであっても法的責任は問われる[3]

出典

  1. ^ 早瀬 昇 (2017). ボランティアコーディネーション力・第2版. 筒井のり子. Tōkyō: 中央法規出版. ISBN 978-4-8058-5493-8. https://www.worldcat.org/oclc/982489893 
  2. ^ 生涯学習審議会「今後の社会の動向に対応した生涯学習の振興方策について(答申)」の送付について”. 文部科学省. 2018年8月22日閲覧。
  3. ^ 有住淑子「ボランティア活動と法的責任」(PDF)『予防時報』第221号、日本損害保険協会、2005年4月、14-19頁、NAID 40006710734 
  4. ^ 「ボランティア」の源流は聖書が起点である―『石巻かほく』つつじ野 (2017年11月21日付)
  5. ^ 岩村義雄 (1 May 2016). 「キリスト教とボランティア道」 ―水平の<運動>から,垂直の<活動>に― (PDF) (Speech). 東京大学本郷キャンパス. 2018年6月30日閲覧
  6. ^ 八木雄二『神を哲学した中世』新潮選書、p.71。
  7. ^ 池田浩士「『ボランティアとファシズム』」2019年5月20日。 
  8. ^ ボランティアについて” (PDF). 厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課. 2018年8月22日閲覧。
  9. ^ MPH, Stephanie Collier, MD (2022年10月17日). “How can you find joy (or at least peace) during difficult times?” (英語). Harvard Health. 2022年12月23日閲覧。
  10. ^ https://www.coursera.org/lecture/popularity/what-functions-of-aggression-are-related-to-popularity-and-rejection-SanVs”. Coursera. 2022年12月23日閲覧。
  11. ^ W杯前後で印象が一変、現地取材記者が経験したロシアのおもてなし
  12. ^ 付属資料4. 高齢者の社会参画についての企業やNPO等の実態に関する既存調査一覧 内閣府共生社会政策統括官
  13. ^ “泥かきやごみ撤去に汗 被災地でボランティア活動本格化” (日本語). 日本経済新聞 電子版. https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33010840U8A710C1AC1000/ 2018年9月16日閲覧。 
  14. ^ 茨城・常総から真備へ「恩返し」 15年被災時にボランティア支援」『山陽新聞デジタル|さんデジ』。2018年9月16日閲覧。
  15. ^ 神戸新聞NEXT|総合|「9年前の恩返し」 佐用町民、豪雨被災地に支援のタオル”. www.kobe-np.co.jp. 2018年9月16日閲覧。
  16. ^ 東北や神戸から真備へ「恩返し」 ボランティア2千人が復旧支援」『山陽新聞デジタル|さんデジ』。2018年9月16日閲覧。
  17. ^ “西日本豪雨:「困った時はお互い様」恩返しのボランティア - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20180730/k00/00e/040/219000c 2018年9月16日閲覧。 
  18. ^ “西日本豪雨:被災地へ「恩返し」 住宅無償貸与など 県内で支援広がる /栃木 - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20180712/ddl/k09/040/207000c 2018年9月16日閲覧。 
  19. ^ “「大雪の恩返しを」豪雨被災地へ 舞鶴市に福井県からボランティア | 社会 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE” (日本語). 福井新聞ONLINE. http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/620935 2018年9月16日閲覧。 
  20. ^ <西日本豪雨>宮城からも続々とボランティア 汗だくで作業、思いは一つ「震災支援の恩返しを」」『河北新報オンラインニュース』。2018年9月16日閲覧。
  21. ^ 梅パワー届け 恩返し」『YOMIURI ONLINE(読売新聞)』、2018年9月13日。2018年9月16日閲覧。
  22. ^ “3連休でボランティア続々 北海道地震の被災地” (日本語). 47NEWS. https://www.47news.jp/news/2769138.html 2018年9月16日閲覧。 
  23. ^ “被災地でボランティア“始動” 広がる“支援の輪” - FNN.jpプライムオンライン” (日本語). FNN.jpプライムオンライン. https://www.fnn.jp/posts/00400674CX 2018年9月16日閲覧。 
  24. ^ “北海道地震:宮城から80歳の恩返し ボランティア続々と - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20180916/k00/00m/040/090000c 2018年9月16日閲覧。 
  25. ^ INC., SANKEI DIGITAL (2018年9月12日). “【北海道震度7地震】列なすボランティア希望者 冷え込む中、被災者の力に” (日本語). 産経ニュース. https://www.sankei.com/affairs/news/180912/afr1809120005-n1.html 2018年9月16日閲覧。 
  26. ^ “受けた恩、他の被災地へ 愛媛県にボラバス運行、土のう袋寄付 - 大分のニュースなら 大分合同新聞プレミアムオンライン Gate”. https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2018/09/13/JD0057308948 2018年9月16日閲覧。 
  27. ^ “西日本豪雨:熊本地震で被災のボランティア、汗ぬぐって恩返し - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20180715/ddm/041/040/052000c 2018年9月16日閲覧。 
  28. ^ 「惨禍語り継ぐ 阪神大震災20年=下=」2015年1月15日、日本経済新聞朝刊39面。
  29. ^ あの恐怖と屈辱は、記憶よりさらに奥に刻みつけられてしまっている。”. 2011年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  30. ^ それでもなにかできることを。~昨日の続編”. 2011年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  31. ^ a b 世界の人々を迎える五輪ボランティアの仕事とは」『ニコニコニュース』。2018年9月15日閲覧。
  32. ^ a b “五輪ボランティアスタッフに学ぶ、従業員満足度と顧客満足度の連係。(葛山智子)” (日本語). Number Web - ナンバー. https://number.bunshun.jp/articles/-/545535 2018年9月15日閲覧。 
  33. ^ 若松千枝加「五輪ボランティア経験のキャリアへの活かし方・2012ロンドン大会に学ぶ。~若松千枝加(留学プレス編集長)」『留学プレス(PRESS)|留学・旅・グローバル教育のニュースサイト』、2021年1月29日。2018年9月15日閲覧。
  34. ^ ボランティア体験記 〜ボランティア経験者にインタビュー〜 第1回 | 東京ボランティアナビ―東京2020大会に向けたボランティアウェブサイト―」『東京ボランティアナビ―東京2020大会に向けたボランティアウェブサイト―』。2018年9月15日閲覧。


「ボランティア」の続きの解説一覧

ボランティア

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 02:36 UTC 版)

語源

英語 volunteer

発音(?)

ぼら\んてぃあ

名詞

  1. 篤志奉仕。: 自分意思社会事業などの奉仕活動をする
  2. 自発的な行動。:有償無償かかわらず自分意思で行う行動
  3. 無料奉仕。:自発的という意味は薄く無償であることを強調する場合使われる
  4. 志願兵

原義は4であり、2の「自発的な行動」という意味であったが、昨今は3の意味使われることが多い。


「ボランティア」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



ボランティアと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ボランティア」の関連用語

ボランティアのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ボランティアのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中四国エイズセンター中四国エイズセンター
Copyright (C) 2024, Chugoku-Shikoku Regional AIDS Center
あったかタウンあったかタウン
(c) copyright2024 kaigo-service.all rights reserved
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのボランティア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのボランティア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS